2010年7月30日金曜日

治療 16日目 抜け毛が目立ってきましたが。

本日、入浴日。
ガシガシと頭を洗っておりますと、泡にまみれた手に髪の毛が。
朝の起床時点で、枕周辺には髪の毛が散乱。
ワクテカです。

外泊できたらば自宅でヒゲトリマーを使って、こざっぱりと頭を刈って来れるんだが。
さっき研修医先生がやって来て、「さらに白血球が下がって来ていると思いますので、明日も採血します。」ってお話。
下がってなかったら、帰ってもイイ? っていちおう無駄を承知でキイテミタ。
「いや、ソレはたぶんムリだと思いますよ。」
流石に苦笑いだよ。
うん、そうだろうね。あきらめるさ。

昨日のタキソールに対しては、もう最初からプリンペランを出して貰っていたので、むかむかも問題なく対処できている。
思ったほどには、だるくない。やはり、舌が少し白味がかっている。ちょっとカビが勝ち気味なのかね。

しかし昔は、歳をとれば思慮深くなるやに思っていたが、現実はそうではないことにだんだんと気がつくものですね。
私は、そんなに長生きできないので、むしろあんな醜悪な歳の取り方をするチャンスがなくて喜びさえします。
同室の年寄りの醜いこと。いえ、姿では無いのですよ。
どんな生き方をしたら、それほど横柄に自己中心的になれるのかしらと。
年寄りに教えてもらうコトは何もないですよ。都知事とかをみていると、たまに老害とか妄言とかって思ったりしませんか。
あれは、あの方はまだマシなほうで、一般庶民の年寄りがこんなところへやって来ると、丸裸になりますよ。
ま、病気なんだから、とひいき目にみてあげましょうね。

でも、ひとの行く末は皆同じですからね。
わたしは、了見が狭いので、あたりまえのマナーやルールを守らないひとが苦手です。
あ、あとデリカシーが理解できないひと。
入院が長くなってきて思う様にならないコトがあったりすると、そんなふうに八つ当たりな気分になるのです。
わかりやすいですね。
思っているだけで、何にもできない小心者ですけど。

土日は、ひまだなぁ。
基本的に何も起こりようが無い二日間ですからね。
iPadでFarm Storyでミズを撒きあるいてお友だちを増やしましょうかね。
すばらしい予定だわ。

月が変わるから、来週の月曜日の採血は腫瘍マーカーを見るだろうな。
主治医の頭は、たぶんそのコトを効果判定といったか。
どうしよう、楽しみにするべきか。
ギュルギュルとあがっていたらどうします。
どうしましょう。
アバスチン、FDAは乳がんダメって言ってるな。
大腸癌にはいいみたいだが、得手不得手があるのかネガティブなデータも出てきてるカンジダなぁ。

そうそう、この週はずーっと声がかすれて出ない。
喉が痛い、じゃなくて声が出ない。も、ささやきで看護師さんとヒソヒソお話してますよ。
抹消酸素はね、少し改善してラクになっている感じがする。 でも、ベッド周りしか動かないしね。本気で動きまわると苦しくなるのかな。いちおう、起きてベッドに座っての生活を心掛けています。
横になって過ごすようになると、ねぇ。
動いて苦しくなって来るとすると、そろそろそんな感じになっちゃうよね。
それはマズイ。

アバスチンの相手が、以前不応だったカルボプラチン+タキソールってのが気にいらないんだよな。
効果がありさえすれば、なんの文句もございませんし、感謝だってしますけどね。
マーカーが改善していたら、次のサイクルを導入してから退院かな。導入は私の希望だが、する前に追い出されるのはなんとか回避しよう。外来での立替払いはインパクトが大きすぎるから高額医療の保険証対応でやり過ごさねば。
おお、月が変わると云うコトは、入院費の支払いで計算書があがって来るぞ。ナンボじゃろ?
マーカーが上がって効いてなかったら、そん時はアリムタの準備で葉酸の御世話かしら。

いよいよ選択肢がなくなってきたぞ。
キャーヽ(;▽;)ノ

2010年7月29日木曜日

治療 15日目 一回目の終わりなんだが。

朝、二番目ぐらいで、採血。
他はいつもと変わらない一日の始まり。

「ゲゲ」を見てたら、研修医先生登場。
今週は、病棟での担当医の先生は、夏休みをとっていて一週間はフザイ。
もっぱら、かの研修医先生がガンバってくれている。

片手には、検査結果を印刷したA4サイズの藁半紙色の紙。

研修医先生が云うことには、白血球が3,000をちょくっと切っている、と。
好中球は1,500以上あるけど、ここは様子をみて治療はお休みにしましょう。
土曜日にもう一度、採血を行って判断しましょう。
って言うじゃない。

白血球は、ほんのちょっとだけお得加減の値付け。
正味は3,000なんだけど、奥さん可愛いから負けて 2,980にしとくわ、っていう数字。
此れは、以前にお世話になった、濱ちゃんならやってるんじゃなかろうか。
そう思ったのが、口をついて出てしまって。
「これ、出来るんちゃうん?」って言ってしまった。
ごめんね、研修医くん。
微妙に、恐縮した感じで帰って行った。

なんのコトはない、残ったのは自己嫌悪と、「明日は帰られんバイ」と云う事実。
ちぇっ

本日、至極 暇になってもうたやんけ~
ナニシヨウカイ と考えていると、木曜日の恒例行事のシーツ交換が始まったので、脱出。
売店で新聞を買い、シーツ交換が終わったベッドに戻っておとなしくしていると、ふたたび研修医くんが登場。
「主治医が、今回が最後だから患者さんの希望があれば治療を行ったら、と云われました。」
お前が希望するんなら、という地雷は踏まされているが。

多分、担当医からは、白血球が3,000切るようなら中止。って、下限を決められて指導を受けていたんだろうな。
中途半端に割っているもんだから不安になったのか、主治医にも指導内容を確認しに行ったんだと思った。
ま、今回が最後の投与。
つまり、このあとは次のサイクルまで休薬で、都合、二週間で回復を待つわけだから、もうちょっとくらい白血球が落ちるのは構わないんだよな。

でも、本当に下がりすぎると困るんだ。
以前に、カルボプラチンとタキソールをやったときには、白血球が下がったまんま戻らなくて、ついに次のサイクルを始められなかった。
そのあとも白血球が上がらないから、出来ることがなくなって、効果判定を先にやってみたら、効果なし。
結局、薬剤を変更することになったんだよな。
そうそう。思い出しました。
カルボプラチン+タキソールは、一回のサイクルしか経験がないんだ。

経緯はこんな感じでしたが、詰まるところ、治療をスケジュール通りに熟すことが叶いました。
採血の結果待ちでのスタートは、それ自体が遅くなるのに、ヘンテコな「あとだし指示」みたいなことになったので、午前中に薬剤が、病棟に上がってくることは到底なく、治療は午後からになりました。

今日も、先週と同じくタキソールの投与が目的で、そのためのステロイド、制吐剤、H2RA、生食です。
タキソールは稀にショックがあり、スタートしてから15分くらいは、看護師さんがずっと側についているのですが、その時にむにゃむにゃお話していて…。

