2008年12月8日月曜日

そういえば (2008-12-08)

5日は、受診日でした。

主治医が思い立ったので、単純CTを撮像。
もともとの再発・転移箇所は、どうなっているのか?
聞きたかったけど、もひとつ、よくわかりません。

ただ、タルセバを始める前、6月に撮った多発転移状態の画像と比較すると、今更ながらゾッとする感じです。

都会の夜空と、
山にキャンプに行って夜空を見上げるときとの違いみたいな。

満天の星空は、それは綺麗ですが、
あれが全部大きく育つとすると厄介な話です。

術後の外科の主治医は、取った腫瘍が肺内で転移を起こしていたこと。
(一塊の腫瘍ではなかったのでした)
おまけに、マージンが少なかったのか??
「切り取った腫瘍の断面が腫瘍細胞だったので、片割れの(体内に残っている)断面は腫瘍である可能性が高いです」
「取り残しました。」と言われました。

手術前は、2a期でオペ対応可能で「T1N1M0」といわれ、手術を受けました。
終わってみると、肺内転移もあって、3a期で「T4N2M0」になってました。
外科退院時の説明で、外科の主治医は、「5年生存率20%あるかなぁ??」って感じでした。
術前の説明は、オペが出来れば何でも、って感じでしょうか。
結果的に、切れるという判断をしてもらえたのはありがたかった訳です。

まぁ、その後から頭にも出て「T4N2M1」ですから、
その時には、小さな転移がいーっぱいあったんでしょう。
外科医も、取り残したのかも知れませんが、結果は似たり寄ったり。

あの満天の星空が、そのまま残っていたら、それこそ1年かそこらが、あっという間だったのかも知れません。


さて、皮ふ科も。
右中指の爪は右端に接点があるだけで、ガルウィングドアさながらに、風にそよいでいました。
とうとう見切りがつけられて、ほぼ全面の「爪なし」になりました。

左の人差し指で、爪の端が爪先のようになっている現象は、爪の剥離が起こっているそうです。
痛みが出たり、範囲が広がる様子があれば、「切りましょう」ということでした。

右足の親指で肉芽がもりもり育っていて、扱いがややこしいのと、
右手の中指と同様に爪母が弱って、ゆくゆくには、この爪もなくなってしまう恐れが強くなっています。
ただ、今のピークはこの右足の親指なので、爪がなくなってくれると、痛みがなくなるようで、、、妙な期待感。
その前に、いやーな爪剥ぎの儀式があるハズですが。。。。

それ以外の爪全般は、コットンを詰めるのとテーピングで痛みはコントロールがついてくれて、ステロイド・フリーになりました。

今の、若い女医さんは、積極的で、切ったりはったりはお好きのようです。
でもちゃんと、丁寧に選択肢を全部提示して、選ばせてくれるんです。
ありがたいですね。
説明から処置も含めて、外来で結構な時間を使って貰っています。

まだ、ついている患者も少なく、ローテーション枠のぺーぺーですから、いずれ居なくなるんでしょうけど、この期に及んでよい医者に診て貰えました。
曲がりなりにも、皮ふ科は外科なのですから、積極的なアプローチは本当にありがたいです。


LANで繋がっているHDが、Link-Stationっていう奴ですが、記録できるけど、引っ張ってこれない。
デジカメ以降の写真や、DVをDVDに焼いたベースのファイルが山盛り記録されて居るのに、、、取り出せない。
ちょっとしたパニック状態が、、割と長期に続いています。
どうなるんだろう。。。

保存もフィルムやテープが一番ですよ。