2011年1月31日月曜日

GEAR 2nd

Readerで、ニュースフィードを読んでいたら、違和感がある。
なんだか記事が目に入って来ない。
意味は、わかっているつもりなんだが、みょうにおかしい。

おかしいと、思っていたら、どうも目が見えていなかった。
焦点のあるトコロが見えていない。
焦点以外では見えていて情報が入っているので、書いてある事は理解できていながら、見ようとするトコロからは情報が入って来ないので、すごく違和感がある。
ま、見えていないんだから、違和感があって当たり前なんだが。

うーん。これはひょっとこして例のあれかいな…。
できれば、そうではないといいんだがなあ。
いちおう、CT像では現状はどうもなっていない筈なので。
なので、暫く観察して見る。

ひょぼひょぼっと、横長の紐上に空間がさける様な ゆがむ様な 暗い穴が佇む感じからスタート。
分厚いガラスがとろ溶けている様な感じ。
徐々に全体的に広がってゆくので、屈折率が下がって薄まって行く感じ。
紐を綿棒で伸ばして行く様。
この辺りがかえって全体的に視界が不良なので、鬱陶しい。
最初は、両眼の症状かと思っていたが、中盤を過ぎて左眼の症状が強い様子。
視界不良範囲は更に薄まって行き、不快感も軽減。
左眼の左端下部あたりに全体が吸い込まれて行くように終了。
だいたい、20数分。

途中で、程度は以前より軽いが、閃輝暗点だろうってことでナースコールして現状報告。
頭重感はあるものの、他には症状なし。
天気が悪いので、頭重いのって思っていたので、気になってないし。

とりあえず、明日、頭部のMRIを予約して貰った。

夏に、MRIをやってから半年以上経っております。
3、4ヶ月間隔でフォローしてたのに、ほおったらかしでございますよ。
なんとなく、CTを撮る時に頭部も見てくれてたから、それでイイかと思っていたが、やはり頭部は頭蓋骨で覆われているので、レントゲンでは不明瞭なのだ。
タルセバは血液脳関門を越えるという話があったから、タルセバが入っている間は悪いことは無いだろうとか思っていたが、あれを中止して久しいもんな。
ふむ。
また、ぶつぶつ出来ていて、ガンマナイフで麻呂な眉ポチになってしまうのかな。
とか、考えたり。
ま、ガンマナイフで手当てが効く間は幸せだわ。
それにしても。


軽い絶望感にひたひたされています。

2011年1月28日金曜日

で? って言う。

朝、早い時間に回診で他の病室を回っている担当医と廊下で遭遇した。
外出から戻ってからは、顔を合わせていなかったので、「問題ありませんでしたか?」と問われて「たぶん、問題なかったと思います。」そう答えた。
これで今日は、「治療スタート」って感じだったんだが。
指示が出てない。

どうした訳か、忘れていた様子。
その上、本日は、気管支鏡で検査室に入っているらしい。
本日、担当の看護師さんが問い合わせると「すぐ上がって指示を出す」と言いながら、すでに一時間過ぎているとか。

ふむ、ま、暇だし…。
んじゃ、ルートだけとっておきましょうか。
留置針を入れて貰って、のんびりと待ってました。

結構、この人は、指示を入力するのを忘れる事が多いのだ。
うん、慣れて来てます。
待たされると、イライラはするんですけど。
ま、ほんとうに暇だし。
いつも通りに時間を潰していれば良いのです。

お昼ご飯を食べ終わって、「てっぱん」が始まる頃には側管からのステロイドにムズムズしていた筈。
治療が終わったら、すぐにお風呂に呼ばれて、ちゃっぽん。
昼からは、ぱたぱたと過ぎて行きました。
いまは、治療の余韻で眠たい時間を過ごしています。


この週末は、寒いそうです。
これを過ごすと緩んでくるみたいですよ。
今年は、この寒さのせいで水道管が凍ってしまい、破裂したり、断水したりって事が多いそうです。

実家も寒かったから、昔、さむーい時期には就寝前に水道が凍りつかないように、少し蛇口をひねって水をポタポタさせてました。
外の水道では蛇口をひねると、ホースから水と一緒に でろでろーんと氷が出てくる。
カチカチだと出てこないけど。
最近はそういう心配をした記憶が無いですね。


