2008年12月30日火曜日

鎮火祭に出掛けましょう (2008-12-30)

なんとか、大掃除らしきものが出来ました。

指が痛まなくて、水仕事も出来るようになっているのは、大きいです。
あと、勇気があれば、明日の午前中に洗車してみよう。
指がダメダメになってから、洗車も出来ていないのです。
しかし、夕方から冷え込んできているので、
内装だけ手をかけて、後は器械のお世話になるかもしれませんね。

明日は、厳島神社で「鎮火祭」があります。
大晦日に行われているものですが、毎年、観に行ってます。
宮島観光協会 鎮火祭について

結構、短時間で終わってしまうのと、何せ松明をともしてですから、火が点けば暖かい。
小さい松明に火を点けて、火を消した後の松明や、松明の木片を持ち帰って、
火除けのお守りに神棚や、台所などに置いています。
火は出ていないので、御利益はあるのだと思いますが。






















写真は、火しかわかりませんが、大きな松明からこぼれた火に、
小さな松明を集めて火を点けているものです。

毎年のことになっているので、継続できることにとても幸せを感じています。
来年も、何の進歩が無くても、同じように暮れる年であるとよいと思います。

皆様も、どうか良い年をお迎えください。

2008年12月27日土曜日

またまた一週間が経ってしまいました。 (2008-12-27)

自分の中で、内部処理にそのくらいの時間が掛かるようです。

呼吸器で、12月5日採血分の検査結果の評価を確認。
CEAが、2.1 から、 2.6 と微増。
SLXが17.5 から、 14.2 と微減。

何れも、正常範囲だけど、、、
微増はやっぱり気持ちが悪い。
小さな触れ幅で動いている状態ならいいけれど、
1.9 → 2.1 → 2.6 っていう流れは、
再発前を思い出して、ぞわぞわしてきますね。

もともと、腫瘍が見つかる以前からCEAは、3.0~4.0 あたりだったから、
1.9 という値が自分の測定史上 最低値ではあるわけです。
経過が良かったら、それ以下になるんでしょか?

タルセバを100mgに減量して6週での結果で、ここまではボチボチと腫瘍のコントロールは良好の様子。
ちょうど、タルセバの内服を始めて、6ヶ月が過ぎたところ。
左肺門のリンパ節と、右鎖骨下のリンパ節の転移・再発で、続発して両肺に多発転移が出て、
ちょっと今年が、まずそうだ、、、と思ったがタルセバのおかげで、なんとか踏み留まった感でいっぱい。

肝機能が、AST、ALTともに正常値の1.5倍程度。
上がったり、下がったりしてる。
KL-6は正常範囲。

大きな副作用の心配は無い様子。
タルセバが効いて、使える間は、なんとか症状無しでやっていけそうだ。
disease free で、どのくらいの期間を過ごせるかが一番問題。
正味、治ることは無いのだから、
臥せる様な闘病が始まるのを、どれだけ遠のかせられるかが肝要。


皮膚科で、爪囲炎のケア。
右第三指の爪なしは、ガーゼなどの保護状態継続。
右第一趾の爪も、薄くなっているが経過観察。
周囲の肉芽を液体窒素で焼いて貰う。
左第一趾も肉芽が硬結しているので、切り取って貰う。

女医さんに、さくさくと処置して貰う。
左第二指が剥離している部分が変色していて、「白癬では無いか」と顕微鏡で確認するのに、
ヘラでゴリゴリと爪の剥がれ掛けているところを削って、検査して貰う。
結局、白癬は居なかったが、検査のときも、液体窒素で焼くときも、ハサミで肉芽を切るときも、
とても、楽しそうにやっておられる。
うらやましい。

次は、3週あけて1月9日が受診日。
また、採血がありますから朝食は抜いて行きましょう。
何とか、後厄も明けそうです。

2008年12月23日火曜日

nano block って、ブロックなの? (2008-12-23)

 って、かなりベタなフレーズが頭をめぐりました。

それで、まだ散髪に行けてません。



22日に発売になったのは、「鋼の錬金術師」だけではなくて、
「もやしもん」#7も出てます。
我が家は、家族みんな「もやしもん」が好きです。
「もやしもん」も、よくおまけがついた版が平行してありますが、
このたびは「A.オリゼー」の「nanoblock」と聞いてました。


