2010年8月20日金曜日

ここで熱中症になったら、って

連日の猛暑です。
午前中、東からの日射しが幾分か入ってくる窓際は、地獄です。
廊下を移動している分には快適なのに、この病室に入ってくると何故かムッとするような熱気を感じてしまう。
あまり、冷房をガンガンにかけられるのは嫌なのだけれど、この処の暑さはそれをとうに凌駕している。
朝のうちに、たまらず部屋の空調を、すこし強めるように看護師さんにお願いした。
入り口側のベッド脇に空調のコントローラーがあるので、そのベッドの主が暑いと思ってくれないと、福音は訪れない仕組みだからだ。
しかも、そのベッドの主は、けっこう寝たきりで布団にくるまっていたりするのだ。
これでは、暑いとは思ってくれていない。

「確かに、この病室は他所と比べて暑いと思う。」そう言ってくれて看護師さんが確認すると、じつは、そのベッドの主も暑いと思っていたという。
つまりは、空調をコントロールしていることを認識していなかったらしい。
宝の持ち腐れだな。
あれは、制空権にも匹敵すると云うのに。

ともあれ、一段階も増強された空調は、威力を発揮することになった。
うん、最初はそんな気がしていた。
しかし、どうも様子がおかしい。
確かに病室の入り口あたりには、冷気を感じる。
窓際には、どよんとした熱気がたむろしているまゝだ。

なんでだろう。
昨日のように、また熱発しているのかと思って、体温を測るが平熱で、なーんでだ?
昼をまわって、『ゲゲゲの女房』が終わったあたりから日が翳り始めて。
ようやく空調の恩恵を感じられるようになった。
午後の検温に来た看護師さんに、「今日は、死ぬほど暑かった。」と訴えて、それはそれで諦めていたのだが、看護師さんが気を利かせてメンテナンスを呼んでくれた。
それで、調べてもらった結果が、窓際の空調ダクトのルーバーは、あらぬ方向に向いていて。
冷気がほぼ出ていない状況であったことが確認された。
それは、暑かろう。
いったい、いつからそうだったのか?

そういえば、二週間くらい前に空調ダクトの掃除をしておったぞ。
それ以来なのかな?

いや、みなさん、よく堪えていましたね。
入院しながら、熱中症になるところでしたよ。


タキソール単剤より、ムカムカは強いな。
でも、まだなんとかなるレベル。
ちょっと、じんわりと鼻血モード。
鼻水が鼻血になって、じわっと固まっている感じで、出血と云うより滲出って感じ。
平熱にもどった。
倦怠感は特にない。
じゃっかん、四肢に、手掌に痺れが出てる。
便通も容易モードに帰った。
そんなところかな。

明日は、採血してみて白血球が問題なければ、「帰ってヨシっ」て言われてる。
今日がとっても暑かったので、あー、またプール行きてぇ。
(⌒-⌒; )

ちょうど 40日。