そうだ。
左手首の中が痛い。
一昨日くらいから、痛みが出てきている。
実は毎回の入院ごとに出ているこの症状は、自分の寝相が悪いために遠心力を不本意だがしかし有効に使いながら、就寝台か何かに手首を痛打するようにして、このような目に遭っているのだと推測してみた。打身後の痣や跡なんか無いんだが。

しかし、今回は入院のベッドの向きが過去二回とは逆なのだ。
つまり、同じような事をしても、これまでと同じ症状を発生させる事は出来ない筈だ。
起こりうるとしても、反対側というか裏側になる筈なんだよな。拳振り回して突き指とか…。
今回は、これを検証するべく、物理的に手首を傷める事象が起こらない環境づくりにつとめてきた。

それでも起こったこの痛みは。
だから、これは副作用の部類かも知れない。

で?

もう暫くは、この痛みが強くなって行く。
もうこれ以上では我慢できないかも知れないって言う手前の、更にもう二つ以上は手前で止まってくれて、徐々に時間を掛けて治まって行く。
モーラスとかアドフィードとかの貼付剤も使ってみたが、大きくは変わらなかった。

その間の禁止事項は、ベッドで座る時に、左腕で身体を支えようと掌をベッドについたりする行為。
これは避けた方が懸命だ。
なにしろ、放っておくのが一番だ。

以上。

2011年1月27日木曜日

「脱出」

今日の採血。

WBC 3,880 /ul (L)
RBC 370 *10^4/ul (L)
Hb 13.4 g/dl
PLT 21.3 *10^4/ul

Ne  1,990 /ul
Ly 1,600 /ul
Mono 228 /ul

ヘモグロビンが(L)じゃない。
何故でしょう。

ま、これをもって、外出許可を貰いました。
えー、いちおう予定されてはいたんだが「採血の結果を見てから」と言う話で。
一週間目の計画でした。

ま、インフルエンザも流行っているし、たっぷり白血球があるでなし…。
「晩御飯迄には帰りなさい。」という門限付きで。
開放された久しぶりの下界には、雪が舞っております。
風が無くて、大粒の雪がふわふわと、本当に舞うようでした。

さて、正味の外出目的は、区役所に行くこと。
以前にも触れました、確定申告を「eTAX」で行なう為の住民基本台帳カードの電子認証が、3年間で期限が切れるのですが、それの手続きの為。
「確定申告」とはエラそうですが、要は「うちには稼ぎも蓄えもございません、勘弁して下さいお代官様」っていう申告です。
入院前にも、たっぷり時間があったにもかかわらず、のんべんだらりと過ごしていたキリギリスは、真冬に凍える思いをして区役所に出かけるのでした。

自宅に一度戻って、ちゃんと書類を確認すると、1月10日にちょうど三年の期限が切れていた。
なんかで、期限切れると一旦廃止で再度新規で交付みたいな情報があったんで、「げー めんどー 」って思った。
いざ出かけて見ると、久しぶりの区役所は、やっぱりイライラするところなのは変わんなかった。
それはいいや。ながくなる。

薄々、気がついてはいたが、やっぱり申請するのは代理人でもよかったらしい。
委任状はいるけど。
いやいや、こうして大手を振って外出できるのは、こう言うまっとうな目的があるからなのです。
もっと、こういうチャンスを作りましょう。

三年の期限が切れているので、(新規・更新)の欄の新規に◯を付ける。
ちゃんと備考っぽいところに「更新は期限を迎える三ヶ月前未満から当日迄」みたいな事が書いてあったし。
やっぱり、時間がかかる手続きなのかな。
んで、窓口の、こんな機会でも無い限り一生口をきく事は無い感じの男性に、申請書を渡して待つ。

呼ばれて、窓口の住基カードを読み取る機械にカードを入れる。
「暗証番号をいれて下さい。」と件の男性。
「ありゃ、なんだったっけ?」で 一回目は間違える。
お約束はこなしたぞ…。
ドキドキしながら、暗証番号クリア。

