2010年2月15日月曜日

非小細胞肺癌の5年無再発生存率を考えてみる けど。

日経メディカルオンラインの記事に、
「非小細胞肺癌の5年無再発生存率と特定経路の活性化の間に関連あり」
という記事があった。

(。 ・ω・))フムフム
JAMAと、著者名で検索すると、
いつも勉強させてもらっている、
同じ文献からの記事があった。



「非小細胞肺癌:年齢・性差遺伝子プロファイル 無再発予後に関連」

同じように、非小細胞癌が出来ても、
皆が皆、同じタイプではナイと言うこと。
(・ ε ・)フーン
おんなじ、転帰はない。

肺がんは、早期発見が出きても、「あまり死亡率が変わらない」と言われる。
見つけて治療してしまったコトが、
パンドラの箱を明けてしまったってコトになるケースがあるみたいだ。

胃癌なんかは、
集団検診などが効を奏したと考えられていて、
早期発見イコール死亡率の改善。
って事になっている。

肺がんはそうじゃァないんだろうな。
たぶん、早く見つかって現物が取り切れたとしても、
転移するヤツはとっくに転移している。
他の癌とはどうも、違うらしいよ。

その上、人それぞれって事で、
さらに進んで行く行程が違うんだ。

そういった個人で違う転帰の予想が、
遺伝子タイプの解析でわかるようになるんだろう。
こういうのは、情報の蓄積もいるからなぁ。
もうちっと、早くにわかっていたらヨカッタのにねぇ。


てな訳で、12日には病院に行って、
外来受診をしてきたのだ。

1月22日に採血した、CEAは5.1と、
正常範囲を超えていた。
いけませんネ。
従来の倍以上に跳ね上がっておる始末。

空いているところに緊急でねじ込まれて、
エンハンスCTを受けたが、
特異的なものは見当たらんね。

様子見、と言う選択肢を選んで帰ってきてしまった。
タルセバを150mgに戻すっていう選択肢を、
自分で提案しながら、引っ込めてしまった。

もう、タルセバは耐性がついて、
効果がなくなっているのかも。
嫌な感じがたれこめています。

たしかに、最近は副反応に困っていないんだなぁ。
熱発の無いIFNは、効果がないのだ。
最近のPEGは(´・ω・`)知らんがな。
EGFR-TKIの効果予測も、副作用が出る方が…
てことは、出てたのが引っ込むのは良くないよな。
どう考えても。

次回、4W後に頭部MRIを受けて、
今回の採血結果を確認して。
MRIは、自分で決めている3ヶ月のルーチンで、
ハナから予約を入れに行ったんだが、
ね。
頭かなぁ。
ちょっと、強く痛むことも多いし。
むしろ、頭のほうがイイ。

ガンマナイフなら仕事が早い。
以前に受けたのは、
結果が確実だった。

他の部位では、どの道、薬剤の全身投与だ。
ターゲット療法の重粒子線治療なんて受けられないしな。
宝くじがあたったら、300万持って相生あたりのビジネスホテルから、Spring-8へ外来に通うがな。

とかとか。
後から思い出して、とりあえずセレコックスを、
一日量400mgに増量して貰った。
もうちょっと、早くに増量しておけばヨカッタかも知れない。
悔やまれる事態にならなきゃいいなぁ。
ビミョーだな。

( ´Д`)=3
また、効果のある薬剤の選択をするために、
入院するのか?とか思うのが、とてもイヤです。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
私の行く末はドコに向かっているんでしょうか。
オリンピックの開会式を見ながら、
ツギノナツハミレルカネ
ヽ(;´Д`)ノ
と、オモわざるをえないです。
非小細胞肺癌の5年無再発生存率を考えてみる けど。
どうも、届きそうにないカンジ。
あ、すでに再発もしてたしw
(´・ω・`)

結構、グズグズな週末を過ごしたのでした。
(つд⊂)エーン