で、それは何でしょう?
聞いたこと、たぶん ないし。。



もやしもん 7  限定版  ~nano~
  • 作者: 石川 雅之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/12/22
  • メディア: コミック
Amazonではこのように、 ~nano~ とされている。
で、「nano」の正体はこれ。~ nanoblock ~


知りませんでしたね。
なんと「nanoblock」なるモノで作る?? 「A.オリゼー」のキット が入っている。 らしい。

ブロックといえば、ふつうはLEGOでしょう。
子供のころ、ひとりで良く遊びました。
  自慢ではないですが、ひとり遊びは必要に駆られてか良くしてました。
ブロックはとてもよい、おもちゃです。
最近は、大きなサイズの「デュプロ」とか、もっと大きいサイズのものも低年齢向けにあります。
小さな子供でも、遊びやいように工夫がされています。
我が家にも、上の娘が小さいときから黄色いバスに入ったブロックがあって、徐々に中身が増量されてきました。


本来、パチものとして(失礼)対極にあった「ダイヤブロック」
まさかこんな形になっているとは思いもよりませんでした。
「ダイヤブロック」の製品に触れるのは、生まれてこの方、これが初めてです。


で、騙されたと思って作ってみました。
「nanoblock」というだけあって、小さい。。。


ブロックの最小単位が4mm×4mmらしい。
小さすぎ。
作り方としては「大オリゼー」と、「小オリゼー」の作り方が添付されている。

一度に、大小を揃えることは、キットの部品の数の上では出来ないらしい。
ちぇっ 中途半端なキット。
ちょっと狭量。


とりあえず、「大きいことは良いこと」なので、大オリゼー閣下を作成してみた。
ステップが、頭の作成に6ステップ、1ステップ中に3層を構築する解説。

4ステップまで済んだ所。
ここで、私を差し置いて髪を切りに行って、帰ってきた娘に工程を奪われる。

娘作成の頭。
じつは、シャブ漬のコンクリートを用いたのか、コウゾウ計算偽装か、、、
ともあれ間違いがあって解体に。。。
しかし、紆余曲折の後、胴体は完成。
菌糸を4本つくり、ドッキングシークエンスに入る。

よく出来ました。


一応サイズ比較で、「nanoblock」だけに「iPod nano」と。


作るのは、すごく楽しい。
が、最近、眼がショボショボなってきたので、「正直、しんどい」って感じになった。
前出の、ページには作り方のちょっと詳しい版があったので、それを印刷して手元においていたが、
けっこう難しかったな。
解説もPDFとかで、がんがん拡大できたり、
拡大したら、ブロックの丸い部分に番号があったりしたら、すんごく喜べるのに。

「なれたら、他の菌も作りましょう」みたいに書いてあるが、

うーん。「ヨグルティ」が欲しいかな。
考えてみれば、うちにはガチャポンフィギュアやガチャポンマグネットで、「もやしもん」の菌がいっぱい。
上の娘のミニノートや、下の娘のタオルハンカチは「もやしもん」だ。
オリゼーあたりは、うじゃうじゃ醸すものを獲りあうくらい家中にいる。


たぶん、ちゃんとしたキットがあれば、ぜったい 買いそうだ。


そんな訳で、出来た「オリゼー」は拉致されて、
娘が自分の机の周りに飾っています。


今日は作るだけで、まだ「もやしもん」のコミックを見てません。
本末転倒と、言うところで。

2008年12月22日月曜日

いよいよ、散髪 (2008-12-22)

ついに年賀状の作成も、追い詰められてやりました。


しかし、毎年感じることですが、「年越し感」の希薄さが、年を追うごとに募っていくようです。
ましてや、今年は仕事にも出ていないので、社会との隔絶感がいっそう拍車をかけているようです。

年越しは、とりあえず小奇麗に。
ですから、大掃除もしなきゃいけません。

指に包帯巻いたままの状態で、痛むようでは、どんな作業も戦力外でしたが、
剥いだ爪の指は、保護をしているものの、他の指とほぼ同様に痛みも無く、機動性に問題なし。
あとは、掃除を「やる気になる」ことが肝要です。