機械の画面には、なんかコピーしてますみたいなことが表示されている。
しばし、処理に時間が掛かる様子。
手持ち無沙汰。
機械をみたらHITACHIって書いてある。
「胡散臭いなぁ」と思っていたらカードが出てくる。
何かプリントされて出て来た紙を渡される。
おお、これは自宅で確認して来た電子証明の内容が書かれた紙切れではないか。
男性が、「更新出来ました。500円になります。」
「へ??」
あ、終わりなのね。

たぶん、確定申告が近づくこの時期、電子証明更新キャンペーンにつき、期限切れも大目に見ちゃうよ、なのか。
それとも、彼のミスなのか?
時間短縮はありがたいが、役所なんていい加減だ、つい思ってしまう。


残った時間はのんびり過ごして、ちょっとだけおいしいものを食べて、ゆっくりとお風呂に入って、帰りました。
また、何か用事をつくって脱出したいものです。
タイミング的に、外泊は困難だなって思うだけで鬱鬱としてしまいます。
今回は、病室のメンバーにもまったく恵まれていないので、加速度大なのですが。

今日は、十分にリフレッシュ出来たので、明日の治療に備えることにします。

2011年1月26日水曜日

そんなの信頼していいのか。

「信頼度ではインターネットがTV、新聞を抜く」
2011年01月26日


一般生活者は日常的(月に1回程度以上)に健康や病気、薬などの医療に関する情報をどのメディアから得ているかで、テレビが77%と最も多かったが、2番目にインターネット(73%)が入り、新聞(51%)や雑誌(23%)を抜いたほか、最も信頼できるメディアとしてはインターネット(32%)がテレビ(25%)を超えてトップになった。新聞は19%で3位だった。
これはキューライフが行ったテレビが患者や医療現場に与える影響調査で分かったもの。インターネット情報の影響力が大きくなってきていることを裏付ける結果になった。
また、最も行動に影響のあるメディアでもテレビ(37%)に次いでインターネット(34%)が2位に入った。新聞(11%)は3位になった。
なお、調査の目的だった「テレビ番組で自身や家族が服用している薬の話が出ていたらどうするか」の問いでは93%が気になると答え、副作用の話が出ていたらどうするかでは、男性の71%、女性の77%は医師や薬剤師に相談するとしたが、13%の男女が服用を中止する、または中止させる。5%の男性、3%の女性は服用量を減らすと回答していた。これは、同社が全国の2198人から有効回答を得たもの。




家にいる時は、ほとんど新聞を見なくなってしまった。
広告はみるけど…。
最近は、アプリで地域のチラシが見られるから、現物が無くてもいいんだよね。
TVの見方も、ずいぶんと変わったよね。


って言う話は、どうでも良いんだが。
副作用情報で、勝手にお薬をやめられる人が居るのね。
って思った。
それがどうでもいい薬だと、よろしいですけどね。


昨夜は、「クローズアップ現代」で「月々の負担に耐えかねてグリベックを中止しました。」「悪くなりました。」「中止してたから、他の薬も効きませんでした。」「さようなら。」みたいなお話が事例に出ていたが、ある意味で、自分で自分に値段がつけられる訳だ。
私には出来ない選択だからなあ。
効いている薬を、諦めるなんて考えられないよ。
効く薬を一所懸命に探しているのにね。


高額療養費の自己負担は諦めるに値するほどに、そんなに大変だろうか。
加入している保険にもよるところが大きいんだろうか…。
そういえば、あの自己負担額は圧縮されるっていう話があったじゃないか。
また、民主党か。
どうにもならんな、民主党は。


ま、アンケートの方は、どんな薬がその調査対象なのか分からないので、何とも言えない分、何とでも言えるところでもある。
でも、勝手に止めるのはマズイでしょ。
薬局で買った薬以外で処方して貰ってる薬とか、しかも長期で飲んでいる様なものには、服用している意味があるでしょうからね。


