2008年7月1日火曜日

2008年7月1日火曜日

曜日感覚は殆どありませんが、
今日から7月です。


去年の時間の過ごし方とは全然違いますね。
気持ちのこともそうですが。


去年の最初の化学療法は、
やっぱり体にキツかったから日にちが過ぎるのが、
ものすごく遅かったように思います。
今も、辛いことは辛いけど、
去年のように早く仕事に復帰しようなんて、
これっぽっちも思っていない。


その点で焦ったり、イライラしたりが無いのかも知れない。
病気のことも、あのときは再発予防が目的で、
それに耐えたら…なんて思ってたし…
今は、一切合切が良い意味で諦めきっているから、
しんどい気持ちにも、ならんことはないけど、
まぁ、なりにくいんかね。


それには、一応、分子標的薬を使うのに、
遺伝子変異があるから七から八割は効果が見込めるっていう前提があるからだろう。
だから口内炎がイッパイできても、
ブチュブチュだらけで痒い痒いになっても、
これを我慢すれば腫瘍もちいちゃくなるかもって思えるんだな。
もしそれがわかんなかったら、
これはこれで二回目や三回目の化学療法より
案外と辛かったかも知れないな。
口内炎はイヤだな。
やっぱり。


お隣の患者さんは、去年も、今年の始めも、同じ時期に入院されていた。
化学療法をしに入院してこられたけど、白血球が少なくて、治療が始められなかった。
イレッサを勧められて、一度は承諾されたけど、もう一度帰って考えると、退院する事になった。
効くかも知れないし、効かないかも知れない、
でも怖い副作用のある薬。ってのは躊躇するものなんだろう。


分子標的薬は、転移増殖を抑制するのが主たる効果で、
腫瘍縮小効果は期待しないんだと。
そうか、あんまり過度の期待は抱いちゃダメだね。


腫瘍が大きくならなければ、効果アリ。
でもいつか抑制が利かなくなる時期が来ると考えられていて、
そのときは投与を止めて他の治療を選択するけれど、
効果があっても増殖が十分に押さえられていないというケースもあって、
そんな場合、中止すると、どっと大きくなるみたいだ。
それは怖いな。


タルセバのインタビューフォームには、
アポトーシスを誘導するように書いてあったから、
うまく効けば腫瘍も縮小したり しないかな。


増殖抑制の間に、免疫ががんばれば腫瘍退縮もきっと期待しちゃおう。
なるだけ長く効果が得られるように、
それなりに生活習慣を律する必要も出てくるのだろうか。ねぇ。


口内炎は。
少しピークを過ぎてくれた。
幸いに右頬に再発と思った奴は大きくなっていないで、一安心。
身体の痒みは横ばいか、しかし範囲は拡大しているのかも知れない。
上半身の皮膚症状は、進展しているようで、膿痂疹の様相らしい。
顔面の紅潮が皮一枚下でブツブツ出来ている感じだったが、
徐々に表層に出現してきているようで、
鼻の周りにプチプチとニキビのように白い奴が出来てきた。
鼻の穴の周りとか、皮の薄いところに出来る痛い奴だ。
沢山出来たらたまらんちゃ。
勘弁して欲しいけど、これからがちょうどピークのようです。


できたら、こうやって新しいのが出てくるから、
もう一週間は置いといて欲しいのが正直なところだな。
退院はしたいけどね。


レイトン教授はあらかた終わった。
終わってないのは小論文だ。
どうするんだろうか?


困ったな。
やらなきゃ、大変なことになります。
分かってるんだけどなー。
まだ、がんばってます。
だいじょうぶです。
明日もまだまだ、がんばります。