2008年7月3日木曜日

2008年7月3日木曜日

朝から採血して、胸写撮って、
皮膚科に行って、忙しかった


昼から、はげちょぴと濱ちゃんに状況を説明して貰った。


写真を見てはげっちょが、CTを見ないとハッキリとしたことは言えないけれど、
レントゲンを見た感じではきれいになっていると。


なるほど、前の写真と比べると、
ちょっと薄く膜がひとつ剥がれたような感じ。
って事は、あの肺全体に小さくプチプチと
広がっていたのは転移だったのね。
やっぱり状況は、とってもよろしくなかったに違いない。


結局入院時の腫瘍マーカーは確認しなかったから、
知らなかったんだけど、23から、12になっていた。
それでも高いのは高いんだけど、
2週間の内服治療で、
化学療法のしんどい思い無しでって、いうのは体したものだな。


レントゲンとは言え、所見も改善しているし、よく効いている。
「よく」かどうかは分からないけど、
間違いなく効果はでている。
有り難いことです。


副作用も、大きなモノはない、ということで、明日に退院となりました。


二週間先に外来があって、その時に採血、
出来るようならCTを当日に緊急で入れるんでしょう。
たぶん、予約はイッパイなんだろうね。
それまで問題なきゃ良いけどね。


あとは、効果が続く限り、大きく副作用が変化したり、
新しいモノが出てきたりしない限りは、
このままタルセバを飲み続ける訳ですね。


あれだけ口内炎に悩まされて、耐えただけのことはありますね。
恐らくこれからも口内炎なり皮膚の症状には、
これからも悩まなきゃいけないんだろうけれど。
まだ、これだけ効果がちゃんと現れていってくれるのなら、文句はない。
ちゃんと我慢もしましょう。


とりあえずほっとしました。


ただ、肝機能が徐々に上がっているような気がすることと、
白血球はさほど問題になるわけではないけど、
リンパ球の比率が下がっていること。1500はあるものの、
タルセバが効果があるうちに腫瘍を攻撃して貰うために
常に、2000くらいあって欲しいところです。


やはり、今後は自己免疫力をいかに高めるかが問題になりそうです。
運動とお散歩と笑いですね。


さて、明日は先月の入院費用と、今月の分と。
今月の分も単純に薬剤費があるから莫大になるだろうな。
楽しみではないけど、一杯イッパイの請求なんでしょうかね。
気になります。


あしたは、帰ってぱーっとやりましょう。
お寿司ですかね。


さて、退院して帰りはするが、仕事はどうしようかな。


いつから出ようか?
体力的にはちょっとしたら出られると思うけど、
気持ち的に、どうしたものかなと逡巡してます。


CTで画像上で、いくらか効いている事を確認する。
マーカーが、もちょっと下がる。
そのあたりのコトをいいわけに、
もう少し自宅療養をさせて貰おうかな。


まだまだ、先が長く、道はまだまだ続いているんですから、
焦らずに、足下を確かめながらでも進んで参りましょう。
がんばろうね。

2008年7月2日水曜日

2008年7月2日水曜日

そろそろ退屈になってきました。


と言うことは体調が安定している。
上向いているってことなんでしょう。


おかげさまで、口内炎は一段落でしょうか。
右の頬は緩やかに育っていますが、
そのほかに目立って新しいのが増えては居ません。


喉の反対側、舌の延長に新しいのがありそうな気はするのですが、
いかんせん確認できません。
これ以上痛くなったら、出来ていたんだと分かるわけですが、
そうならないように祈るだけです。


今日も、梅雨の雨でした。


さて、皮膚症状は続いています。
かさかさブツブツあかーくなって、
顔はかわいそうです。


ニキビがぷちゅぷちゅ出来ているのも悲しいです。


上半身のブツブツも着実に育っていますが、
ひどくなると言う感じではありません。
これは半量とは言えルリッドを飲んでいるので、
ある程度に押さえられていると考えるべきなんでしょうね。
常用量を用いるべきか、どうか。


明日はようやく皮膚科を受診しますが、
なんて言われますかね。
言ってみりゃ殆どの副作用が皮膚科領域に出現してますから、
もっと早くに外来で診て貰うべきだったかも知れませんな。