最初に、制吐剤の点滴を30分で入れるときに、その惻管、横槍を入れて、H2ブロッカーとステロイドを注射器で入れてゆくのです。このときに、痒みを訴える患者さんが多い、らしい。
じつは、手が届かない微妙な位置や、掻きむしることをはばかる様なところが、ひどく痒くなります。
例えば、おしりの穴の周り とか。
むずむずして、たまらんとです。しばらくすると治まるんですがね。
以前には「覚え」が無いことなので、たぶんステロイドのデキサメサゾンが後発品になってからだと言う話。
ジェネリックの話は・・・ ま、いいや。

ひとつめのサイクルは、なんとか、スケジュールを熟せましたよ。
でも舌苔を見ると、朝はきれいだったのに、ちょっと変化がありそうで。
徐々に減っているのかもの白血球。
3,000を切ったところから、さらに減っているとすると、明日は怠いのかも知れない。

週末の外泊は、かなり無理っぽいので、と云うより間違いなくムリ。
採血もしてもらえない、そんなレベルだと思うね。
諦めておきましょう。ごめんよー。(/ _ ; )

今日は、ステロイドで寝つきが悪いですね。
これも一緒に、諦めておきましょう。

2010年7月28日水曜日

治療 14日目 ズバリ、暇でしょう。

はてさて、書くコトが無いかも。
単調な入院記録にも、飽きてくる頃です。
明日は、当該サイクルの最後の治療薬投与予定日なのですが。

たぶん、朝一番に採血を行って、結果からGOとなるハズです。

しかし、効いとるんかなぁ。
血球がいくら下がっても、毛が抜けても、鼻血が出ても、気にはならんが。
あ、ついさっき、たら~っと自然な鼻血が遂に出た。
毎日が鼻血まみれって、どう?

そこそこと、この身の上に馴染んできて、以前であればもっといろいろと真剣に?なっていたのに。
今回は、なんだかわかんないけど、アバスチンのインタビューフォームも見てない。
添付文書は、眺めたけど。
あまり、興味が湧いてない。
効くも八卦、効かぬも八卦。
そんな感じ。
病棟に作務衣を着て、いつも「努力」とか「根性」って鉢巻き締めてるおじさんが居るんですが。
ひと、それぞれですね。

朝から、「ゲゲゲの女房」周辺以外は、iPadのiPodで、大工さんの作業音をブロックしています。
iPodの機能で、音楽を聞きながら作業できるのは快適ですが、たまにiPodと併用だと落ちてしまうアプリがあって、困ります。
起動も早くて、アプリの切り替えもサクサクなので、是非早いところマルチタスクに対応して欲しいです。
大工さんの作業音が無かったら、ソレほど気にするようなコトでも無かったのに。

風呂あがりに思ったのですが、「ずいぶん肌がツヤツヤに。」(笑)
何かやったわけでも、化粧品を使うわけでも。
ましてや、若返ったわけでも。

タルセバのカサカサ乾燥肌が、普通の年相応の肌に戻りつつ在ると。
うん、だから、正確には「肌が、キモチ程度、ツヤツヤに。」が正しい。
でも、ポロポロと崩れて行くような乾燥肌は、可哀想でしょうが。

首から上が紅潮してて、紅くてカサカサ。
今更、美容上のことは気にしてもしょうがないから、諦めてましたけど。

風呂あがりに、廊下でひさしぶりに主治医の頭をみた。
明日が、最後の治療で確認。
風呂オケ持って、立ち話。
「また、効果判定しましょう。」
おや、なにで。
何でするんかな? もうするんかな?
立ち話だから、きっと、思いつきに違いないとおもうんだけどね。

最近あった、おめでたいコト。
上の娘が、英検三級に合格しなさった。
英検、受けたコト無いや。つぎは、準2級ですか。
下のお嬢が、スイミングでクロール25m泳いでクラスチェンジしたらしい。
たぶん、25mも泳げない私。次のクラスは、50mにターンだって。ちょっとレベルが上がり過ぎね。
さて、週末はこの子の誕生日があったりするので帰りたいんだが、どうですかね。
いずれにせよ、明日の治療が先ですわ。

2010年7月27日火曜日

治療 13日目 大工さん来襲。

久方ぶりのボンヤリした曇り空。
気温も、さほどではあるまい。
暑いばかりでは、ねぇ。

本日は、何の予定はございません。
静かに過ぎていく、だけだったら ええのに。

昔、たぶん「ネコと魚の出会い」みたいなタイトルの本だったと思う。
そこに書かれていたネコが嫌うタイプの人間のコトを、「大工さん」と称していたので、その本を読んで以降、私もそのタイプの人間を「大工さん」と呼んで憚らない訳だ。

なんのコトやら?

先週末に、新しい同室の患者さんがやってきていたのだが。
その方が、どうにもこうにも「大工さん」なのだ。

これまでも、「大工さん」とは同室になったコトがある。
正直、いやだ。
わたしは、静かに療養及び治療に専念したいので、そこいら中で大工道具をひっくり返すようなコトはして欲しくないのだ。
実は此の方、「大工さん」の上に露出狂の癖もお持ちで、わたしの知りうる限り最強の「大工さん」である。

看護学校の学生が、実習に来たりします。
そう云うときに実習生が割り当てられるのは、ご高齢の方で若干に手間の掛かる方だったり。
本日、はじめて実習生があてがわれた「大工さん」。
実習生が、ノーコントロールで引き出しを開けまくるもんだから、一時間以上も「大工さん」は大工仕事を展開して、同室の方々は耳が難聴になる一歩手前の騒音でした。

もう少し声が小さかったら…、ちょっと口数がやたらと多くてデリカシーの無い、ただのおっさんなのに。
だいたいは、耳が悪かったりされると、声も大きくなる傾向が。

そう、露出狂。
たまに、いらっしゃる。大部屋で自分のベッドをフルオープンにされていて、なんの気兼ねが無い方。
わたしは、あまり自分がベッドに居る様を他人様に観られたいとは思いませんし、まして他人のその姿を覗き見る趣味は無いです。
ましてやおっさんをや。
ちゃんと、ぐるりをカーテンで囲めるんで、一部だけでも目隠ししておいて欲しい、目の毒警報。
ついには、カーテンを巻き切って束ねてしまって居るのは、いかなるコトで?
変わった趣味としか、言いようが無い。

この部屋が半分空いていて、他の部屋とのバランスを欠くからなのか。
この夕方には、似たようなタイプのおっさんが他の部屋からやって来た。
なんだか、「大工さん」の棟梁と見習いって感じで。
「大工さん」増量中。
ネコがノイローゼになる煩さ。

明日から、病勢に負けそうな悪寒。

すこおし、血球が下がってきているかな?
まわりが五月蝿いせいかも知れんが、夕方から少ししんどくなっています。
朝は、洗面で顔を洗っていると鼻血がとろーりだし。
若干、喉がイガイガで、咳きっぽい。白色痰がでる。
いやなのは嗄声で、おととい辺りから声がどんどん出にくくなっている。

夜は夜で、空調が切れて暑いと五月蝿い。
明け方は五時前から、ごそごそ動きだし、電気カミソリでヒゲをそる。
あゝ今夜は静かな夜だといいのに。
個室に憧れてしまう湾。

2010年7月26日月曜日

治療 12日目 窓際にいらっしゃい。

外泊から帰ってくると、六人部屋の反対側にある三つのベッドが空っぽだった。
土曜のお昼頃に、お三方揃って退院された様だ。
なんとなく、そういう話は漏れ聞えてくるので、二人が退院ってのは知ってたんだがな。
大部屋なんて、他人の治療状況が丸わかりだからな。
どこのプライバシーに配慮しています、なんて云うんだろうか。