このハードルが、実はかなり高い。
気が乗らないときには、とりあえず、体を動かしてみると、徐々に頭がその気になって行くそうです。
バイオフィードバックですね。
あと、掃除の魔力も効果大です。
始めることから、始めればいいのですが。。。


大掃除にあわせて、そろそろ髪を切るべきときでしょう。
春先のタキサン系で、ほとんどの毛が抜けたのに、
タルセバに変わったら増毛、多毛、巻き毛。

他の副作用を無視できれば、下手な増毛剤より効果があるはず。
まだまだ、新しく勢力を拡張する毛髪は生え続けていて、
このまま続けば、おでこが無くなってしまうに違いない。

これまで、そんなに癖の無かった普通の髪の毛が、
くるくる巻き毛のごわごわが、うねってますから。薬の副作用とは言え大したものです。
もうちょっと、伸びてくれると収まりがつくのかもしれませんが、
中途半端な長さでは、妖怪アンテナが360°に全周囲を向いている感じです。
すこし、バランスを良くしてもらいに散髪に行くべきです。
とくに、何かの小動物のように、ふわふわと伸びた「耳毛」をきれいに剃って貰いたいです。

掃除を済ませてからでは、年内に散髪は難しいかも。。。
大掃除を始める前から、逃げる算段ですから、、やらないほうがマシかも。

2008年12月18日木曜日

待合の「おしゃれこうべ」 (2008-12-18)

明日は、病院です。


二週間前の、採血した腫瘍マーカーの結果が一番知りたいところです。
前回は、前値からの継続的な流れでしたが、減量から2週間しか経ってませんでしたから評価し辛いです。
明日聞く結果は、タルセバを150mgから100mgへ減量を行って、6週間後の評価ですから、
おそらく、良いも悪いも安定した状態での結果でしょう。

それから皮膚科では、右足親指の爪の品評会。
うーん。
たのしみ?

さて、外来の待ち時間。
明日は、何して暇をつぶそうかな。


我が家では、ぷよぷよフィーバーが吹き荒れています。

そもそもは、下の子が、幼稚園から帰ったあと、なにやらこそこそやってます。
昔の、古いゲームボーイアドバンス(ファミコンカラーの)に刺さっていた、
「ぷよぷよ」で機嫌よく遊んでいます。
結構、上手に。

あれはバックライトもないし、画面も小さいので、、、と。

 上の子にも言われますが、親が「ゲーム好き」だと、
 よその家とはちょっと違う展開が起こるそうです。


ちょうど、こんなのとか、

ぷよぷよ! スペシャルプライス
  • 出版社/メーカー: セガ
  • メディア: Video Game



    ぷよぷよ! スペシャルプライス

    • 出版社/メーカー: セガ
    • メディア: Video Game








    えー、両方とも、内容はほぼ同じ、プラットフォームが違って、プレイする画面サイズが変わるって感じでしょうか。
    「ぷよぷよ」は、15周年だそうで。おめでとうございました。
    むかし、本通りで「ぷよまん」とか売ってましたね。どんなものか現物は知りませんが。
    とまれ、継続は力ですね。
    そんなわけで、これまでのシリーズのいろんな「ぷよ」「通」「フィーバー」などなど
    それ以外にも、うじゃうじゃと遊ぶことが出来るのです。

    できれば、ちまちまとDSの小さな画面で遊んでいるより、Wiiで遊んで欲しいのですが、
    DSのほうが手軽なのか、気がつくとDSで「ぷよぷよ」している。
    (Wiiは、立ち上げるのが面倒で、「なんとかMusic」も、あんなに欲しがっていたお嬢が、一度遊んだっきり)

    わたしは、「つつつつーっっ」と、「ぷよ」を引き下げてくるアクションが苦手で、
    正直なところ、「テトリス」派です。
    ボタン一つで、スコーンと落ちて、
    「ながいの」で、びゃっと消えるのが、いいのです。
    BGMも、声優のセリフが、徐々に訳が分らなくなっていく感じより、静かに流れる曲がよいです。
    確かに、「連鎖の魅力」はありますが、安定して仕事をコツコツとこなす美学が「テトリス」にはあります。(か?)