とはいえ、人の事なのでどうでもイイや。
しかし、「量を減らす」って言う男 5%・女 3%ってのが一番、中途半端でヘタレだな…。

2011年1月25日火曜日

夜更けの。

丑三つ時に、となりのベッドで珈琲なんて淹れちゃダメですよ。
気持ち良く寝ていたのに、目が覚めるじゃない。
二度と、寝付けないじゃない。

あゝ、寝不足。
体調悪い…。

あのじいさん、呪ってやる。

2011年1月24日月曜日

だるい。

ずっといるので曜日感覚が怪しくなるかも知れませんが、今日は月曜日。
んで、採血。

TP 7.2 g/dl
ALB 4.5 g/dl

AST 61 IU/l (H)
ALT 42 IU/l (H)
γGTP 122 IU/l (H)

BUN 15 mg/dl
CRE 1.10 mg/dl
UA 6.8 mg/dl

CRP 0.032 mg/dl

Na 139 mEq/l
K  4.3 mEq/l
Cl 103 mEq/l
Ca 9.1 mEq/l
P 3.4 mEq/l

WBC 4,540 /ul
RBC 363 *10^4/ul (L)
Hb 12.8 g/dl
PLT 18.8 *10^4/ul

Ne 2,574 /ul
Ly 1,657 /ul 
Mono 254 /ul

TC 232 mg/dl (H)
TG 246 mg/dl (H)

なんでコレステロールやトリグリが上がっているのかな?
尿酸下がりました。(笑)
やっぱり食事か。
Kも戻りました。
肝障害は薬剤性と思われ。
血小板が下がって行くのが早すぎる様な気がする…

なんだか、だるいです…
眠いし。
天気が悪いからなのか。
ま、今週一杯はこんな感じだろう。


年寄りってのは概ね早起きで、朝方ガチャガチャうるさいのがこれまでの経験だったんだが。
消灯を過ぎて、ゴソゴソし始める新種を発見してしまって、困っている。
TVをこうこうと点けたままでいられると、結構眩しいのよ…
場面によっては明るくなったり暗くなったり、これまた突然明るくなったり。
アイマスクが欲しい…。

それから爺ちゃん、入れ歯が合わないのはしょうがない。
でも、夜食はねえ。
消灯後に思い出して食べるからって、食べ物をミキサーでガリガリ処理するのはやめて欲しいです。
お腹の中に入れば一緒だろうけど、おいしいのかな?
もうすこし早めに、明かりがあるうちに食べよう。


安眠が妨害されているから、だるいんでしょうか。

2011年1月22日土曜日

二日目はこんなもんです。

本日は、顔面が紅潮。
とても火照っております。
流石に、初日の三剤投与は負担になる様で、37℃程度の微熱です。
昼からは、氷枕で横になっておりました。

熱っぽい感じで、少々だるいのかな。
気持ち、吐き気も感じるので朝にはプリンペランを食後に。
だいたい、食前には何とかなる様な気になって、事後には不安になるという。
で、食前に飲んだらいいのに、といわれつつ食後に飲んでいる。
でも、それでやり過ごせるので、昼は飲んでいない。

朝は普通に、定期便で通過しました。
マグミットは、2錠、2錠で来ています。
ま、明日が勝負です。
初日、投与量が多かったって感じではないですね。

明日も、おとなしくしますよ。
このペースだと、外泊はタイミングが無理ですね。
一度、外出して区役所に行きたいのですがねぇ。
来週の採血以降で企みましょう。

うん、今日はこんなこってす。

2011年1月21日金曜日

Slow / Quick, Please choose whichever one you like.

昨日の採血結果。
TP 6.9 g/dl
ALB 4.4 g/dl

AST 27 IU/l
ALT 14 IU/l
γGTP 87 IU/l (H)

BUN 19 mg/dl
CRE 1.17 mg/dl
UA 9.0 mg/dl (H)