ともあれ、朝がやってきて、空いている窓際のベッドにお引っ越しいたしました。
反対側の病院の建物が見えるだけだが、窓から外が眺められるのはいいコトだ。
精神衛生上も、こっちの方がイイ。
でも、日射しが暑い。
今年の暑さは、なかなかですね。

お昼ご飯が終って、これからがますます暑くなりますよっていう時間帯に、突然、空調が不調になって冷房は止まってしまいました。
なんというコトでしょう。
看護師長が、各病室をまわって事情を説明しつつ、窓を開けてまわるという。
なんという、情けない光景。
この一日の中で、最も気温が上がるというこの時間に。
空調が止まるなんて、おそろしい。
夜は夜で、そこそこの時間で空調が止まるからね。
本当に調子の悪い人は、夏場には入院しない方がイイ。
季節の変わり目に調子が悪くなるのと一緒で、この時期に入院すると死期は早まる。

本日は、採血と検尿。
あと胸の写真をとりました。

検査値は、google documentsを更新してます。
スルッと、白血球が4,000/ulを割ってます。
やっぱり、そろそろ下がるのね。
総蛋白が、5.8 g/dl ALBも 3.4 g/dl と相変わらず低い。
しっかり、おいしく食べてんだけどね。うーん。
肝機能は、全般的に小康状態に近づいている感じ。
とりあえずは、赤白、血球が増えて欲しいす。

お風呂に入って、鼻をかんだら、鼻血がてろーんと出てきた。
やなかんじ。
血小板は微妙に減ってるけど、20万は十分にあるから、アバスチンに関連ですかね。

一昨日辺りから、整形外科で出して貰っていたセレコックスが無くなってしまいました。
本来の消炎鎮痛剤としての目的で使ってなかったけど、痛みはしっかりと抑えてくれていたようで。
抜けてみて、はじめてわかるその薬効。
あちこち痛くなってきた。

もとは、ムチ打ちだったよ。それは痛い。
あと、肘の腫れは、腫れこそ引いたモノの、チクチク痛むではないか。
胸も、やっぱりそれなりに痛いような気がするよ。
もうちょっと痛くなるまでは、気のせいにしておきたいが、どうなんだろうか。

2010年7月25日日曜日

治療 11日目 外泊から帰ってきた。

土曜日から日曜日と、外泊をしてまいりました。

土曜日の朝に採血して、その結果で白血球数は問題にならなかった為、外泊の許可をいただいたのです。
総数で、4460/ulありました。
むしろ、増えて。
そういうコトもあります。

自宅のPCから、検査値のシートを貼りつけましたが、なかなか便利でしたね。
もっとも、またiPadでは確認できない状況。
Flashが使えないというのは、なかなかに不便なのかも。

自宅でブラウザはChromeを使っているのですが、他のInternet Explorerとか、Safariからどのようにあの表計算シートが見えているのか確認して居ないので、ひょっとしたらもの凄く醜いコトになっているのかもしれませんね。
初発の頃から、検査値は残してあるので、小分けにして貼りつけてみてもイイかもしれない。
ただ、行は固定できるのに、列が固定されないので、横にスクロールするとなんの検査項目を見ているのかが分からなくなって、ちとよろしくない感じ。
直せないと思うので、期間を短くコントロールしましょう。

先週の外泊時より、入っている薬剤の量が少ないからなのか、いくぶんかに治療効果があったのか、どちらなのかは定かでは無いですが、すこし、ラクに過ごしました。
とても、暑いくて暑くて、過ごし難かったけど。
夏は、そこそこに暑くないとね。

明日は、また採血と検尿。
この木曜日に、今回のサイクルの治療では最後のタキソール。
さて、予定どおりにこなせるでしょうか。

そろそろ髪の毛も、根性のやわっちいのが抜け始めている感じ。
たぶん、一週間先ぐらいにはバサバサ抜けるはず。
シャワー浴びると、排水口が髪の毛でつまるんだよ~。
前回やった、カルボプラチン+タキソールのときには、ちょうど、そんくらいのタイミングだった。
タルセバで増えた髪の毛、さようなら。
この手の薬剤にお世話になるからには、あんまり髪の毛とは仲良くなれないなぁ。
朝起きたら髪の毛がバラバラしてると汚いので、お掃除用のガムテープも準備完了だ。

さて、明日からも元気に入院生活を送るべし。

2010年7月24日土曜日

Google documents 2010年の検査値


あきらかに、変な数値が入っていたりする。
2009年12月のCRPが65.0ってのはどうしてあんなことになってんだろう。
近いうちに直します。
やっぱり、PCからでないとこういう事はできないねぇ。
iPadだとの3G回線では、重いし、表示が限られて無理でした。
こういうことは、外出がかなったときにやってみましょう。

2010年7月23日金曜日

治療 9日目 今日の日記。

いよいよ、何にも無い日がやって来た感じです。


あ、仲の良い看護師さんに借りた「女帝」愛蔵版を最終巻の12巻まで読んで感動しました。
なかなかに、波瀾の人生でしたね。
ま、マンガだからね。
二年前に入院した時に、知人が6巻あたりまで(その当時、愛蔵版はそのへんまでしか出てなかった)を貸してくれて読んでいたのを、その看護師さんに又貸ししたんだが、すっぽりハマったらしくて、入院の度に新刊が追加されて、読み直したりしている。
ついに、最終回をこの目にしてしまった。
本当は、こんな機会なんか無い方がよかったんだが。


思っていたのは、10巻あたりで終っていると思っていたのに、12巻はかなりの長編でおじゃる。
たしか、ドラマで加藤ローサだったかがやっていたらしいが、観なかったな。
あの人、下手そうだし。
それよりは、此の間の「女帝・薫子」の「おら負げね」の方が、ばかばかしくてよかった。
日曜の深夜に、ドラマってのはよかった。
意外に観るもんだ。


金曜日は、定期で服用している薬剤の払い出しの日。
いま、飲んでるのは降圧剤でβブロッカーのメインテートと、プロトンポンプ・インヒビターのパリエット。
セレコックスをこそり、飲んで。
口内炎が治まったので、ムコスタ・ゾロは止めている。
同じ理由で、アズノールの嗽もやってない。
あとは、ムカムカにプリンペランを短期に。軽い抗コリン剤だが、ちゃんと口渇は出るし、膀胱容量が増えてトイレの回数が減るな。いや、トイレの回数が減ったので、カルボプラチンで腎機能が落ちたのかと一瞬、思ったのだ。
ドキドキしたんだぞ。
喘息様症状に吸入薬で、β刺激薬のセレベントと吸入ステロイドのフルタイド200ディスカスを使っている。
調子が良いと、吸入しなかったりするんだけど。
ま、そろそろなくなるので、出してもらう様にお願いした。


出て来たら、セレベントは普通に出て来たんだが、フルタイドはエロゾルの剤型が出て来た。
パウダーのディスカスで、お世話になっているので、エロゾルは嫌だ。
いつものを出して貰って、と看護師さんに頼んだら、担当医がやって来た。
ディスカスの口座をカットしたらしい。
フルタイドは、エロゾルしか口座が残って居ない。
なんですと!?
吸入ステロイドなら、他にもパルミコートとかむにゃむにゃ有るよって。
それじゃダメ? とかいう話。
いろいろ話をきいていると、アドエアーの名前が出て来たので、じゃセレベントを止めてアドエアーの一本にしましょうってことにした。
アドエアーは、セレベントとフルタイドがひとつになっている、いわゆる合剤というか配合剤というのか。
そんなだから、まぁ、ひとつで済むという感じ。