あと退院までにすることは、
頭のMRI6ヶ月後のフォローの予約を入れて貰うのと、
しっかりフルタイドとセレベントを貰っておくことですね。


タルセバを飲み始めて、
胸の違和感は殆ど感じることがない。
ただ単に、入院していて規則正しい生活を送っているからかも知れないけど、
やっぱり変な感じがないのはうれしい。


ってことは、やっぱりアレを感じていると言うことは
病状としては進んでいて、そこに効果があったって事なんだろうか。


うれしいような、そうでないような。


先のことを考えれば、この効果は必要。
極力、この効果が維持されるように祈りましょう。
副作用もそこそこに我慢が必要です。


さて今日は最後のお風呂にも入りました。
あと明日丸一日過ごしたら退院です。


今回は短かったけど、もう当分此処に戻って来たくないです。
出来ればもう、メンツががらっと変わってしまうくらい
何とかがんばりたいっす。

2008年7月1日火曜日

2008年7月1日火曜日

曜日感覚は殆どありませんが、
今日から7月です。


去年の時間の過ごし方とは全然違いますね。
気持ちのこともそうですが。


去年の最初の化学療法は、
やっぱり体にキツかったから日にちが過ぎるのが、
ものすごく遅かったように思います。
今も、辛いことは辛いけど、
去年のように早く仕事に復帰しようなんて、
これっぽっちも思っていない。


その点で焦ったり、イライラしたりが無いのかも知れない。
病気のことも、あのときは再発予防が目的で、
それに耐えたら…なんて思ってたし…
今は、一切合切が良い意味で諦めきっているから、
しんどい気持ちにも、ならんことはないけど、
まぁ、なりにくいんかね。


それには、一応、分子標的薬を使うのに、
遺伝子変異があるから七から八割は効果が見込めるっていう前提があるからだろう。
だから口内炎がイッパイできても、
ブチュブチュだらけで痒い痒いになっても、
これを我慢すれば腫瘍もちいちゃくなるかもって思えるんだな。
もしそれがわかんなかったら、
これはこれで二回目や三回目の化学療法より
案外と辛かったかも知れないな。
口内炎はイヤだな。
やっぱり。


お隣の患者さんは、去年も、今年の始めも、同じ時期に入院されていた。
化学療法をしに入院してこられたけど、白血球が少なくて、治療が始められなかった。
イレッサを勧められて、一度は承諾されたけど、もう一度帰って考えると、退院する事になった。
効くかも知れないし、効かないかも知れない、
でも怖い副作用のある薬。ってのは躊躇するものなんだろう。


分子標的薬は、転移増殖を抑制するのが主たる効果で、
腫瘍縮小効果は期待しないんだと。
そうか、あんまり過度の期待は抱いちゃダメだね。


腫瘍が大きくならなければ、効果アリ。
でもいつか抑制が利かなくなる時期が来ると考えられていて、
そのときは投与を止めて他の治療を選択するけれど、
効果があっても増殖が十分に押さえられていないというケースもあって、
そんな場合、中止すると、どっと大きくなるみたいだ。
それは怖いな。


タルセバのインタビューフォームには、
アポトーシスを誘導するように書いてあったから、
うまく効けば腫瘍も縮小したり しないかな。


増殖抑制の間に、免疫ががんばれば腫瘍退縮もきっと期待しちゃおう。
なるだけ長く効果が得られるように、
それなりに生活習慣を律する必要も出てくるのだろうか。ねぇ。


口内炎は。
少しピークを過ぎてくれた。
幸いに右頬に再発と思った奴は大きくなっていないで、一安心。
身体の痒みは横ばいか、しかし範囲は拡大しているのかも知れない。
上半身の皮膚症状は、進展しているようで、膿痂疹の様相らしい。
顔面の紅潮が皮一枚下でブツブツ出来ている感じだったが、
徐々に表層に出現してきているようで、
鼻の周りにプチプチとニキビのように白い奴が出来てきた。
鼻の穴の周りとか、皮の薄いところに出来る痛い奴だ。
沢山出来たらたまらんちゃ。
勘弁して欲しいけど、これからがちょうどピークのようです。


できたら、こうやって新しいのが出てくるから、
もう一週間は置いといて欲しいのが正直なところだな。
退院はしたいけどね。


レイトン教授はあらかた終わった。
終わってないのは小論文だ。
どうするんだろうか?


困ったな。
やらなきゃ、大変なことになります。
分かってるんだけどなー。
まだ、がんばってます。
だいじょうぶです。
明日もまだまだ、がんばります。