    秋口までは、DSでファミコンウォーズを静かにやってました。
    待合で。

    好きなんですが、ヘタレな戦略で時間が掛かって、(暇つぶしなんですけど、、、みたいな)
    かえって疲弊してしまうので、
    インターバルの短い「ぷよぷよ」を持ち込んで、(へただから短いんですね)
    ひたすら、予約番号がモニターに出てくるまで待っているのです。

    基本「おしゃれこうべ」が持ちキャラです。
    「チェックするわよ」「ぜんぜんダメね」「出直してらっしゃい」「エ~レガンス」
    でたらめで、大好きです。

    番号表示に気づかないときには看護師さんが名前を呼んでくれるので、
    音は消して、イヤホンもしてないから、キャラは何でも、まったく関係はないですね。
    でも、お父さんの「持ちキャラ」ってこんな感じでしょう。

    下手なので、待合で練習するんです。
    階段状に積み上げて。。。
    マリオカートもそうですが、最近は世界の誰とでもWIFI通信で対戦できます。
    (待合にWIFIは通ってないですが)
    一度、「ぷよぷよ」でWIFIをやりましたが、
    も、「あ-っ」とも言わせてくれないうちに負けて、
    他の人が決着がつくのを、ぼーっと眺めて待っている。
    カッコ悪。

    明日は、検査結果と「ぷよ」練習です。
    この軽口が、検査結果を見ても、どうか明日も普通に続けられることを、心から祈っています。

2008年12月15日月曜日

傷病手当給付金と障害所得補償保険 (2008-12-15)

今日は、かかっている病院に出かけて、
傷病手当の診断書と、「ありがたい」所得保険の診断書を貰って来ました。
毎度毎度になると、結構、手間ですよね。

傷病手当は、毎月ごとに。
所得保険は、三ヶ月に一度、診断書を出して、請求しています。
とはいっても自分が率先して申請している、というよりは、
会社の担当から指示がきて、んで会社に出しているって感じです。
(普段どおり、この書類出せーっって、言われてるだけですね)

でも、それがなければ、自分ひとりで出来るか、自信はありませんねぇ。

傷病手当ては、健康保険から出てきていますが、これは所得の100%ではありません。
これを補完するために、勤めている会社では何年か前から、所得補償保険が導入されました。

会社自身が、雇用する労働者のために加入する分と、それによって補填される分から、正味の収入100%ではないけれど、
個人が任意で追加できる保険で、月額2,400円何某(だったと思う)で加入しています。

制度が導入されたときには、ずいぶんと先に、ヒョットコして、もしかしたら、事故や心筋梗塞・脳梗塞といった、
脳・心臓血管イベントの後遺症でお世話になるのかもしれないと思いました。
そういった背景で、働けなくなったときの収入の保証を、定年時までしてくれるシステムです。
まさか、自分ですぐに使うとは、普通は、思わないでしょう。

まぁ、それがあるので、いまは働いていなくても生活に支障はとりあえずありません。
贅沢が出来るわけではありませんが。
もちろん、個人で生命保険にも、がん保険にも入ってましたから、、、
ただ、、傷病手当も期限がありますよね。。。当座の収入は、シビアな問題でしょう。
(ちなみに、傷病手当給付金が期間満了した後は、その給付額を補完して給付してくれるのがこの保険のメリットです)

結果的にそういったことを、気にしなくても良かったのは、ほんとうに不幸中の幸いです。
(ただこの保険は、まったくユーザーに対して不案内で、突然振込みがあった後にインフォメーションと、、しかも何が何なのか十分に判断つかないとか、、毎度、振り込まれる金額が違うとか、、最初は免責期間があったりもするので、それなりの備えは必要なんですね)
診断書も、いそがしいドクターが今日の明日に書いてくれるわけでもなく、持参して、出来上がりましたの案内で取りに行くわけですから、ちょっとずつずれていくので、入金もちょっとずつ遅れるのが、歯痒いですね。
いやー、いろいろ、支払の期日は決まってますもんねぇ。そんなことはお構いなしですしね。

とはいえ、収入にさほど苦心は無くても、免疫療法や、重粒子放射線をパシパシやるなんて選択肢は、当然にありません。
私の入っているものには、その機能がありませんが、一部のがん保険には先端医療の保障ももあるように聞きます。
うらやましい。