でも、上がって来たのを見てみたら、アドエアーのエロゾルだった。(笑)
パウダーのディスカスもあるんだが、何故、エロゾル?
パウダーだったら、自分のタイミングで吸入できるのに、エロゾルだとタイミングを合わせないといけないからなぁ。
最近は、粒子径が小さくなって、タイミングが合わなくても吸入効率がイイというのはキュバールって製剤の話で聞いたことが有るが、タイミングが合えばもっとイイだろうが。昔はその吸入効率のためにいろいろ工夫したのに。
不思議だな。
もっとも吸入が出来ない状態とかだと、パウダーは吸えないから、ベッドサイドにはエロゾルの方がいいのかな。
開封しちゃったので、ディスカスの口座があるのかも聞く気になれなくて、諦めたんだ。
いちおう、今度は確認してみようかな。


明日は土曜日、週末だ。
外泊したいんだがなぁ…。
ちょうど、タキソールの投与が二回目を過ぎたあたりからが、白血球数は下がりやすいのだそうだ。
だから、「帰りたい」って伝えても、すぐにはOKが出なかった。
明日の朝に採血してみて、「その結果で許可を出しましょう」ってコトになりました。
白血球数は、自覚症状では判断ならんものなぁ。
気持ち的には、一杯ある積もりなんだが、気持ちだけじゃあダメだもんね。
今日のお昼ご飯には、バナナがあったので、気休めで期待。ばかばかしいな。
何も無い一日にしては、下らないコトばかり書いて居るでは無いか。
はんせい。




Google document でつくった検査値のシートなんだが、iPadからではリンクが生きているのかどうか確認できないので、どうしようかと思ったが、ちょっとほっておいてみる。外泊できたら自宅のPCで確認して蒼くなろう。

2010年7月22日木曜日

治療 8日目 今日はタキソールだけね。

今朝は、土日でも無いのに後ろ体重な時間の流れ方をしていた。
ゆっくり、ワンテンポ後ろに外されているような。
目の前に予定がある人間は、イラっとさせられる。

ともあれ、採血をして貰って、白血球数が治療に耐えられる数はちゃんとあるので、8日目の治療を受けました。
初日のレジメンから、カルボプラチンとアバスチンを抜いたもの。
初日以外の治療日には、タキソールしか抗癌剤は入らない。
タキソールを入れたあと、100mlの生食をだーっと流して、血管炎の予防なんでしょうね。

以前やった、ビノレルビン/ナベルビンも温かいおしぼりで血管を温めながら点滴を落としたり、同じように生食をだーっと流してました。
たぶん、あいつは最強なんでしょうな、終わったあとには、皮膚の上から血管に向けてステロイドを塗って血管炎を抑えようとしてました。でも、あんまり効果が無かったかな。かならず3日4日は傷んでましたよね。
あれで、左腕の血管はボコボコになったのだ。

採血をして、結果を確認して薬剤をオーダーして、薬局から薬剤が病棟に上がって来て。
後ろ気味の展開ですが、薬剤が少ないから昼前には終わりました。
よかった。
ボコボコの上に、「血管が細い」と非難までされてしまうようになって(笑)
若い看護師は左腕を一瞥して「右腕にしましょう」とすばやく諦める。
ま、スイスイと終わったから、いいんだ。

やっはり、タキソールはフワフワする感じ。
すこし、フワフワが続いたので14時頃から一時間チョット、横になってました。
この感触は、外来ではどうなんだろう。
ゆっくりしてから、帰らないとフワフワに耐えられるかな。
順当に行けば来週もタキソールがあるので、もう一度、体感してみましょう。

さて、今朝の採血結果を羅列ダラダラ。
AST 41 IU/l
ALT 50 IU/l
γGTP 118 IU/l 肝機能はワルくなる?

溶血 0
黄疸 0 終ってくれたかな。

WBC 3540 /ul
RBC 368 *10^4/ul
Hb 12.4 g/dl
Ht 37.1 %
Ne 1900 /ul 53.7%
Ly 1313 /ul 37.1%

白血球数はそんなに変わってない。
でも、赤血球。
ヘモグロビンが下がり始めた。
末梢酸素濃度が低くなるのはコイツのせいにしておきたい。
(検査値略号)

ご飯は、口内炎が痛まなくなって、むしゃむしゃ食べられるようになった。
まだ、瘢痕状態。最後の方はひどかった。六月のはじめから、舌先が1.5cm×.5cmの楕円型にエグレていって止まらなかった。
痛く無いところをつかって、チマチマと噛んでは、ほとんどを呑み込むような食事はまったくよろしくない。
舌先なので、咀嚼で食物を口の中で廻せないのは、キビシかったな。
あのまま、タルセバが続くと、さらにもっとえぐれていたのな、きっと。
止まってよかった。本当に嬉しい。

ご高齢の方では、胃瘻なんかじゃなくて、食事介助を積極的に導入して咀嚼を促すと状態が良くなるとも聞くものな、と無責任に書いてみる。ほんとうに無責任にだ。
で、実際に口全体を使って、ご飯ももしゃもしゃ食べていると、いい気分になるし、幸せだと感じる。
ソレから離れていたことを、辛いことだなぁと感じる。
病院の食事は、基本的に美味しくはないけれど、でも、おいしく感じる。
食事の時間が、とても待ち遠しい。
あと、20分。

2010年7月21日水曜日

治療 7日目 今日はお風呂の日。

明日が、8日目で治療予定日。
今日は、何もない。

朝は、6時半位に明かりがついて、検温の為に看護師さんがやってくる。
気配が近づいて来たら、ゴソゴソと体温を計っておく。
体温を報告して、末梢酸素濃度を測ってもらう。
採血があったら、このタイミング。
明日は、ここで採血してもらう予定。

看護師さんが行っても、しばらくは布団にくるまっている。
もう、どうせ寝つけないので、6時50分頃には顔を洗いに洗面に立つ。
給湯室でお茶を汲んで来て、ニュースを見たりして朝ご飯がやって来るのを待っている。

配膳は、7時30分ごろ。
朝は、パン食でお願いしているので、トーストの場合は給湯室のトースターを使う。
トースターは二台。あと、電子レンジが一台。
食パン時のトースター競争率は高い。
かつては、ご飯食だったのだが、「おまえ、バカにしているだろっ」っていうようなおかずしかつかないので、変更した。
海苔と大根おろしで、ご飯とか。
我慢ならなかった。

「ゲゲゲの女房」を観たら、歯を磨く。
洗面を済ませたら、財布を持って一階の売店までテクテク出かけて新聞を買う。
このシーズンは、読売新聞でやっている。
いろいろ、各紙を巡った。
正直、巨人がキライだが、読売新聞がイイな。
人生相談が、色んな意味で「ふーん」って感じで大好きだ。

新聞を見たり、iPadを使ったり。
10時あたりで、珈琲を淹れてPCでチョット仕事っぽいコトをする。
あー、ひまだなぁ… と思うころに、家人が来てくれるパターンが多い。
家でとっている中国新聞と読売新聞を交換したり、洗濯物を持って帰って貰ったり、持って来て貰ったり。
今日は、今日から夏休みなので、下の娘がくっついて来てくれていた。