CRP 0.047 mg/dl

Na 141 mEq/l
K  5.4 mEq/l (HH)
Cl 106 mEq/l
Ca 8.7 mEq/l
P 3.7 mEq/l

WBC 6,490 /ul
RBC 359 *10^4/ul (L)
Hb 12.8 g/dl
PLT 22.4 *10^4/ul

Ne 3,491 /ul
Ly 2,297 /ul 
Mono 636 /ul

Xmasとお正月のタッグに対峙して、ぼっこボコにされて完敗(乾杯も)したので、推計で2kgの体重増加を来たしております。
そりゃあ、栄養状態は良好かと。
しかし、その分に過剰に摂取されたるものの因果がめぐって来ております。
担当医には、「尿酸値(UA)は入院時(過去)の経過で改善傾向があるので、食生活と生活習慣が原因では?」と指摘を受けた。
マトは外れてないぞ…でも本当に食事由来なのかなぁ。
K(カリウム)の上昇も、「腎機能の低下の関与」とは言ってもらったが、マト周辺の背景もあるんだろうか。

そこそこふわふわと腎機能が悪いな。
値がよくなる事もあるが、それは腎機能が良くなったんじゃなくって、その時は負荷がかかっていなかったので、たまたま数値的には良くなったって事だろう。
腎臓は壊れるとすごく困るから大事にしようね…
お薬って大概が腎臓から排泄されるものが多いので、ひょっとしたら治療もできなくなっちゃうよ。

個人的には、PLT(血小板)がもうチョット戻ってほしいな。
赤血球は、がんばって増えてくれているから、そのぐらいは付き合ってやって欲しいところだ。

CTの画像診断報告書もプリントアウトしてもらったけど、また今度にします。


本日は、五回目のアバスチン+カルボプラチン+タキソールの治療の初日でございます。
はい、いつも通りで大きく変化はなかったですよ。
相変わらず、ステロイドの静脈注射で痒くなって、タキソールの点滴でフワフワして、喉がイガイガして、レスタミンで眠たい。
そして眠気がすぎると元気になって、目が冴えて眠れない夜を迎えるが、でも、みょうに顔色が悪い。

先月、病棟を異動して来たっていう初対面の看護師さんが今日の担当だった。
その方が、どうした訳かステロイドの静脈注射を恐ろしくゆっくり入れてくれているのだ。
最初、シリンジは動いていなくて、何かの時間を測って待っているのかと思ってしまった。
じんわり、かゆみが出て来たので注入されているのがわかったんだが、これまでに無い経験だった。
ひょっとして、用法が変わって、ステロイド、若しくはガスターの注射を静注の際には5分以上時間を掛けて注入するなんて事になったのかと考えていた。
いやいや、結構な時間をそうやって過ごしたんだな。
何せ、初めてお世話になった知らない看護師さんだったし、少し遠慮もあるもんだから。
ほとんど動いていないシリンジを見つめるのに耐えられなくなって、試しに「もうチョット早くてもいいですよ」って言ってみた。
「でも、痒くなるでしょう?」
「うーん。痒くなるのは間違いないので、さっとやって、きゅっと終わらせたいんですけど、」
「あー。じゃあ、ちょっと早くしますね。」
で、いつもの通りのがーっと痒い時間がやって来て過ぎて行った。
じわじわ、ちりっちりって痒いのと、どちらが良いのでしょうか?
わたしは「いらち」なので。


今朝がた迄の便通は、通常通りに運行されており、定期便が特に車両事故も起こさず、ほぼ定刻に通過しております。
マグミットを昼から、2錠で服用してみました。
夜も、同量を服用してみます。
量が多すぎたら、後悔してみます。

週末は、その後悔と背中合わせだわ。

2011年1月20日木曜日

五回目を始める事になりました。

第5回目のアバスチン+カルボプラチン+タキソールの治療を受ける為に、本日から入院しております。

なんだか、毎日、もう寒くって。
今日も、小雪がちらつく中、病院に到着しました。
ここ暫くは寒い日が続くんだと… まこの病院の界隈は特に寒いんだが。

今回は、皆様のご配慮によって(??)南側ではなく、北側の病室。
「たまには違うところがいいでしょう」と言うことらしい。
たしかに、見える景色が南側は向いの病棟なので味も素っ気もない訳だが、こちらは、一応には開けた景色がある。
景色がいいかどうかは、別の話だけど。

大きな違いは、南側の6人部屋に比較して、こちらは4人部屋だってこと。
窓際までの距離が短いので、部屋の中が明るい。
だいぶん、気分が違う。
ただ、北側なので朝は寒いんだと。