まぁ、免疫療法はともかく、重粒子線には効果があるようです。
おそらく症度によっても個人差はあるのでしょうが、いろいろ試された方が、「あれが一番よかった」と仰ってました。
自分でも、ガンマナイフを経験しているので、どこに当たっているか分らない放射線よりも、ハーネス造って、きっちゃり固定して、
「狙い打つぜっ」ていう重粒子のほうが効きそうです。
わたしも、宝くじが当たったら、一番の近場はたぶんSpring-8なので、300万を握り締めて行こうと思っています。


昨日、クリスマスツリーが出てきました。
昨年は、引越しが控えていたので(もうすぐ引っ越して一年です!)
それで、補助的に小さなツリーだったのですが、
上の子が生まれた時に買った、大きいツリーが出せてよかったです。
10年を超えているわけです。
緑の葉?も落ちて、少しスカスカしているようにも見えてきますね。

窓には下の娘が張った、ジェルの雪ダルマとサンタさんが、ぺたぺた張り付いてます。

先日、YMOのライブアルバムが出ました。
EUYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON+GIJON 2008-(完全限定生産)
  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: commmons
  • 発売日: 2008/12/10
  • メディア: CD




今年、やってたらしいです。知らんかったもんね。発売アナウンスがあるまで。。
いまも、聞きもって書いてます。
これ、ヨーロッパの二箇所でやって、それぞれ二枚組みを一つにまとめて、おまけにTシャツをつけて、ちょっと高い値段。
スペインのどこか、とロンドン。(このスペインのどこかっていうだけで、わたしは弱い)
だまされているのは分ってても、買いました。
Tシャツは、開けて確認もしてない。

イイのはいいです。ホントに。。。
でも、お三方とも良い年のとり方をされておられるから、、、
個人的にはもうちょっと、若い感じのほうががいいな。
文句は言えても、このお三方に変わる人はいないわけですから、
こっちが年をとって、ついて行かなきゃしょうがない。

最近は、、、
というより私はiPodの初代から持ってますし、
CDも一度、iTunesに入れたらそのまんまですね。

最初から分っていたことなのに、
やっぱりTシャツは、要らなかったか。

2008年12月12日金曜日

お刺身 だいすき (2008-12-12)

近所にお住まいの老夫婦は週に一度、どこかに出かけて、
釣りを楽しんでおられるようです。
ときどきは、ご夫婦で、ときどきは、お父さんだけで。

釣果が盛んなときには、お裾分けをいただきます。

私は、生ものが苦手なのですが、
子供たちは、お刺身大好き・お寿司大好きです。
趣味・嗜好っていうものは、遺伝したり、、、
全くしなかったり。。。
子供の可能性を限定しないあたりは、よく出来ている仕組みなのかもしれません。

ですが、お向かいの釣果には、お世話に成ってます。
先々週の鯵は、とーっても小さかったけど、
先日、いただいた鯵は大きかったです。
太刀魚(とても大きい)のお刺身も、美味しいんです。
本当に、ありがたいことです。


さて最近、爪囲炎は右足の親指を除いては、静かです。
四肢に、一本ずつ炎症発現箇所があるのですが、
タルセバの減量で、徐々に落ち着いているのか、
それともテーピングと、コットン詰め込み処置が効果を発揮しているのか。

コットンは、米粒大から適宜増減で、適当な大きさに調整してから、
爪の端に、爪が指に食い込まないようにコットンを押し込み、詰めます。
とくに、指先の横からの接触によって、爪が食い込むような痛みには奏効するように思います。

テーピングは、テーピングテープを使って、爪と指の肉を引き離すように、
テープの端を爪の脇、指の肉に貼り付け、引っ張るように裏側へ巻いて行きます。
肉芽がモリモリしている肉と爪との境界線を明確にしてやると、痛みが明らかに消失します。

二つを併用し始めて、左足の親指は、肉芽モリモリがカリカリに硬化して、
爪が入り込むのを自身でブロックしています。
不思議です。
左手の親指は、ときどきにパーッと腫れてきますが、爪が陥入することで炎症が酷くなるという、
さながら自刃現象のようなことが無くなったからなのか、
あのひと時の地獄は何だったんだろうと、思うようになっています。

