一時期、難病指定が外れるという話もありましたね。
いまも、指定は続いているようですね。
似た様な炎症が、小腸で起こるとクローン病と呼ばれます。
ちらと、見かけた文献をそのまま持って来ちゃいましたけど。
Appendectomy as Treatment for Ulcerative Proctitis?
Bolin TD et al. Appendicectomyas a therapy for ulcerative proctitis.
Am J Gastroenterol 2009 Oct; 104:2476.
この問題を明らかにするために、前向きの無対照比較試験を、潰瘍性大腸炎に対する治療として虫垂切除を受ける30名の患者で行った。
術前の内視鏡検査により、活動性の直腸炎が全員に認められ、虫垂付近の炎症も3名で認められた。
切除後29名で肉眼的には正常であったが、
顕微的には、
53%で潰瘍性の虫垂炎、
23%で繊維性の内腔狭窄が認められ、
異常所見がないのは20%のみであった。
急性虫垂炎が認められた患者はいなかった。
術後中央値14ヶ月のフォローアップで、臨床的活動度(SimpleClinical Colitis Activity Index)は術前に比べて低下し(中央値9、範囲7-12)、術後のスコアの中央値は2であった(範囲0-12、P<0.0005)。
術前には全員が薬物治療を受けていたが、
術後には40%の患者で薬物治療は不要であった。
術後には40%の患者で薬物治療は不要であった。
薬物治療が不要に成った患者での症状の完全消失までの期間は
中央値3ヵ月(範囲1-12ヶ月)であった。
術後に症状が改善しなかった患者で免疫調節剤が必要な患者は23%であった。
術前では免疫調節剤を必要としたのは43%であった。
術前では免疫調節剤を必要としたのは43%であった。
程度はわかりませんが、盲腸をとってしまって、
治療無しで済むのなら、良いことだなぁと。
素人が思いました。
潰瘍性大腸炎の方は、
普段から、虫垂が慢性の炎症を起こしているんですかね?
それを取って効果があると云うのは、(´ε`;)ウーン…
効果があった人たちでは、その虫垂がチョット問題っぽかった。
って感じでオッケー☆⌒d(´∀`)ノなんでしょうか。
40%に効果がある。と云うのは、
初期のIFN療法でのHCV陰性化率より高いように思えます。
まぁ、良性の肝腫瘍をムリヤリに取ってしまうような、
コワーイお医者さんがいるので、気をつけてくださいね。
同じ取ってくれるんなら、コッチのほうがいいですけど。
でも、ホント命まで取られるかも知れませんからね。
瘤取りじいさんに出てくる鬼も、命まではとりませんけどねぇ。
ホント、怖いッスよ。
ふと、思い出したんですが、
昔、盲腸を取ってしまうと、足が遅くなるって。
そんなこと云いませんでしたっけ?
追記:2010年2月26日
虫垂を取ると潰瘍性大腸炎がよくなる症例があることは、
割と昔から言われていることなのだという話を聞いてきた。
その手の報告は、出てきては、その後の検討が無かったりで、
ま、出ては消える都市伝説みたいな感じだ。
潰瘍性大腸炎の所見には、
虫垂の炎症の有無というのは、重要だという話も聞いた。
他のDr.の話で、虫垂あたりまで、苦労して内視鏡でポリープを取っても、
入口辺りの簡単なところと点数が同じで・・・。
とボヤいている話もあったし。
も一つ思い出すと、虫垂まで見れてないヤツがいる。
と、いうのを聞いたこともあったナ。
UCの方たちの、虫垂の炎症は確認されているんだろうか。
コロンファイバーの上手い下手いが、関係してくるのかな。
虫垂の中まではファイバーが届かないから、見られないんだって。
(ファイバーが太いから入らないんだと思うよ。)
入り口までは、癌化とかないか確認するために見に行くって話を聞いてきた。
(追加に追加)
でも、根治療法に一番近いところにアリそうな気がするのに、
どうして皆さん薬物治療がいいんでしょうか。
最近は、それ向けに高薬価の薬剤が開発されていますから。
と、思ったら…
自己免疫とか絡んでいるので、根治はナイダロウって。
虫垂を取ることによって寛解導入が出来るかもしれないけど、
いつかまたアクティブになる可能性はあるよ。
っていうご意見も聞いた。
そうか、確かにそうだ。
でも、UCの治療を目的に、虫垂を切除して4割が寛解するなら、
コントロール不応でアクティブになった例では、検討してもいいのかも。
って云う感想もいただいた。
虫垂なんて、盲腸で取ったりするのに。
最近はそうでもないのかな?