そうこうしていると、昼食が配膳されてくる。
昼のニュースを見ながら、ご飯。
ご飯を食べたら、体温を計る。
とっとと、歯を磨いたら、また「ゲゲゲの女房」を観る。
流れでニュースを見たら、中国新聞をながめる。
家から持って来てもらう新聞は、何しろチラシ付きだ。
今日は、ミスドのクーポンがついていた。
iPadのアプリには、地域のチラシをいとも簡単にゲットできるものがあるが、ナマチラシのほうがじっくり暇潰しになる。

チラシを見て新聞読んで、iPadを弄って。
このあたりで、午後の検温を聞きに看護師がやって来る。
末梢酸素濃度と血圧を測って、胸の音も聴診していく。
だいたい、14時を過ぎると眠くなる。
騙し騙し過ごして、15時くらいまでお昼寝。
っと思うんだが、ちぃっと寝るとすっと眠気が過ぎる。
まわりの皆さんは、夜をどう過ごしているのか知らないが、朝夕を問わずにグーグーといわれている。
わたしは、はなから睡眠導入剤で夜はぐっすりなので、あまり眠たくはならない。
クスリを使わないよりも夜に寝られないのは、よろしくない。

夕方、16時すぎにお風呂。
午前中は介助の必要な人が中心だけど、午前中に自力ではいれる人も入ってイイが、もっぱらは午後から。
夜には、当然ながら入られないので極力、遅い目の時間がイイ。
でも、このところ遅めの時間にお風呂の順番を取ろうとする人が多いみたいで、ちぃっと混雑気味。

そういえば、ふと気がついたんだが、入院している人の年齢層が、以前よりも若くなっている様な気がする。
年齢が近いと思う人が、多い。
以前は、60代以降って感じの人のほうが多かった。
ここは、血液内科の病棟も兼ねているので、血液腫瘍の患者さんでは、若いなぁって思うヒトがたまにいたけど。
どうも、肺がんの患者さんでは40歳代から50歳代ってのがメインストリームです。
今が、たまたまだでしょうけど。

お風呂に入る前に、自販機で冷たいモノを買って来て、風呂あがりを機嫌良く過ごす。
脱衣所には、新たに除湿器が設備されていて、これが素晴らしく効果をあげている。
かつて、夏場の風呂あがりは、壁掛けの扇風機が「強」で廻ってもツライ状況であったのに。
いや、快適。

夕食は、18時に配膳されてくる。
さくっと食べて、準夜勤の看護師がやって来るのに備え、体温を計る。
テレビをヘッドフォンで聞き流しながら、こうして日記を書いている。
じきに、看護師さんがやって来て、体温を聞いて末梢酸素濃度を測って、変わったコトがないかとか、明日の予定とか、確認して帰っていく。
あとは、21時に消灯。
テレビも22時には消して寝ましょうね、なのだ。

何もない一日をヒマに任せて書き綴っても、やはり、なんもないな。

今日、わかったこと。
昨日の骨シンチの結果、「骨転移を疑う異常集積像は認めない」との画像所見で、骨転移は無いそうです。
また、先だっての人間ドックで指摘された便潜血を、検便で精査して貰いましたが、二回の検便で指摘されたような便潜血は確認されておらず、「問題は無いでしょう」ってコトです。

ということは、脳転移の瘢痕も消えつつありますし、問題になる腫瘍は肺に在る奴らだけで、他には転移はないのかな。
あとは、今の治療が効果を示してくれるのを期待するだけです。
さ、明日の朝の採血で白血球がちっとでも増えているように、さっさと寝ましょう。

2010年7月20日火曜日

治療 6日目 もう白血球が下がり君。

都合、6日目ですよ。

朝一番に、目をこすりながら採血してもらう。
起きちゃったので、とっとと尿と便を採って提出。
朝ご飯を食べて、新聞を売店で買ってこようかと考えていたら、シンチの注射に呼ばれて放射線科へ。
放射線科の副部長先生に「血管、細っっ」っていわれて、初めて手背に針を入れられてしまった。
けっこう、じょうずだったな。
んで、ついでに、週始めの胸部単純のレントゲンをとって病棟に戻る。
11時すぎに、シンチの撮影に呼ばれて、今日の予定は終了。

標題にお示しいたしました様に、今朝の採血結果では、もう白血球の減少傾向が見てとれます。
タルセバをやってた頃は7,000位あったのに、この度はじめる前には、5,000でしたから。
じゃ、検査値の羅列。

TP 6.0 g/dl
ALB 3.5 g/dl タンパク、アルブミン もう下がって?
AST 41 IU/l
ALT 46 IU/l ここでまた肝機能異常。
γGTP 120 IU/l ガンマはこんなもんだろう。

BUN 14 mg/dl
CRE 1.04 mg/dl カルボプラチンの腎障害は出てないみたい。

CRP 0.149 mg/dl 炎症反応は下がった。薬効?

溶血 1
黄疸 0 タルセバの肝障害による黄疸が引いて、アバスチンの溶血が+。

WBC 3360 /ul 総数がコレダ。
RBC 363 *10^4/ul しんどめなのは、赤が少ないからも知れないなぁ。
Ne 1921 /ul 57.2% 来週の外泊は無さそうです。
Ly 1176 /ul 35.0%

もともとが、赤血球は40万を切ってる様な按配だからなぁ。
この調子だとですね、一回目の4週間のサイクルも休み休みになりそうな悪寒がします。
バナナ、食べるかなぁ。
ファイトケミカル。
レバーも喰うかなぁ。
しかし、栄養があってもソレを作れない状態になっているのが、骨髄抑制という副作用だからなぁ。

Neが、1,500を切ると治療は休憩して、白血球を増やす痛い注射がやって来ます。
ホントに痛いんだから。
中途半端に下がると、注射もしてもらえない、治療も止まったまんま、という非道な状態に陥ったりします。
白血球が少なくなった時って、できるコトって無いんよね。

やっぱ、バナナだな。

2010年7月19日月曜日

ナカヤスミ。

日曜日から月曜日にかけて、外泊してまいりました。
おひさしぶりの自宅は、「ほ」 としました。

ま、何するワケでなく、家のまわりの木々にミズをやって。
ボタンの散歩に出かけて。
娘と買い物に出かけて、「あんたがたどこさ」の練習につきあうとか。

学校で、おぼえたらしい。
「あんたがたどこさ」を唄いながら、ボールを手でついて、片足をくぐらせる。
なかなか、もうチョット練習が必要な感じだったが。
子供の遊びってのは、基本的にはあんまり変らないんでしょうかね。

きょうは、「借り暮らしのアリエッティ」を観に行きました。
映画館が近いと、思い立ってからでも出掛けられるので、ありがたいデス。
おもしろく、観て来ました。
ミヤザキさんみたいに大袈裟な感じじゃなくて、期待どおりのお話でヨカッタ。
志田未来が、チョットっていうわが家の前評判だったが、まあいいや。

ノンビリ過ごしたはずなんだが、どうもしんどい。
タルセバを中止して以降、イイ感触がない。
胸が痛む。
チト、息苦しいではないか。

これまで、末梢酸素が98%を切る様なコトは無かったぞ。
まずい感じだ。

アバスチンは、腫瘍が新しく作ったいびつな血管を壊して、綺麗な血管で抗がん剤を誘導する、みたいな絵柄がアバスチン解説の冊子にはあった。
もともと、カルボプラチンとタキソールは無効だったので、アバスチンのその補助的な作用が発現しなければ効果なんか無いんだ。
タルセバが入っていて、あの腫瘍の病勢があってでは、タルセバがなくなった状況はどうだろうか。

