本日、10時30分にまた北館6階に入院しました。
今年はこれでもう三回目の入院になってしまいます。
都合4回目になる化学療法が目的です。
前回のタキソテールは外来で3サイクル目を行ったものの、
腫瘍を小さくさせるような十分な効果を発揮してはくれませんでした。
そんなわけで、今回は分子標的治療に手を出してしまいます。
遺伝子変異があるので効果が期待されるとは言うものの、
それが効かなかったら、それが使えなかったら、どうなるの?
という恐怖と不安感はありますが、
いずれにしてももう使える抗癌剤も組み合わせも、
あんまり残っちゃいないのです。
はげぴょとの治療方針確認の前に、
濱ちゃんがどうしましょうって話で、その中で
「分子標的治療のあとで、これまで効果がなかった抗癌剤にまた感受性が出てくる」
って言う話があって、随分と気楽になりました。
まだ、ここではタルセバは一例しか処方されていないそうだけど、
イレッサと比べて減量可能な剤型で、概ね副作用は同等、
なら高容量が試せる方が良いだろうと、決めました。
薬価を考えればイレッサの方が楽なんだろうけど、
高額医療になるのは同じだからねぇ。
薬剤師のおばちゃんが説明に来られた。
大きく情報に変化無しだが、
治療効果と副作用にはいくらか相関があるらしい。
治療効果が7、8割期待できると言うことは、
副作用もそのくらい出るんだろう。
皮膚症状、爪、乾燥肌に下痢。
っで極めつけは間質性肺炎。
副作用が出たとしても、死にさえしなければ、
濱ちゃんの言うように、
これまでの薬が効果を示してくれるかも知れない。
タルセバがあわなくてもイレッサだったら大丈夫って事もあるし、
それはとにかく希望を持ちましょう。
がんばろうね。