暖房がよくきいていて暖かいのだが、壁にかけてある温度計についている湿度計は、26%あたりを指している。
お肌に良くないな。


さて、今日やった事。

心電図  心不全怖いもんね…
採血 (結果は見たが手元にはナシ)
検尿
胸部単純レ
造影CT撮像 頭部〜胸腹部
担当医との面談。

「ちょっと一緒にCTを見ましょう」って担当医に誘われた。
こういうアプローチは初めてだった。
ちょいと新鮮。
てっきり、主治医との三者懇談だろうと思って、詰所脇の部屋に入るが主治医がいない。
おや、本当にCTを見るだけかい? とか思ったんだが。

これまでのおさらいをちょっとしてくれた。
ドラマのシリーズが佳境に入ったあたりにある、最初からみて居ない人たちを、も一度取り込む為のダイジェストみたいなもんだ。
担当医には、退院以降会っていないので、年末やった肺炎の下りを確認してくれた。
肺炎像を丁寧に解説してくれて、一連のアバスチン治療前、途中、肺炎時、今日のCTと。
順番に比較してもらうと、肺炎時のぶつぶつは「やっぱり肺炎」って事で安心できた。
いい仕事だった。
ちなみに、まだ炎症は残っているみたいで、小さく腫れているのがCTで確認出来た。
それと、最初の1〜2クールで消えてくれた腫瘍は、現在も中抜けでブラックアウトしている状態を維持していた。

お話は読影結果がベースじゃないので、具体的に現状、どこに腫瘍があるかって話は聞けてない。
つまり、ぱっと見のあんまり大きなものは、ないって事ですね。
あ、肺周囲には。ってことで。
転移があったら、何処かなぁ それは。

腫瘍マーカーが、CEAは退院時からは微増、SLXも同様に微増。

これが、やっている間はイイけど ってことになるのか。
ま、やっている間に効果があるのは素晴らしい事だ。

たんびたんびに肺炎を患っているのは、なんだかなあ とは思うが、そんなに自覚症状的に耐えられない治療ではないから、あと二回はやっちゃうよーん。d(^_^o)


えー、昨夜までは、「入院したくない」「いやだ」「いやだいやだ」「たいぎい」
てな事で、ぐずぐずモードでしたが。
来てしまえば、それでまあまあ、機嫌良く過ごせるのにね。
今回も、二箇月程度の予定。
懸案は、免許の更新と確定申告。
どうやってこなそうか。

目論見としては、週明けからだと思っていたんだが。
担当医は「じゃ、明日から始めましょう。」って言ってたので、明日からです。
うーん、「腎機能が下がっている」と言われるのなら、造影剤を使って翌日に抗癌剤治療って 私の腎臓がかわいそう。
ま、しょうがないか。
週末の外泊を楽しみに過ごすってのは、今回に限っては稀有な事象になるのかも。

2011年1月15日土曜日

outside world  /  Propaganda    「OPEN MY EYES」

有名人が死んでても、これまでは、たいして感慨なんかなかったんだが。
最近は、流石に、知っているというか、「あ、死んだんだ」(え?)って思うことが増えてきた。
知っている人が死んでいる。(それでも、え?ってかんじでしょ)
ま、追いついたというか、年を取ったという実感を確認したってだけの話。

1月4日に、ミック・カーンがお亡くなりになったそうだ。


教授のツイートで知りましたが。
(いまツイートを追いかけて貼りつけようと思ったけど、見つけられんかった)
引用で、デイヴィッドのフェイスブックからの引用ツイートがあったり。
デイヴィッドはフェイスブックはやってるけど、ツイッターはやってないっていう理解でいいのかな?
って思った。
教授と、仲が悪いんではなくって、公的に使っているツールが違うのに違いない。ということにする。
(私も、フェイスブックはアカをもってるが、ファエイスブックには嫌悪感。茂木さんもなんかいってたな。)

ミック・カーン
彼は当然ながら、たいしてわたしとは親しくはなかったが、JAPANというグループのとても特徴のあるベーシストではあった。

スタイルも、そうだったし。
(あのころ眉毛のない人はしらなかったよ。こどもだったから)
あの、うごうごと生きてるようなベースは、好きですよ。
ああいうのは、なかなか。
うん、ああ、だいすき。

