2011年7月31日日曜日

20110731 変化なし。

今日も、昨日と一緒。
氷枕にダラリんと、7度2分で安定。
少しだけ、痰と咳が減ったかも知れない。
全然、減っていないかも知れない。

だるい。
明日には、ちょっとは良くなるでしょうか。

2011年7月30日土曜日

20110730 臥せってます。

かなり調子の悪い一日です。
だるかったのかな?
熱はなかったけど、朝から氷枕を貰って、横になってました。

午後からは、7度2分ほどの微熱。

お腹のムカムカする感じも定期的に訪れて来るし。
何より、NSAIDSを中止しているせいか、そこいら中が痛むようになってます。
元々の首、腰にあわせて、結構痛む箇所があったのが誤魔化されて居たのが良く分かりました。
そのせいなのか、今回の治療のせいなのか、頭も痛いし。

今日は一日、横になって居ます。

痛いのはつらいのです。
どんどん憂鬱な気分にもなります。

それにしても、担当医は治療以前の主治医との面談の際に会ったキリです。
定期の処方も雑に出されるし、看護師づてに頼んだものを出さないで、見当違いのものを出してくれたりします。
以前から、耳障りな大きな声で回診する存在として認識していましたが、評価が変わるコトはなさそうで残念です。
会いたいタイプではないので、嬉しいのですが、治療に支障が出そうなのが問題です。

2011年7月29日金曜日

20110729 二日目の様子です。

昨晩は、ステロイドのお陰で寝つきが悪かった。
ごろごろと寝返りばかり打っていると、体のあちこちが痒くなってきた様な錯覚に陥って、ぞくぞくした。
便は硬かったけど、だいたい定時にやってきた。
結構、安心した。
でも昼食前くらいから、少しばかりムカムカと吐き気を催したので、虎の子のプリンペランを使った。
同じ頃から熱発も始まって、微熱で7度2分で氷枕のお世話になっている。
あとは、ステロイドで顔が赤くなってる。

副作用の様子。
そんなところです。

だるいかな。
ちょっとだるい感じですね。

日付が変わるまではゴロゴロしてたのに、6時前に目が覚めるのは損した気分だ。
夏休みには、もっと寝坊をしなければ。
今日は早く寝られる様に、がんばろう。(なにを)


今回の入院のお供は、DMP-BV300(Panasonic)
DVDにBDもいけます。10インチのワンセグじゃなくて、地デジです。
なかなか感度のイイ、アンテナを搭載しています。
外部アンテナの入力端子もあるので、間違いがありません。
要するにポータブルのBD/DVDプレイヤーなんだが、ちょっとバッテリーが弱いな。
朝のニュース、昼のニュースを見たら、夕方のニュースは途中で充電だな。
それに、ほぼ正面から以外は液晶画面が見にくいので、視聴ポジションには注意を払わなくてはいけない。
あと、あんまりいい液晶じゃない。地デジをみていて、きれいって感動があまりない。
スタイルは悪くないんだが、ポータブルなのに液晶画面を保護するつもりがない。
ムキ出しなので、かわいそう。
パナソニックの製品に対する愛情のほどが垣間見られる。
弱いクセにバッテリーが重い、本体も重い。

こういう商品が他にないので、これになった。
ツインバードとかで、BDなんか無くていいから、地デジで防水っての出して欲しいな。
需要はあるハズだ。
ワンセグなんて携帯についてるおもちゃでイイ。
室内で、無線で飛ばすってのがあるか。
いやいや、ポータブルで防水で地デジで、スタンドアローンだ。
おお、これまた何の話だ。

んで、これでなにをしているかと云うと、昔懐かしい「X-FILES」を観ているのだった。
モルダーとスカリー。
結構長いぞ。最終章はシーズン9だ。
いま、シーズン3に入ったところ。
これが終わったら「ツインピークス」でも観ようかしらん。


如何も、今回の担当医は。

2011年7月28日木曜日

20110728 アリムタ+カルボプラチン 第一回目 ヾ(๑╹◡╹)ノ"

今日から、アリムタとカルボプラチンでの治療です。
嘘くさい顔文字だなヾ(๑╹◡╹)ノ"

「そんなに派手な副作用はないよ〜」って事らしいんだが。
薬剤師の服薬指導の際に聞いた話では、ここ数例は、皮膚症状の鉱脈にぶつかって頻発しているらしい。
おおよそ発現率は20%程度らしいので、少ないとは言えない。