という。
体調がよくないと、いくらでも悪い方に考えられるのだった。

でも、本当にしんどくて。
劇場で、ハリーポッターの予告編をみた。
こんどの最終作は二部作品で、二部作目が公開されるのが来年と聞いて、「あー、ミラレヘンカモ」とか思ってしまった。
ハリポタなんか劇場で観ないし、レンタルで観るのはずっと先だべよ。
結末なんて、きにならないしなぁ。
観ないな。

明日は、朝一に血糖を含む採血。
胸部単純撮影、検尿、検便、骨シンチ。
おお、何だかたくさんあるぞ。
いそがしそうだ。
倒れるかも知れないな。

2010年7月17日土曜日

治療 3日目 今日の日記

本日、土曜日。
特に予定もなく、のんびり過ごす一日。
あ、ほぼ毎日がソレだ。
次の治療での点滴は、木曜日だしな。

土曜日の病棟は、基本的にルーティンワークが少ないので静か。
あえて、ここで検査しなきゃってワケでもなきゃ、検温に来るのもゆっくり目。
たぶん、WeekDAYより人数が少ないんだろう、朝ご飯の配膳もチョット遅め。
遅め亭? バリエーションはイラナイナ。

若い研修医のお兄ちゃんが、せっかく来てくれるので、少しいじって、仕事した気分にさせてあげたりする。
土曜日もご苦労様だ。医者ってのは大変な仕事だと思う。
二年前に入った時の研修医のお兄ちゃんは、鼻持ちならないヤツだったので、たいして愛想はしてやらなかったが、この度のお兄ちゃんは、ちょっと可愛いんだ。
これからも、かわいがってやろうとおもってる。

外泊の許可が出てるけど、今日は、おとなしくして明日一泊してくる。
今日は、イヌのボタンが、去勢手術を受けに出かけているので、ヤツがいる時の方がいいとも思って。

県北の方は、えらい事になっている。
昨日までに対して、今日はとんでもなく良い天気になっている。
梅雨も明けたんだそうだ。
空が抜けるほどの雨を降らせたんだから、梅雨ももつまい。
今年も、出鱈目だったなぁ。
毎年、出鱈目加減が増強されているような気がする。

で、今日の体調。
食事はしっかり食べられる。
口内炎が、どんどん治って行っているので、久しぶりに食事をムシャムシャ食べられていて、シアワセダ。
夕食後、37.2度ってのが、今出たが、ソレ以外の熱発はなかった。
すこし、ムカムカに耐えるのが面倒になったので、プリンペランを出してもらった。
昼からは飲んでいるが、それほど改善してない。
便通が、午前には二度あって、午後からは下って一回。
ナゼ?
この手のクスリは、便秘が常で、下痢ってないよね。
続くとしたら、ちと不安。

タルセバの皮膚症状を引き摺って、肌がカサカサ。
病棟の空調のせいも在る。しばらくしたら、少しはマシになるだろうか。
頭は痛くないが、首から上がのぼせている様な感じ。
昨日ほどでは無いが、顔が紅い。
二の腕から先がよく痺れている。
やはり、手のひらが痺れているのは気分が良くない。
チョクチョク、胸で痛むところが在る。
すこし、白色透明な痰が増えた。
で、やっぱりダルイ。

でも、シスプラチンとナベルビンをやった時みたいに、世界の全てが終わって行くようなツラサは無いので。
どうして効きもしないあんなツライ苦行をするんだろう。ってしょっちゅう思い返す。

夕方、ボタンがどうぶつ病院からの帰りによってくれて、病院の駐車場で面会。
ひさしぶりで、喜んでくれるのは良いんだが、ウレションでびちゃびちゃにされてしまった。
ちっと、シマリ悪いすね。

さて、明日は朝ご飯を食べたらトンズラ。
来週には外泊できるかどうかなんてわからないし、折角の機会を大事に過ごします。
もうすぐ、一週間。

2010年7月16日金曜日

治療 2日目 今日の日記

今日は一日、特に何の予定もなく過ごしました。
昨日の治療の経過、というか副作用の出具合。

ステロイドのお陰で、顔が紅潮しております。
先日は、タルセバを止めて、すっと顔の赤みが引いてくれたのに。
もっと真っ赤になってますけど。

すこし、ムカムカしそうで、意外に肩透かし。
ひょっとしたら、プリンペランを出してもらおうかとか、思っていたけど、このまま行けそうです。
妖怪「しゃっくりダシマクリ」にも出会うことなし。
食事もきちんと摂れている。

掌の痺れが、出たり引っ込んだり。
チョット嫌な感じ。

一回、動悸がした。
あとは、チョット頭が重かったりした。
このあたりは、アバスチンの所為っぽい。

熱は出てない。
でも、全体的にだるくなって来てるよね。

まだ、白血球が下がってくるような時期でもございませんので、この連休で一泊は外泊してもいいよって言われました。
よかったね。
日曜日、月曜日で外泊しようかと、検討中。
明日、調子が悪くなったりしてねw

タルセバで、いつもジクジク困っていた右脚の親指が、あれよあれよという間に乾いていく。
入院して来た時には、テーピングこそしてなかったけど、爪の両端に綿花をつめていたものだから、看護師さんが感心してくれた。
二年間のおつき合いが…
考えてみれば、二年もの間、毎日欠かさずできる事なんて、そうそうないけどなぁ。
と、遠い目。

でも、まだ口内炎がなおってない。
ツライ置き土産。
アバスチンはキズの治りが悪くなるらしい。
口内炎はどうだろう?

大きな毛ガニは気をつけ用。

2010年7月15日木曜日

投与初日 カルボプラチン+タキソール+アバスチン®

今日の治療について。
あさ、採血の結果を見てから投与可否を決定だったので、遅くなるのは目に見えていたけど、やっぱりと遅かった。

ルートを確保するのにも、結構な時間を取られてしまい、始まったのは11時だった。
んで、終わったのは16時30分すぎ。
あらかた、6時間。
今回はアバスチンが初めてだったこともあって、アバスチンの点滴自体、90分もかけていただいている。

わたしも、久しぶりの点滴による化学療法で。
ドキドキした。

しかし、左腕の血管は全部ダメダメだわ。
本当、申し訳なく時間だけが過ぎて行く。
治療が、何日も点滴を続けるのでなければ、留置針はハナから右腕で諦めておいた方がいいのではないか、とおもった。
わたしも、うまくいかなくて痛い思いをしたりするし。
今回のは、一週間に一日の点滴を三週間で一サイクルなので、シスプラチンを使う時のように連日輸液を点滴する訳ではないので。
でも、右腕に点滴の針があるのはいろいろと不便です。

タキソールは、二年ほど前にもやっているんだが、なんだかフワフワしてきて変だった。
いっきに、手掌や足の裏が痺れてきて、おーっっ 出て来たぞーって思った。
カルボプラチンが半分くらい入ったあたりで、消化管がムカムカモードに入る準備をしているのが、なんとなーくわかった。
前回のカルボプラチンでは、「しゃっくり」」にトリ憑かれて、ヒドイ目にあったのを思い出した。
また、柿の種を煎じたヤツのお世話になるんだろうか。