ちなみに、爪でいろいろ勉強させていただいたのはこちら。 http://dr-machida.com/

爪を剥いだ右の中指は、「ぺらーん」な爪が張り付くように伸びては居ます。
お風呂上りは、特にぺらぺらで、サカ剥けている皮膚より薄いんです。
本来の爪の中腹辺りに、爪先の白い部分があって、変です。

ピークの右足の親指は、テーピングテープで引っ張りすぎ、あるいはかぶれたのか、
皮下で内出血しているので、本日はテーピングなしでコットンのみの処置。
根元の爪はどんどん薄くなっています。
今日は、見た感じ肉芽ではない膿のようなモノが確認されたので、ゲンタシンを塗ってみました。
感染症から、敗血症に伸展するみたいなのが嫌で、爪はわりと簡単に「剥がす」という選択をされるそうです。

右手中指の爪を剥がして貰って、痛みがなくなっているので、足の指も、剥ぐのを歓迎する部分と、
また、あの爪剥ぎの儀式を敬遠する気持ちと。。。
相談しているところです。

まあ、判断するのはドクターですけど。

2008年12月8日月曜日

そういえば (2008-12-08)

5日は、受診日でした。

主治医が思い立ったので、単純CTを撮像。
もともとの再発・転移箇所は、どうなっているのか?
聞きたかったけど、もひとつ、よくわかりません。

ただ、タルセバを始める前、6月に撮った多発転移状態の画像と比較すると、今更ながらゾッとする感じです。

都会の夜空と、
山にキャンプに行って夜空を見上げるときとの違いみたいな。

満天の星空は、それは綺麗ですが、
あれが全部大きく育つとすると厄介な話です。

術後の外科の主治医は、取った腫瘍が肺内で転移を起こしていたこと。
(一塊の腫瘍ではなかったのでした)
おまけに、マージンが少なかったのか??
「切り取った腫瘍の断面が腫瘍細胞だったので、片割れの(体内に残っている)断面は腫瘍である可能性が高いです」
「取り残しました。」と言われました。

手術前は、2a期でオペ対応可能で「T1N1M0」といわれ、手術を受けました。
終わってみると、肺内転移もあって、3a期で「T4N2M0」になってました。
外科退院時の説明で、外科の主治医は、「5年生存率20%あるかなぁ??」って感じでした。
術前の説明は、オペが出来れば何でも、って感じでしょうか。
結果的に、切れるという判断をしてもらえたのはありがたかった訳です。

まぁ、その後から頭にも出て「T4N2M1」ですから、
その時には、小さな転移がいーっぱいあったんでしょう。
外科医も、取り残したのかも知れませんが、結果は似たり寄ったり。

あの満天の星空が、そのまま残っていたら、それこそ1年かそこらが、あっという間だったのかも知れません。


さて、皮ふ科も。
右中指の爪は右端に接点があるだけで、ガルウィングドアさながらに、風にそよいでいました。
とうとう見切りがつけられて、ほぼ全面の「爪なし」になりました。

左の人差し指で、爪の端が爪先のようになっている現象は、爪の剥離が起こっているそうです。
痛みが出たり、範囲が広がる様子があれば、「切りましょう」ということでした。

右足の親指で肉芽がもりもり育っていて、扱いがややこしいのと、
右手の中指と同様に爪母が弱って、ゆくゆくには、この爪もなくなってしまう恐れが強くなっています。
ただ、今のピークはこの右足の親指なので、爪がなくなってくれると、痛みがなくなるようで、、、妙な期待感。
その前に、いやーな爪剥ぎの儀式があるハズですが。。。。

それ以外の爪全般は、コットンを詰めるのとテーピングで痛みはコントロールがついてくれて、ステロイド・フリーになりました。

今の、若い女医さんは、積極的で、切ったりはったりはお好きのようです。
でもちゃんと、丁寧に選択肢を全部提示して、選ばせてくれるんです。
ありがたいですね。
説明から処置も含めて、外来で結構な時間を使って貰っています。

