2010年7月21日水曜日

治療 7日目 今日はお風呂の日。

明日が、8日目で治療予定日。
今日は、何もない。

朝は、6時半位に明かりがついて、検温の為に看護師さんがやってくる。
気配が近づいて来たら、ゴソゴソと体温を計っておく。
体温を報告して、末梢酸素濃度を測ってもらう。
採血があったら、このタイミング。
明日は、ここで採血してもらう予定。

看護師さんが行っても、しばらくは布団にくるまっている。
もう、どうせ寝つけないので、6時50分頃には顔を洗いに洗面に立つ。
給湯室でお茶を汲んで来て、ニュースを見たりして朝ご飯がやって来るのを待っている。

配膳は、7時30分ごろ。
朝は、パン食でお願いしているので、トーストの場合は給湯室のトースターを使う。
トースターは二台。あと、電子レンジが一台。
食パン時のトースター競争率は高い。
かつては、ご飯食だったのだが、「おまえ、バカにしているだろっ」っていうようなおかずしかつかないので、変更した。
海苔と大根おろしで、ご飯とか。
我慢ならなかった。

「ゲゲゲの女房」を観たら、歯を磨く。
洗面を済ませたら、財布を持って一階の売店までテクテク出かけて新聞を買う。
このシーズンは、読売新聞でやっている。
いろいろ、各紙を巡った。
正直、巨人がキライだが、読売新聞がイイな。
人生相談が、色んな意味で「ふーん」って感じで大好きだ。

新聞を見たり、iPadを使ったり。
10時あたりで、珈琲を淹れてPCでチョット仕事っぽいコトをする。
あー、ひまだなぁ… と思うころに、家人が来てくれるパターンが多い。
家でとっている中国新聞と読売新聞を交換したり、洗濯物を持って帰って貰ったり、持って来て貰ったり。
今日は、今日から夏休みなので、下の娘がくっついて来てくれていた。

そうこうしていると、昼食が配膳されてくる。
昼のニュースを見ながら、ご飯。
ご飯を食べたら、体温を計る。
とっとと、歯を磨いたら、また「ゲゲゲの女房」を観る。
流れでニュースを見たら、中国新聞をながめる。
家から持って来てもらう新聞は、何しろチラシ付きだ。
今日は、ミスドのクーポンがついていた。
iPadのアプリには、地域のチラシをいとも簡単にゲットできるものがあるが、ナマチラシのほうがじっくり暇潰しになる。

チラシを見て新聞読んで、iPadを弄って。
このあたりで、午後の検温を聞きに看護師がやって来る。
末梢酸素濃度と血圧を測って、胸の音も聴診していく。
だいたい、14時を過ぎると眠くなる。
騙し騙し過ごして、15時くらいまでお昼寝。
っと思うんだが、ちぃっと寝るとすっと眠気が過ぎる。
まわりの皆さんは、夜をどう過ごしているのか知らないが、朝夕を問わずにグーグーといわれている。
わたしは、はなから睡眠導入剤で夜はぐっすりなので、あまり眠たくはならない。
クスリを使わないよりも夜に寝られないのは、よろしくない。

夕方、16時すぎにお風呂。
午前中は介助の必要な人が中心だけど、午前中に自力ではいれる人も入ってイイが、もっぱらは午後から。
夜には、当然ながら入られないので極力、遅い目の時間がイイ。
でも、このところ遅めの時間にお風呂の順番を取ろうとする人が多いみたいで、ちぃっと混雑気味。

そういえば、ふと気がついたんだが、入院している人の年齢層が、以前よりも若くなっている様な気がする。
年齢が近いと思う人が、多い。
以前は、60代以降って感じの人のほうが多かった。
ここは、血液内科の病棟も兼ねているので、血液腫瘍の患者さんでは、若いなぁって思うヒトがたまにいたけど。
どうも、肺がんの患者さんでは40歳代から50歳代ってのがメインストリームです。
今が、たまたまだでしょうけど。

お風呂に入る前に、自販機で冷たいモノを買って来て、風呂あがりを機嫌良く過ごす。
脱衣所には、新たに除湿器が設備されていて、これが素晴らしく効果をあげている。
かつて、夏場の風呂あがりは、壁掛けの扇風機が「強」で廻ってもツライ状況であったのに。
いや、快適。

夕食は、18時に配膳されてくる。
さくっと食べて、準夜勤の看護師がやって来るのに備え、体温を計る。
テレビをヘッドフォンで聞き流しながら、こうして日記を書いている。
じきに、看護師さんがやって来て、体温を聞いて末梢酸素濃度を測って、変わったコトがないかとか、明日の予定とか、確認して帰っていく。
あとは、21時に消灯。
テレビも22時には消して寝ましょうね、なのだ。

何もない一日をヒマに任せて書き綴っても、やはり、なんもないな。

今日、わかったこと。
昨日の骨シンチの結果、「骨転移を疑う異常集積像は認めない」との画像所見で、骨転移は無いそうです。
また、先だっての人間ドックで指摘された便潜血を、検便で精査して貰いましたが、二回の検便で指摘されたような便潜血は確認されておらず、「問題は無いでしょう」ってコトです。

ということは、脳転移の瘢痕も消えつつありますし、問題になる腫瘍は肺に在る奴らだけで、他には転移はないのかな。
あとは、今の治療が効果を示してくれるのを期待するだけです。
さ、明日の朝の採血で白血球がちっとでも増えているように、さっさと寝ましょう。