アバスチンは、先に書いたように90分とゆっくり点滴を落として入れた。
何かあったらコワイコワイで。
血栓溶解剤ではないので、そんな即効性はないのだろうけど。
そうは思っても、わたしも心配だったよ。

何とか初日は終わったが、徐々にダルダルになって来ているかも。

今夜は、ステロイドがしっかり入っているので、少し興奮気味。
寝つきが悪いでしょう。睡眠導入剤で眠れるかな。
でも、このステロイドがなかったら、すでにシンドいんでしょうね。
たぶん、明日からの3日間ほどが気持ち悪かったり、怠かったり、便秘だったり。
カルボプラチンはシスプラチンに比べると、そんなにヒドくはなかったけど、アバスチン®が乗っかったらどんな感じでしょうね。


ようやく、午後から晴れました。
天気が悪いと、あちこち痛むんですが。
昨日、ゆっくりと治療方針の説明を受けて、画像もゆっくり眺めたお陰です。
この痛みが概ね、三つの大き目な腫瘍のあるアタリで発生している事が、判明しました。
オオメテイですね。
いちばん、大きいところに至っては、再発抑制のつもりで受けていた化学療法のやっていたころから、「ナンデ痛いんですかねぇ?」と、其の痛みがある理由を、主治医にも、若い担当医にも、看護師にも、イロイロききましたが。
答えがなかったんだよなぁー。
みなさん、答えを出すことにも興味がなかったもんなぁー。

術後では小さいのが見つかったって、局所の治療は難しい。
その時では画像診断にもかからなかったかもね。

ここに、在るってわかるようになった。
うれしくはないけど。

天気が悪くても、痛みが小さくなるようにがんばるワケです。

CBDCA+PTX+ベバシツマブ 第一日目のレジメン

1.点滴
グラニセトロン静注液シリンジ「NK」3mg3ml 1A
テルモ生食 100ml 1袋
※ 点滴30分。 レスタミン同時内服。

2.静脈注射
大塚生食注 20mlA 1A
ガスター注射液 20mg 1A
デキサート注射液 20mg3.3mg 1ml 5A
※ グラニセトロン点滴開始時に側管から。

3. 点滴
テルモ生食 250ml 1袋
パクリタキセル注(タキソール) 100mg 1V
※ 1時間で。

4. 点滴
テルモ生食 250ml 1袋
カルボプラチン点滴静注液「NK」450mg 45ml 450ml 22V
カルボプラチン点滴静注液「NK」150mg 15ml 120mg 1V
※ 1時間で。

5. 点滴
テルモ生食 100ml 1袋
アバスチン点滴静注用 100mg 4ml 1000mg
※ 1回目 90分かけて投与。
2回目 60分かけて投与。
3回目以降 30分かけて投与。

内服薬
レスタミンコーワ錠 10mg 5錠
※ グラニセトロン注射時


カルボプラチンが、22Vも投与されるレジメンになっている。
おいらは明日、殺されるかも知れない。
って確認したら、薬剤オーダーは別にフォームがあるんだそうだ。
これは投与量換算計算式が入っているExcelシートらしいが、数字表記がおかしいママ使っているらしい。
事情がみんな分かっているウチはいいけど、知らないヤツは何をやるかね。

いつか、私か~それともどこかの誰かが殺されると思う。

早く直しや。

2010年7月14日水曜日

「アバスチン®緊急時連絡カード」を貰いました。

病棟薬剤師さんがやってきて、明日から始まる治療のレジメンの説明をしてくれた。
盛り沢山。

朝は9時半から始まって、順当にいって午後1時半に終わる予定。
だいたい予定どおりには行かないんだけど。

レジメンにはいっぱい薬品名が書いてあるけど、カルボプラチンはジェネリックだ。
制吐剤もだ。
ステロイドも。
ジェネリックはショウガナイんだけど、カルボプラチンがジェネリックってのはどうだろう。
以前から思ってはいたけど、DPCじゃ、しょうがないんだよね。
ステロイドのジェネリックってのも怖いよな。
二年前は先発品だったのに。

ま、レジメンとともに、薬剤師さんが持ってきたのは、
「アバスチン®緊急時連絡カード」
これは、アバスチンを処方される全ての方が、外出時には携行することを強く勧められるモノなのでした。
血管系のイベントが副作用では危惧されるのですが、このカードには「緊急対応を要する副作用と初期症状」が書かれています。

消化管穿孔・・・突然起こる強い腹痛
ほほう。 腹痛とともにアナガアク。
消化管出血・・・吐血、下血
そうだろう、そうだろう。
脳出血・・・・・突発性の意識障害、神経症状、頭痛
そうか。困ったな、意識がなくなるとドウシヨウモナイゾ。

あとは、喀血・血栓塞栓症・高血圧に伴う緊急症 なんてのがつづいている。
こういう症状が出た時に、主治医の存在と、自分の住所とを記したカードを所持していた方が良いことがあるかも知れないと。
うーん、ドキドキするね。

昼からの熱発のせいで、明日の朝一採血をして、その結果で治療を開始するか判断しましょうってことになりました。
はじまるかな?
どうかな。

タルセバ フリー♪( ´▽`)

今日から、タルセバフリー。
なんか、10時を気にしなくて良いのが、いい気分。
でも、昼あたりから熱発で、タガが外れて大増殖でもしているのかしらん?と心配。

午後から、治療方針についてのカンファレンス。
じゃなくて、インフォームドコンセント。
人数、多かった。
こんなに多いのははじめてだ。

主治医、若い担当医、オマケの研修医一名、担当の看護師、病棟薬剤師、私に、奥さん。
総勢7名。
人数が多いからなのか、最近はもっと丁寧にしなきゃならんと言うことになったのか、ずいぶんとわかり易く説明しようと努力していた主治医。
昔は、言いたい事だけ言って、もっとわかりにくかったのに、二年で何があった?
過去のオペや化学療法、最初の歴史あたりも解説してくれているのは、私相手にではないと見た。

大きいのは右肺に二つ。左肺に一つ。
大きいのは、ね。
小さいのは、まだあると。
右肺のみぞおち近くのが、16mm径くらいで最大らしい。
他の二つは、10mm以下だった。
ま、この三つあたりで効果判定だ。

昨日、頭部のMRIを撮影したが、脳転移の瘢痕は、ほとんど残っていなかった。
いやいや、早期にガンマナイフをやったからではあるが、二年ちょいでキレイに消えている。
此れとおんなじを、体幹にお手軽にできるようになれば、イイノニ。

シスプラチンとゲムシタビンとアバスチン って思っていたんですが、
カルボプラチンとタキソールとアバスチンの組み合わせになりました。

個人的には、キッツイのからやっておいた方がいいと思ったんですが、最初から楽な方で効果があればいいじゃないですか?
っていうのは、確かにその通りです。
カルボプラチン+タキソールって、再発後の最初の化学療法でやっちゃっているから、アバスチンが乗っかっても変わらんだろうと思っていたんですが、一剤のせると効果が出るんだとも、説得?されてしまった。