まだ、ついている患者も少なく、ローテーション枠のぺーぺーですから、いずれ居なくなるんでしょうけど、この期に及んでよい医者に診て貰えました。
曲がりなりにも、皮ふ科は外科なのですから、積極的なアプローチは本当にありがたいです。


LANで繋がっているHDが、Link-Stationっていう奴ですが、記録できるけど、引っ張ってこれない。
デジカメ以降の写真や、DVをDVDに焼いたベースのファイルが山盛り記録されて居るのに、、、取り出せない。
ちょっとしたパニック状態が、、割と長期に続いています。
どうなるんだろう。。。

保存もフィルムやテープが一番ですよ。

2008年12月1日月曜日

まつげを切っちゃいました。(2008-12-01)

まつげは長いほうでした。
とはいえ、伸びすぎてはいけません。

ましてや、クリンとウェーブした上に、さらにクリンクリンと巻いたりなんかすると、
男の子のまつげには相応しくないでしょう。

えんえんと伸び続ける、まつげを切りました。
切ったまつげ、0.5cmから長いと1cmを超えて。
しかも太い。
それもこれも、タルセバの為せる業。

再発後のタキソール+カルボプラチン、無効後のタキソテールと行った際は、面白いくらい毛が抜けて。
スネの、衣服と摺れない所に幾分か脛毛が残った程度に。
多くの方が、ご経験のとおりですが、ケツの毛まで抜かれるとは、このことかと。

頭髪も、最初のシスプラチン+ナベルビン×4サイクルで、毎朝、ガムテで落髪処理が日課でした。
でも、あれもまだ入り口でしたね。
あー、ハゲるんなら、、、刈るかなぁ~、剃るべかぁ~? とか思ってました。
ほんとに抜けるまでは。

髪の毛を掴んで、この間まではあった筈の抵抗感もなくなり、スカッと指の間に残る髪の毛の束、束、束。
見る見るうちに抜け落ちていく髪の毛。髭。まつげ。眉毛と、、、そりゃ軽いパニックに陥りますよ。
普段は、かぶった事のない帽子を買って誤魔化してみたりしました。
でも結局は開き直って、外泊した際に髭トリマーで頭を刈ってしまいました。
一度、開き直るとずいぶんと楽になりましたが。。。

タルセバでは、増毛です。
抜ける前より、生え際が、、、おでこがどんどん狭く。。。
髭が、濃く、太く。
毛が生えるのはいいけど、いずれもクルクルパーマ。

思春期のころは、髭が濃いのに憧れ?たような気もしますが、今更、要らないんですけどね。
全般的に、太く、数が増えたせいか伸びるスピードが遅いような気がします。
何せ、毛のないところにまで生えてきます。
耳毛がモサモサ。
カッコ悪いっす。
産毛だったのが、髭に変化していく。
狼男か?

大分、伸びてきましたが、クルクルパーマの頭、どうしたらおさまりがつくのでしょう?
サリーちゃんのパパが千人ぐらい集まって、角を出しているような収集のつかない頭なんです。

「アル」と「ナイ」が極端で、でも、これも身の上で、致し方ないことです。
今は「アル」でも、効果が得られなくなれば、分子標的治療から従来の骨髄抑制のかかる化学療法のお世話になります。
それは、間違いのないストーリーが用意されています。
うーん。
そのときは、今まで太くたくさん育ったのが、またバッサバッサと抜けてしまうんです。

今日の昼、指に違和感が。
左の人差し指の指先が、妙につるっとした感触。

爪の先には、弧を描いて白く色のついた部分があります。
爪の両端は、一般に指とくっついています。

本来は先にある白い部分が、右端の指とくっついているであろう部分にも、縦に伸びています。
右端の爪と指の間は、引っ付いていないんです。
分かり難いですよね。
ちょうど、日本刀の切っ先から刀身にかけて、刃のナミナミが繋がっている感じで、爪の右辺と天辺が白いんです。
それでなんだか滑らかで、するっとした感触。
どうして今まで気がつかずに。。。?

これも、タルセバさんのおかげでしょう。
痛くないから、許すけど。
この爪は、今後、どんな風に伸びていくんでしょう。

斜めに延びたりしないと思うけど、痛くなかったらそれも面白いからOKです。