それに、看護師がレジメンの前に、点滴治療の流れを示した書類を持ってきた時、記述にNSAIDSの中止という項目があって、ちょっと血の気が引いた。
ここで初めて、アリムタの副作用情報をググってインタビューフォームを見てみて。
このあたりも、気分が盛り上がっていないと云うとてもよい証拠で、「もう如何でもいいや」なのが正直な気持ちなのだ。

NSAIDSやアスピリンとの併用で排泄の遅延が起こる。
20%くらいCmaxが上がるので、その分、副作用が出やすくなる。
「併用注意」になってた。
短時間作動のタイプで2日前に服用中止、長時間作動型だと5日前から中止。
ほほう…これは。
でも「併用禁忌」じゃないから。
服薬指導の時に、確認したら承認された当初は厳格にやってたけど、CCrが確保されてれば大丈夫って事に今はなっているらしい。
CCr 45で投与不適だった。腎機能は落ちてるが十分だぞ。
そうは言っても、よろこんで副作用を発現させている場合ではないので、NSAIDSはやめとこうね。

治療の方は、10時くらいから始まりました。
アバスチンの時には側菅から静注だったステロイドが、同じ様に点滴に入っていたけど、やっぱりあちこちムズムズ痒くなるのは変わらなかった。
いずれも、ほぼ全開ペースで点滴するもんだから、スイスイ終わって、丁度、お昼ご飯が配膳される頃に抜針でした。

ムカムカも、まだ来ない。
ちょっとフワフワするかもしれないが、タキソールの時ほどじゃないぞ。
午前中は咳がよく出ていたが、点滴後の午後からは、あまり出ていない。
たぶん、ステロイドのお陰か。
ステロイドか、今日は寝れるかなぁ。

便秘・下痢の消化器症状は、概ね10%程度と低めらしい。
てことは、この度はマグミットのお世話にならなくてもいいかも知れないな。
ま、加齢の影響はあるだろうが。
手持ちも持ってないから、困ってから処方してもらおう。

怖いのは、もちょっと先に出てくる皮膚症状なのだ。
出る人には、おまけのステロイドを入れるらしいのだが、出るまではあくまでオプションでステロイドの恩恵に預かれるのは2回目以降なのだ。
痒いのキライなんだよな。
肺を切った夜が、麻薬が合わなくて、夜通しかゆい痒いのお祭りだったので。
かゆいと寝れないのよね。
でも、ヒスタミンが優位に働くのは夜なのさ。
だから、痒くなるのは夜なのよ。
痒い人は、夜は眠れないのよ。
それだけで、アトピーさんや蕁麻疹さんはかわいそうだ。
下の子は蕁麻疹さんで、ケトチフェンに始まって抗ヒスタミン剤を成長と共に切り替えております。
シーズンで、レギュラーだったり頓用だったりと割と上手にコントロールするけど、あくまで対症だわな。
それでも、近くによい皮膚科医が開業していてよかった。
おお、なんの話だ。

まあいい。
副作用は、死なない程度ならいくら出てもいいだ。
それに耐えられる体力は、まだある。
効果がそれなりに、ちゃんとあったらいいんだから。

CBDCA+MTA レジメン

CBDCA+MTA レジメン

1. 点滴
生理食塩水PL「フソー」50ml瓶 1瓶
グラニセトロン静注液シリンジ「NK」3mg 3ml 1筒
デキサート注射液 3.3mg 1ml 3A
全開で点滴

2. 点滴
テルモ生食 100ml 1袋
アリムタ注射用 500mg 500mg 1瓶
アリムタ注射用 400mg 100mg 4瓶
10分で点滴

3. 点滴
テルモ生食 250ml 1袋
30分で点滴

4. 点滴
テルモ生食 250ml 1袋
カルボプラチン点滴静注液「NK」450mg 45ml 22瓶
カルボプラチン点滴静注液「NK」150mg 15ml 1瓶
60分で点滴


カルボプラチンの用量が若干、意味不明な表記だった。
正味どれだけ入ったんだろう?
体表面積当たり300〜400mg/m^2 だ。

これが3週間に一度。
付帯するのが、副作用回避のためのメチコバールの注射(9週間ごと?って書いてある)と葉酸の1クール21日間の内服。
葉酸は、服みすぎても服用量が少なくても、イくないらしい。