この施設では、アバスチン使用例は私で二例目だそうです。(肺癌では、だそうです。大腸癌では処方例多数だそうな)
その一例目は、血栓が出来て中止したんですと。
(でも、効果はあったらしい。)
アバスチン : 腫瘍細胞は、血管新生させて栄養を引き込んで大きくなるんだが、この血管新生を分子レベルで抑えちゃいましょうってらしい。栄養がこなければ、ガン細胞も正直、しんどいらしい。
作用の矛先が血管なので、副作用も血管イベント系の副作用がある。
脳転移の大きのがあるようなケースでは、慎重投与と言うか、なんと言うか。
リスクがオッキアルヨ。
ソレで、MRIのチェックも入ったのです。
その点に関しては、おkでした。

いちおう、身内で脳・心の血管イベントでどうにかなったってのは、居ないような?
そうは言っても何があるかはわからんが。

詳しくは、病棟薬剤師が説明してくれるがマダなのね。

とりあえず、レジメンが決まりました。

2010年7月13日火曜日

タルセバ 最後の一錠。

先週の外来で処方して貰った、タルセバが今朝の分で無くなった。
明日は、休薬だな。
長いことお世話になりました。
あなたの、爪周囲炎、地獄の口内炎、決して忘れる事は無いでしょう。
この二年ちょい、何錠飲んだのか数える気持ちにもなりませんが、ほんと、毎日欠かさず飲みました。
あなたはタイミングを選ぶから、出かける際に忘れたりすると、どえらい災難が降りかかったように思うこともありましたね。
止めることになってホッとしているけど、早い話が状況が悪くなっているってだけだから、お別れはカナシイデスヨ。

今朝も気が付いたら雨だ。
警報が出ている。
病室の前が洗面所なんだが。
朝の早いお年寄りたちでにぎやかになった頃には、警報が出てた。

昨日も午前中は警報が出ていて、次女の小学校は休みだった。
入院するのに、次女と手を繋いで病院の受付まで行った。
今日も、小学校はお休み。
見舞いに来てくれるのはいいが、目当てはiPadだったりする。

彼女が昼前に帰って行ったら、すぐMRIに呼ばれた。
午後は13:30っていう予約だったはずだけど。

外来でやって来てMRIを受けるのとはチョット違うのか、自分のことなんだが、妙にいつもより落ち着いていてヘンだった。
開き直っているんでしょうか。

午前11:00迄で24時間蓄尿は終わった。
あと、もう一回って思っていたんだが、気が付いたら蓄尿用の一式が片付けられていた。
チョット悔しい。
今迄の経験では、片付ける前に看護師が「もうないですか?」みたいに聞いて来てくれていたので、ソレを期待していたのだ。
判断が甘かったな。

この夏は病院暮らしなので、暑い暑いも、蒸し蒸しも、焼けるような日射しも、暫らく感じないで済むんだが。
このところ、いろんなところで起こっている不思議な気象現象は何なんだろうかねぇ。
まだまだ、雨は降り続いていますよ。
熱帯に近いづいているのかなぁ。
変に、被害が出ないことを祈るばかりです。

今日の予定は、終わっているので、いつもの退屈。

何かが決まらないと、特に書くこともナシでござる。

入院してすぐには居なかったけれど、準夜、深夜と巡って行くと顔見知りの看護師さんが増えてきてココロボソサ?が解消していきました。
さすがに二年では、みなさんが異動やら何やらでいなくなるってことは無いようだった。

さて、タルセバの副反応はどのくらいで抜けてくれるでしょう。
以前、減量した時には、あまりはっきりした減量効果が目には見えなかったし、なにかでEGFR-TKIから他の薬剤に変更した際に、タルセバの皮膚症状が継続するので注意が必要、みたいなのを読んだ記憶の予感がする。(あやふやなキオク)

口内炎が治まったら、すごく幸せだろうな。
このあとの、化学療法でも口内炎も出るだろうが、これ迄の経験ではタルセバほどでは無い。
ごはんが美味しく食べられるようになると嬉しい。
その前後で、化学療法で味覚が変わるってオチがありそうだが。

2010年7月12日月曜日

入院 初日のつづき。

初日が暮れて行きます。

CTを終えて、予定が終了したので、思い立ってお風呂に入ることにした。
ここでは、月・水・金が男性のお風呂。
結構、たてこんでいて、順番が回ってきたのは四時をまわってからだった。

留置針があるので、サランラップ巻いて、ザブっとシャワーを浴びただけ。

いやいや、呑気な日記をつけていますよ。

明日はMRI。
明後日は、リクエストで骨シンチをいれてもらった。
二年以上はやっていないので、気になる。
今日の採血。
CEAが66.9 先月とほぼ同値。
CRPが0.538 高いね。
ALB 3.8 いちおう正常値。

うーん。頑張って行きましょう。

MRIまでの画像診断を終えて、検査値なんかを踏まえて水曜日に治療薬についてのお話をしてもらう予定です。
今回予定されているアバスチンは、脳メタが在ると慎重投与なのだそうだ。
あとは、今日は、昼前から蓄尿をはじめているけれど、腎機能も併用薬選択のひとつの要因になるんだろうな。

選挙も終わったなぁ。
ワールド杯も終わったなぁ。
一日が長かったなぁ。
って、まだ終わってないんです。

いやぁ、なかなかの退屈ぐあい。
iPadがあって、ほんとうによかった。

入院初日。

入院初日です。

10時前に病院にやってきました。
呼吸器内科の病棟にやってきて、昔から何度かお世話になったお部屋に入ります。
耐震構造強化の改装改築で手が入っているものの、あんまり代わり映えしない罠。

ツラっと眺めて、見覚えのある看護師さんが殆ど居ない件。
二年経つと、みんな異動するのか…

とりあえず、六人部屋の真ん中のベッドを陣取る。
入り口のベッドも空いていたんだが、窓が遠くて暗いのだ。
明るい方が好きだし、電波も入りやすい。

着替えて、荷物の整理。
前回、退院後に入院時のパッケージは、ほぼそのまま保管しておいた。
それを使いなれたところに納める。

本日担当の看護師さんが登場して、採血をすると言う。
この後、CTでもって造影剤を入れるので留置針をいれると言う。
かつての治療で、左腕の真っ直ぐい血管は、何だかんだかのトラブルで留置がしにくい。
結局、左腕を諦めて右腕に留置。
すぐに治療が始まる訳でもないので、もうひとつ、留置の意味がわからんのだが、担当の若い主治医の指示だという。

しばらくして、動脈血を取りにその担当医がやってくる。
なかなか、シッカリしていそうな受け答えでチト好感。
先方は、私のことを知っているという。
はぁ、なるほど。
タルセバを導入した年の秋頃に、感冒で高熱が出たもんだから予約ナシで呼吸器を受診したが、その時に診て貰ったらしい。

全く知らない関係でなくて、ヨカッタ?

お昼ご飯を食べて、看護師さんに病歴背景を聴取されて、CTに呼ばれるのを待っている。
そろそろ暇になって、入力。

を、呼ばれたので行ってくる。

2010年7月11日日曜日

入院するです。

明日から、入院してきます。

長いこと、お世話になったタルセバの手持ちは、あと二錠。


このひと月、ハイパー口内炎モード炸裂中だったので、正直、ほっとしているのかも。


見込みですが、アバスチンとシスプラチンとゲムシタビンでしたっけ?
の、レジュメの予定。


また、シスプラチン。
最強最悪の、プラチナ製剤。
これがまた憂鬱。


一応は仕事が綺麗になって、よかったです。
もう、復職の可能性はないものとして、私物を綺麗に片付けてきましたよ。


お気楽に治療に専念しましょう。