ガンで、かなりの闘病なさっておられたそうです。
以前、ミックの話を聞いたときには、もちょっとややこしい病気のように記憶していたんだが。
記憶違いなのか、4日に知ったのは肺癌で という話だった。

人ごとではない?
いやいや、大概の事は間違いなく完全に人ごとだわ。


高校の頃の友達で、JAPANが好きってのが居て。
で、ミック・カーンのファーストアルバムを持ってきたよな。
ああ、そうだった。


いつの間にかCDが主流になっていて。
昔から持っていたLPを録音したカセットや、雑多にエアチェックしたモノを、あるときに、それこそ一度に廃棄してしまって、今でも、それをとてつもなく後悔して思い返すことが多い。
ああ、転勤と引越しさえなければ、ゴミだらけの生活が送られるのに。

若い頃は、LPは何とか買えても、CDプレイヤーはなかなか買えなかったんだよな。
今後はCDなのよねん って思いつつもなかなか手は出ないよね。
先輩に、勇気を出して買ったCDをカセットにダビングしてもらったり。
地道に、ソフトから増やしていってたな。

今の若い人達は、これで満足しているのかどうなのか知らないんだけど。
私が若かった頃(嘲笑)には、自分の聞きたい音楽はTVにもFMにもあんまりのっかってこなかった。
話が変わるけど、ボカロって(わら)
や、うちの娘のことなんだが。
ボカロって、アーティストを好きってのとはきっと違うって、なんか思うんだが、そう思うのが違うんだろか。
ま、どでもいいんだが。

あのころは、自分の持っているソフト(なーんて言葉は知らなかった)がとても大事だったと思う。

シーケンシャルに大事にしている、好きな楽曲が多くあるとね、コレクション対象になるんだけど。
それも数が増えてくると、何を持っていて、何を持っていないのかが判らなくなってくる。
無駄に時間を過ごすと、センシティブではなくなるのよ、たぶん。

ミック・カーンのファーストアルバムを探しに密林さんをのぞいてみた。
在庫なし。
諭吉さんの半身で売ってくれるところが、 あった。

欲しいけど、あんまり親族にバックのない付加価値は、このタイミングでは意味が無い。
どうせ、アマゾンは手配したけど、なかったんだからしょうがない、頼んだおめぇが悪いんだべってキャンセルしてくるのは分かっているんだが、通常のものを発注してみた。
手に入るといいな。

そんな、懐古調にスイッチが入って、密林を探索してZTT関連の持ってないのを物色。
今日は、PropagandaとThe art of noiseの聞いたことないのが届いていて、ゴキゲンさん。

思い返せば、私の耳は子供さんなので、初めて坂本龍一がサンストかなんかでThe art of noiseを紹介したときに、どう聞いていいかわからなかった記憶がある。
あゝ、あとは戸川 純な。
あのころ、パンクに近いのは無理だったな。

玉姫様も、レーダーマンも、ヤプーズの曲も欲しいんだ。
思い出した。
好きだった子が、ピストルズとか好きだったな。
懐かしいな。

たぶん、思春期に聞いてたのが一番なのね。


てなこと言っても。
に続くのは、
リキんでも、だ。 
あ、いなかっぺ大将 大嫌いだった。
何が、にゃんぱらりんだ。


若い頃にレンタルで借りたLP版の「Talking Heads」の「Stop making sense」と、暗黒の大量廃棄後に入手したCDの「Stop making sense」では楽曲のテイクが違う。
小さな劇場でタイミングよく「Stop making sense」が上映されたのを観に行くことができたけど。
うん、たしかにあの大きなスーツは、どうもこうもって感じではあった。

いやいや、そうではない。
たとえば、坂本龍一がツアーで各地での公演が終わった。そのすぐ後には、iTunesにアップして販売している。
各公演でテイクが違うのは当然だけど、そこに出かけた人は嬉しいんだろうけど、なんかなぁ。