2011年7月27日水曜日

20110727 明日から CBDCA+MTA

予定通りに、と言うのだろうか。
他の選択肢は提示もなかったし、こっちもこれでいいかという程度の腹積もりで。
明日から、CBDCA+MTA でやってみます。

全然、盛り上がらんのはなんでだろう。


以前の担当医は大学に帰ったのか、他の関連病院に異動になったのか、それはどうでもいいが、とりあえず居ない事だけは確か。
後任の方は、どうなんでしょうね。

「治療直前のCTが要るだろう」と面談中の主治医に言われて、さっき受けて来ました。
他のオーダーは及第点もらったんだけどな。
来月早々に、頭部のMRIをルーチンでお願いして。
その前日には、骨シンチ。
ま、これは自分で頼んだ分だから、担当医は実質、何にもしてないな。

5月の終わりくらいから、右の股関節が痛んでる。
左の股関節の件もあったので、普段、お世話になっている整形外科で「一度、両股関節をMRIで診て見といたら」って話。
6月の上旬に、個人病院のMRIを紹介でやって貰った。
そこに出入りしている放科の見立てでは、右の股関節には何にも出なかった。
何も出なくて、何も無きゃいいんだが、痛みは拡大するばかりなので「うーん?」て話だ。

藪蛇なのは左の股関節で、ずいぶん前にPET-CTをやった際には線維性骨異形成って事で見たてがついてたのを、「腫瘍性変化、たぶん良性」みたいなことを言われてしまった。
そんなことを言われるもんだから、こっちはもう左のことはそんなに気にしていないのに、「大学に骨腫瘍の専門医がいるから、受診して見ない?」ってなことになる。
ちょっと待て、痛むのは右の関節だ。
せめて右にフォーカスを当ててくれ。
左はその後だ。

結局、肺の方が優先治療なので、左の関節のことは、また今度ってことにはなった。
良性でも、痛みが無い訳ではないし、あんまり大きくなると困るが。

今回の入院で、シンチをやっとけば右のが最悪のケースかどうかはわかる。
でも、どんどん可動域が狭くなって動作時のみならず安静時にも痛みが出てくるようになって来ているので、これはこれで何もないでは済まされないと言うか、出て来ないとかえって不安だ。
でも、骨転移とかはもっとヤダ。

股関節って奥まっていて、なんだか、何があってもややこしそうで嫌だ。
ただの関節炎で、日にち薬で、忘れるように消えてくれるのを祈るのです。

しかし、盛り上がらん。
なかなか、楽しくならん。

2011年7月26日火曜日

20110726 夏終了。

今日から、また入院生活。
楽しかないけど。

アバスチンの維持療法は、
と言うよりも今年に入ってからの5、6度目に行った三剤での治療は、徐々にその効果を失っていたのであった。
ちゃんちゃん。
ちぇっ

昨年末の正常値手前の値を最後に、CEAはじわじわと上昇を始めていましたからね。

6月にCTを受けて、肺にポチポチ。
前回と比較して、血管かな?というやつがひとまわり大きくなって、あんたは血管じゃないね。って確認できた。
そういう奴らがいっぱい居やがる。
あと、気管支分岐部のリンパ節だろうけど、こいつが大きく育っている。
それを確認して治療変更となった訳ですが、その日は維持療法をを継続で受ける予定だったので、予定通りに受けちゃいました。
そんな訳で都合、退院以降は4回の維持療法を受けました。
最後のはね、いわゆる蛇足だったとおもうけど。

それから、入院を待っている間までに様子が悪くなってますね。
痰は、退院以降徐々に増えていたんだけど、ここ数週間で咳を伴ってってのが辛いです。
そんなに痰の量はないのに咳が重責する。大きく育っているのが咳を誘発しているのだろうかと思う。
痰がたいして出ないのに、咳がヒドイと嫌んなる。
あと、食道の方にも影響が出て来ているような気もする。
胸がつっかえるような感じ。
気のせいだといいけど。

今回は、アリムタの見込みです。
丁度、前回の治療の導入から一年が周ってます。
導入で、ちょっとはコントロールがつくといいんだけど。
全くの無効だったら?とか思うと憂鬱でしょうがないですよ。
入院が楽しくなりますように。


