2011年8月12日金曜日

20110812 水より薄いもの

本日の採血結果。

WBC 3,850 /ul (L)
RBC 354 *10^4/ul (L)
Hb 12.3 g/dl (L)
PLT 6.6 *10^4/ul (L)

Ne 1,840 /ul
Ly 1,500 /ul
Mono 448 /ul

まあまあ、ぼちぼち。
ひょっとこしたらと思って、外泊か外出を…と願い出ると外泊の許可が出たのでした。
よかった。
久しぶりに帰れますよ、と。
iPadを同期してきます。
それくらいかな。

何と気がつけば、世間様にはお盆が来ているという。
ふむ。迂闊だったわい。

育った場所を失くしたので、帰郷する場所が無い。
や、無くて清々。とはなかなか思えなかったけど。
でも、育ったところも、環境も、正直、帰る場所にはしたくないくらい好きじゃない。

たぶん、ヒトにはそれなりに歴史があって、それこそ「人生いろいろ」なのですね。

たとえば、紆余曲折がいろんなカタチであっても、いまの現実が全てじゃないですか。
ただいま進行している状態。
私自身が、いま大事にしているものを蔑ろにされるところには、誰も好き好んで近寄らないんですよ。

そんな事を考えたりしていると、お墓にも思うところがあって。
お墓が出来る過程に関与していなかったもんだから、なんだか納得がいかなくて。
「なんだかなあ」っていう感じのやつが。
面白いもので、まあ、みんなでいろいろ考えてやってくれてありがとう、とか思いながらそういう気持ちはずーっと残って、オマケにどんどん大きくなるさあ(沖縄弁で)

沖縄行きたいなあ。
とか思うので、沖縄の海あたりに散骨して貰って。
お墓いらないや、じゃなくて、お墓に入りたくないや。
そんな風に思うようになった。

もともと、お墓なんて無駄なスペースで、いつかそこいら中がお墓だらけになっちゃうのに、どうすんだ。
そんな風に思っているから、いつからだか、散骨が認められた時には、「やった」って思った。
もともと、そんなんだから、お墓の話に気がつかなかったのかもしれない。
私は、お墓欲しくないけど、あの人は欲しいんだろうか? みたいな。

ちょっと、変な話かもしれない。
宗教にも、噛んでないし。
なんか、象徴的なものとか、何かを誤魔化したり、うやむやにするものとか。

「お前はいらない。」みたいなことや、「あんたには頼らない。」みたいなことを言う、そのお腹の中の気持ちは、何となくわからんでもないけど、出て来た言葉は一人で歩いていくからねえ。
自分でも、子供を叱るときにネガティブな言葉を使いたくないけど、よく出るよね。
それをバネにして欲しい、とかって思うのはずいぶん勝手な考え方なんだと思う。
一人で出かけた言霊は、「なんだかなあ」と言う気持ちを肥料に、いつか大きく花開くのです。
ラフレシア?


そんなことを思う、(くそ)暑いお盆なのです。