私は、レンタルのLPで聴いた「Burning down the house」が好きだったし、「Girl Friend is Better」に流れていく感じもだ。
「Psycho Killer」も、気がついたら、あれこれ聴いて、どれがどのテイクか分からなくなった。

数を打ってはいけない。 と、思うことはある。

今は技術が、ですね、価値に追いついていないのか追いぬいてしまっているのかわかりませんが、イコールにはなってないんでしょうね。
やりたいことは、多分なんでも出来るんだけど、価値のつけ方がおかしいいというか、手に入れる方も、そもそもの価値を見出していなくて、送り手だけがやりたい放題なんではないかと思われ。
え、それはグルーポンのお節のことではありません。
あれには、価値そのものがなかったからね。

昔、LPで12inchiアルバムなんてのがあった頃は、子供が繋ぎあわせたみたいなツマラナイミックスがいっぱいありましたよね。
それからすると、今日の「outside world/Propaganda」は聞いていて気持ちいい。
既知のものを繋ぎあわせても、時間つぶしにしかならないから、12inchi Mixって無くなったんだろうね。
一枚のアルバムには、こんなにテイクがあったんだって思わせる。
この、トレヴァー・ホーンがやってますって感じがいいです。

密林で、海外に発注しているのが「Propaganda」のファーストアルバムのスペシャルなんです。
こやつも、LPとCDでテイクが違っていたのが悲しかったのです。
このえれい違うテイクを一枚にまとめるという、それは快挙なのか暴挙なのか。

そのような商品がある聞いて、頼んではみました。
「A Secret Wish: 25th Anniversary Deluxe Edition」
そりゃデラックスな。
え、まだUKから届いてません。
はは、あれから25年も経ってますか。


今年は、寒いです。
昨年の夏は暑かったものの、私は病棟でノホホン(?)でした。
同じように、くそくそ寒い中を恐縮ですが、病棟で過ごすことになっちゃう感じでお送りいたします。
検査値のページ、更新しました。
半月で、またCEAは、すると上がってます。
ひと月すると、さらに元に戻るや知らん。
だめよね。

もともと、癌持ちの免疫はズタボロで、そうそう思うように成るわけがない。
はなから免疫がシャンとしているなら、癌は発症しなかったろう。
そこを勘違いするから、イレッサ使って訴訟して。
死ぬ順番なのに。

読んでるブログで書いてはるのもあったけど、がん患者は大概が年寄りで、知識もない患者に輪をかけて馬鹿な医者(確かに専門外の医者は馬鹿に等しい)が発する患者の理解に届かないムンテラを聞かされて、さあさあ、正しい判断なんて、そもそも、その段でさせるほうが間違っていると私は思う。人は強欲で馬鹿だから、その段で判断しても、顔無しが腹一杯になっているモードだ。
人のことは言えないが、生産性のない社会保障だ。
ドブに小銭を落としても
茶ポーン(  Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ
て言いよるって塩野義のおっさんがよく言ってた。
こいつに札束使っても響かんってのが枕だけどね。
いや、まして、訴訟をしているのは患者本人じゃないしな。


でぷでぷなのか ?
ではないんだよなぁ。
とか、思いもって。
でも、夜、寝られないんです。
なんか、お薬イパーイで朝来たりするアルヨ。

「おとうさん、さいきん、眠れていないんでしょう?」
って、どんな娘や。
もうちょっとまともなCM作れたらよかったのに。

死ぬ人は何しても死ぬように世の中なってる。
順番やし。
そでないことを、それを証明するには、要潤くんにたのまな な。
あとはタイミングだけや。


朝が来るから、おやすみなさい。

2011年1月6日木曜日

アバスチン治療乳癌患者は

アバスチン治療乳癌患者はおよそ5倍心不全をきたしやすい

メタ解析の結果、アバスチン (Avastin;bevacizumab、ベバシズマブ) 
治療乳癌患者のうっ血性心不全(CHF)リスクはプラセボ治療群より
およそ5倍(4.74倍)高いという結果が得られました。
BioToday

怖いねぇ。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
きおつけます。
しかし、終わってからひと月は過ぎるが、相変わらずの

鼻血モードです。
今回、アバスチンの余韻が長いです。