なんか、「あーやっぱ、こんなもんか」って感じです。
下手すると、しゅるしゅると帰られなくなるかも、とか思ってしまうのもイヤですね。

本日は、胸部の単純撮って、24hrCCrをやってます。
それ見て、明日の午後面談して、治療選択を明確にしますよ。

2011年7月7日木曜日

20110707 たなばたよ-ん

第14回世界肺癌学会
2011年7月3日~7日 Amsterdam, Netherland
2011. 7. 7
未治療の非扁平上皮癌NSCLCにペメトレキセドとカルボプラチンの併用は有効、日本の多施設共同試験【IASLC2011】
八倉巻尚子=医学ライター
日経メディカルオンライン --------------------------------------------------

 非小細胞肺癌(NSCLC)患者の一次治療として、ペメトレキセドとカルボプラチンによる導入療法は忍容性があり、効果的であることが日本の多施設共同試験で明らかになった。7月3日から7日にオランダ・アムステルダムで開催されている第14回世界肺癌学会(IASLC2011)で、山口宇部医療センターの青江啓介氏らが発表した。


 対象は、未治療の切除不能ステージ3B/4もしくは術後再発の非扁平上皮癌NSCLCで、ECOG 0-1、測定可能病変のある患者。ペメトレキセドとカルボプラチンによる導入療法を行い、その後、ペメトレキセドによる維持療法を行った。主要評価項目は無増悪生存期間(PFS)、副次評価項目は全生存期間、奏効率、病勢制御率、安全性、導入療法での奏効率とした。


 カルボプラチン(AUC 6)とペメトレキセド(500mg/m2)は、3週おきに第1日に投与し、これを4サイクル行った。導入療法の終わりに、抗腫瘍効果を判定し、完全奏効、部分奏効、病勢安定が見られた患者に対し、ペメトレキセド(500mg/m2)による維持療法を病勢進行もしくは重篤な有害事象が認められるまで継続した。


 今回の発表では導入療法の結果や維持療法への移行率などが報告された。


 導入療法でペメトレキセドとカルボプラチンは109人に投与された。年齢中央値は63歳(38~78歳)で、男性が63%を占めた。PS 0の患者が34%、PS 1が66%、ステージ3Bが30%、ステージ4が66%、再発が4%。腺癌が96%を占め、肺大細胞癌が3%、その他が1%。喫煙者は8%、喫煙経験者は61%だった。


 導入療法におけるdose intensityはカルボプラチンが90%、ペメトレキセドが89%だった。75人(69%)は4サイクルの導入療法を完遂し、60人(55%)が維持療法に移行した。なお維持療法の開始前に治療を中止したのは49人で、病勢進行による中止が31人、有害事象が9人、その他が9人だった。また20%の患者で投与量を減量し、68%の患者では投与が遅延した。


 主なグレード3以上の有害事象は、血液毒性では好中球減少が54%、血小板減少は41%、貧血は28%、白血球減少が20%、リンパ球減少が5%。非血液毒性ではグレード3以上の食欲不振が6%、ALT上昇が5%であり、全グレードでは皮疹が26%、発熱が17%の患者に見られた。また赤血球輸血は10%、血小板輸血が7%、G-CSF投与が9%の患者に行われた。


 抗腫瘍効果は、部分奏効が42人(39%)、病勢安定が47人(43%)であり、奏効率は39%、病勢制御率は82%となった。


 「ペメトレキセドとカルボプラチンの併用は、血液毒性の頻度は他のレジメンとほぼ同じだが、QOLが下がりにくいと思われる。導入療法でQOLを下げないことは重要であり、ペメトレキセドとカルボプラチンの併用はそれを達成できる可能性がある」と青江氏は述べた。維持療法を含めた有効性・安全性の結果は今年の欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で報告される予定であるという。
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今度はこれやね。
なので明日の外来から、葉酸が処方されるのかな。
アリムタって、皮膚症状とかで、とてもしんどそうな気がしてならんがに。
さいきん、身も心もヒヨワなので耐えられるかが心配(´・ω・`)


相方は、カルボでもいいのね。
シスプラチンだと思ってドキドキしてたわ。


来週あたりから、入院記録が始まる見込みです。
普通の日記は、殆ど書いてないがな(^_^;)