他の主要な臓器と違って、取っても害がないんじゃないかと思うから、
やったらいいのにね。
と、さらに思いました。
脾臓なんかを取るのとあんまり変わらない気がするんだが。
違うのかもしれないけど。
この話は、知っている人と知らない人がいるってこともわかった。
知っている人にとっては、うん、そういう話はあるよって感じだった。
治療無しで済むのなら、良いことだなぁと。
素人が思いました。
潰瘍性大腸炎の方は、
普段から、虫垂が慢性の炎症を起こしているんですかね?
それを取って効果があると云うのは、(´ε`;)ウーン…
効果があった人たちでは、その虫垂がチョット問題っぽかった。
って感じでオッケー☆⌒d(´∀`)ノなんでしょうか。
40%に効果がある。と云うのは、
初期のIFN療法でのHCV陰性化率より高いように思えます。
まぁ、良性の肝腫瘍をムリヤリに取ってしまうような、
コワーイお医者さんがいるので、気をつけてくださいね。
同じ取ってくれるんなら、コッチのほうがいいですけど。
でも、ホント命まで取られるかも知れませんからね。
瘤取りじいさんに出てくる鬼も、命まではとりませんけどねぇ。
ホント、怖いッスよ。
ふと、思い出したんですが、
昔、盲腸を取ってしまうと、足が遅くなるって。
そんなこと云いませんでしたっけ?
追記:2010年2月26日
虫垂を取ると潰瘍性大腸炎がよくなる症例があることは、
割と昔から言われていることなのだという話を聞いてきた。
その手の報告は、出てきては、その後の検討が無かったりで、
ま、出ては消える都市伝説みたいな感じだ。
Appendectomy as Treatment for Ulcerative Proctitis?
Bolin TD et al. Appendicectomyas a therapy for ulcerative proctitis.
Am J Gastroenterol 2009 Oct; 104:2476.
概要は、ここ↑にも書いてあるだろうと言われたが、オンラインでは文献が手に入らなかったので確認が出来なかった。
5分離れた図書館に行けば、Am J Gastroenterolは置いてあったんだが、
「取りに行く?どうする?」って聞かれて、
「取りに行く?どうする?」って聞かれて、
寒かったので、結局やめてしまった。
(部外者でも出入りが出来る図書館ではメジャーなジャーナルの殆が電子書籍化されて、部外者では見ることが出来なくなっている。他の図書館からとか経由で複写は可能だろうけど、ちょっと不便だし。あそこは、入れないけどアルのがわかったので収穫とする。)
潰瘍性大腸炎の所見には、
虫垂の炎症の有無というのは、重要だという話も聞いた。
他のDr.の話で、虫垂あたりまで、苦労して内視鏡でポリープを取っても、
入口辺りの簡単なところと点数が同じで・・・。
とボヤいている話もあったし。
も一つ思い出すと、虫垂まで見れてないヤツがいる。
と、いうのを聞いたこともあったナ。
UCの方たちの、虫垂の炎症は確認されているんだろうか。
コロンファイバーの上手い下手いが、関係してくるのかな。
虫垂の中まではファイバーが届かないから、見られないんだって。
(ファイバーが太いから入らないんだと思うよ。)
入り口までは、癌化とかないか確認するために見に行くって話を聞いてきた。
(追加に追加)
でも、根治療法に一番近いところにアリそうな気がするのに、
どうして皆さん薬物治療がいいんでしょうか。
最近は、それ向けに高薬価の薬剤が開発されていますから。
と、思ったら…
自己免疫とか絡んでいるので、根治はナイダロウって。
虫垂を取ることによって寛解導入が出来るかもしれないけど、
いつかまたアクティブになる可能性はあるよ。
っていうご意見も聞いた。
そうか、確かにそうだ。
でも、UCの治療を目的に、虫垂を切除して4割が寛解するなら、
コントロール不応でアクティブになった例では、検討してもいいのかも。
って云う感想もいただいた。
虫垂なんて、盲腸で取ったりするのに。
最近はそうでもないのかな?
他の主要な臓器と違って、取っても害がないんじゃないかと思うから、
やったらいいのにね。
と、さらに思いました。
脾臓なんかを取るのとあんまり変わらない気がするんだが。
違うのかもしれないけど。
この話は、知っている人と知らない人がいるってこともわかった。
知っている人にとっては、うん、そういう話はあるよって感じだった。