2011年1月20日木曜日

五回目を始める事になりました。

第5回目のアバスチン+カルボプラチン+タキソールの治療を受ける為に、本日から入院しております。

なんだか、毎日、もう寒くって。
今日も、小雪がちらつく中、病院に到着しました。
ここ暫くは寒い日が続くんだと… まこの病院の界隈は特に寒いんだが。

今回は、皆様のご配慮によって(??)南側ではなく、北側の病室。
「たまには違うところがいいでしょう」と言うことらしい。
たしかに、見える景色が南側は向いの病棟なので味も素っ気もない訳だが、こちらは、一応には開けた景色がある。
景色がいいかどうかは、別の話だけど。

大きな違いは、南側の6人部屋に比較して、こちらは4人部屋だってこと。
窓際までの距離が短いので、部屋の中が明るい。
だいぶん、気分が違う。
ただ、北側なので朝は寒いんだと。

暖房がよくきいていて暖かいのだが、壁にかけてある温度計についている湿度計は、26%あたりを指している。
お肌に良くないな。


さて、今日やった事。

心電図  心不全怖いもんね…
採血 (結果は見たが手元にはナシ)
検尿
胸部単純レ
造影CT撮像 頭部〜胸腹部
担当医との面談。

「ちょっと一緒にCTを見ましょう」って担当医に誘われた。
こういうアプローチは初めてだった。
ちょいと新鮮。
てっきり、主治医との三者懇談だろうと思って、詰所脇の部屋に入るが主治医がいない。
おや、本当にCTを見るだけかい? とか思ったんだが。

これまでのおさらいをちょっとしてくれた。
ドラマのシリーズが佳境に入ったあたりにある、最初からみて居ない人たちを、も一度取り込む為のダイジェストみたいなもんだ。
担当医には、退院以降会っていないので、年末やった肺炎の下りを確認してくれた。
肺炎像を丁寧に解説してくれて、一連のアバスチン治療前、途中、肺炎時、今日のCTと。
順番に比較してもらうと、肺炎時のぶつぶつは「やっぱり肺炎」って事で安心できた。
いい仕事だった。
ちなみに、まだ炎症は残っているみたいで、小さく腫れているのがCTで確認出来た。
それと、最初の1〜2クールで消えてくれた腫瘍は、現在も中抜けでブラックアウトしている状態を維持していた。

お話は読影結果がベースじゃないので、具体的に現状、どこに腫瘍があるかって話は聞けてない。
つまり、ぱっと見のあんまり大きなものは、ないって事ですね。
あ、肺周囲には。ってことで。
転移があったら、何処かなぁ それは。

腫瘍マーカーが、CEAは退院時からは微増、SLXも同様に微増。

これが、やっている間はイイけど ってことになるのか。
ま、やっている間に効果があるのは素晴らしい事だ。

たんびたんびに肺炎を患っているのは、なんだかなあ とは思うが、そんなに自覚症状的に耐えられない治療ではないから、あと二回はやっちゃうよーん。d(^_^o)


えー、昨夜までは、「入院したくない」「いやだ」「いやだいやだ」「たいぎい」
てな事で、ぐずぐずモードでしたが。
来てしまえば、それでまあまあ、機嫌良く過ごせるのにね。
今回も、二箇月程度の予定。
懸案は、免許の更新と確定申告。
どうやってこなそうか。

目論見としては、週明けからだと思っていたんだが。
担当医は「じゃ、明日から始めましょう。」って言ってたので、明日からです。
うーん、「腎機能が下がっている」と言われるのなら、造影剤を使って翌日に抗癌剤治療って 私の腎臓がかわいそう。
ま、しょうがないか。
週末の外泊を楽しみに過ごすってのは、今回に限っては稀有な事象になるのかも。