2011年1月22日土曜日

二日目はこんなもんです。

本日は、顔面が紅潮。
とても火照っております。
流石に、初日の三剤投与は負担になる様で、37℃程度の微熱です。
昼からは、氷枕で横になっておりました。

熱っぽい感じで、少々だるいのかな。
気持ち、吐き気も感じるので朝にはプリンペランを食後に。
だいたい、食前には何とかなる様な気になって、事後には不安になるという。
で、食前に飲んだらいいのに、といわれつつ食後に飲んでいる。
でも、それでやり過ごせるので、昼は飲んでいない。

朝は普通に、定期便で通過しました。
マグミットは、2錠、2錠で来ています。
ま、明日が勝負です。
初日、投与量が多かったって感じではないですね。

明日も、おとなしくしますよ。
このペースだと、外泊はタイミングが無理ですね。
一度、外出して区役所に行きたいのですがねぇ。
来週の採血以降で企みましょう。

うん、今日はこんなこってす。

2011年1月21日金曜日

Slow / Quick, Please choose whichever one you like.

昨日の採血結果。
TP 6.9 g/dl
ALB 4.4 g/dl

AST 27 IU/l
ALT 14 IU/l
γGTP 87 IU/l (H)

BUN 19 mg/dl
CRE 1.17 mg/dl
UA 9.0 mg/dl (H)

CRP 0.047 mg/dl

Na 141 mEq/l
K  5.4 mEq/l (HH)
Cl 106 mEq/l
Ca 8.7 mEq/l
P 3.7 mEq/l

WBC 6,490 /ul
RBC 359 *10^4/ul (L)
Hb 12.8 g/dl
PLT 22.4 *10^4/ul

Ne 3,491 /ul
Ly 2,297 /ul 
Mono 636 /ul

Xmasとお正月のタッグに対峙して、ぼっこボコにされて完敗(乾杯も)したので、推計で2kgの体重増加を来たしております。
そりゃあ、栄養状態は良好かと。
しかし、その分に過剰に摂取されたるものの因果がめぐって来ております。
担当医には、「尿酸値(UA)は入院時(過去)の経過で改善傾向があるので、食生活と生活習慣が原因では?」と指摘を受けた。
マトは外れてないぞ…でも本当に食事由来なのかなぁ。
K(カリウム)の上昇も、「腎機能の低下の関与」とは言ってもらったが、マト周辺の背景もあるんだろうか。

そこそこふわふわと腎機能が悪いな。
値がよくなる事もあるが、それは腎機能が良くなったんじゃなくって、その時は負荷がかかっていなかったので、たまたま数値的には良くなったって事だろう。
腎臓は壊れるとすごく困るから大事にしようね…
お薬って大概が腎臓から排泄されるものが多いので、ひょっとしたら治療もできなくなっちゃうよ。

個人的には、PLT(血小板)がもうチョット戻ってほしいな。
赤血球は、がんばって増えてくれているから、そのぐらいは付き合ってやって欲しいところだ。

CTの画像診断報告書もプリントアウトしてもらったけど、また今度にします。


本日は、五回目のアバスチン+カルボプラチン+タキソールの治療の初日でございます。
はい、いつも通りで大きく変化はなかったですよ。
相変わらず、ステロイドの静脈注射で痒くなって、タキソールの点滴でフワフワして、喉がイガイガして、レスタミンで眠たい。
そして眠気がすぎると元気になって、目が冴えて眠れない夜を迎えるが、でも、みょうに顔色が悪い。

先月、病棟を異動して来たっていう初対面の看護師さんが今日の担当だった。
その方が、どうした訳かステロイドの静脈注射を恐ろしくゆっくり入れてくれているのだ。
最初、シリンジは動いていなくて、何かの時間を測って待っているのかと思ってしまった。
じんわり、かゆみが出て来たので注入されているのがわかったんだが、これまでに無い経験だった。
ひょっとして、用法が変わって、ステロイド、若しくはガスターの注射を静注の際には5分以上時間を掛けて注入するなんて事になったのかと考えていた。
いやいや、結構な時間をそうやって過ごしたんだな。
何せ、初めてお世話になった知らない看護師さんだったし、少し遠慮もあるもんだから。
ほとんど動いていないシリンジを見つめるのに耐えられなくなって、試しに「もうチョット早くてもいいですよ」って言ってみた。
「でも、痒くなるでしょう?」
「うーん。痒くなるのは間違いないので、さっとやって、きゅっと終わらせたいんですけど、」
「あー。じゃあ、ちょっと早くしますね。」
で、いつもの通りのがーっと痒い時間がやって来て過ぎて行った。
じわじわ、ちりっちりって痒いのと、どちらが良いのでしょうか?
わたしは「いらち」なので。


今朝がた迄の便通は、通常通りに運行されており、定期便が特に車両事故も起こさず、ほぼ定刻に通過しております。
マグミットを昼から、2錠で服用してみました。
夜も、同量を服用してみます。
量が多すぎたら、後悔してみます。

週末は、その後悔と背中合わせだわ。

2011年1月20日木曜日

五回目を始める事になりました。

第5回目のアバスチン+カルボプラチン+タキソールの治療を受ける為に、本日から入院しております。

なんだか、毎日、もう寒くって。
今日も、小雪がちらつく中、病院に到着しました。
ここ暫くは寒い日が続くんだと… まこの病院の界隈は特に寒いんだが。

今回は、皆様のご配慮によって(??)南側ではなく、北側の病室。
「たまには違うところがいいでしょう」と言うことらしい。
たしかに、見える景色が南側は向いの病棟なので味も素っ気もない訳だが、こちらは、一応には開けた景色がある。
景色がいいかどうかは、別の話だけど。

大きな違いは、南側の6人部屋に比較して、こちらは4人部屋だってこと。
窓際までの距離が短いので、部屋の中が明るい。
だいぶん、気分が違う。
ただ、北側なので朝は寒いんだと。

暖房がよくきいていて暖かいのだが、壁にかけてある温度計についている湿度計は、26%あたりを指している。
お肌に良くないな。


さて、今日やった事。

心電図  心不全怖いもんね…
採血 (結果は見たが手元にはナシ)
検尿
胸部単純レ
造影CT撮像 頭部〜胸腹部
担当医との面談。

「ちょっと一緒にCTを見ましょう」って担当医に誘われた。
こういうアプローチは初めてだった。
ちょいと新鮮。
てっきり、主治医との三者懇談だろうと思って、詰所脇の部屋に入るが主治医がいない。
おや、本当にCTを見るだけかい? とか思ったんだが。

これまでのおさらいをちょっとしてくれた。
ドラマのシリーズが佳境に入ったあたりにある、最初からみて居ない人たちを、も一度取り込む為のダイジェストみたいなもんだ。
担当医には、退院以降会っていないので、年末やった肺炎の下りを確認してくれた。
肺炎像を丁寧に解説してくれて、一連のアバスチン治療前、途中、肺炎時、今日のCTと。
順番に比較してもらうと、肺炎時のぶつぶつは「やっぱり肺炎」って事で安心できた。
いい仕事だった。
ちなみに、まだ炎症は残っているみたいで、小さく腫れているのがCTで確認出来た。
それと、最初の1〜2クールで消えてくれた腫瘍は、現在も中抜けでブラックアウトしている状態を維持していた。

お話は読影結果がベースじゃないので、具体的に現状、どこに腫瘍があるかって話は聞けてない。
つまり、ぱっと見のあんまり大きなものは、ないって事ですね。
あ、肺周囲には。ってことで。
転移があったら、何処かなぁ それは。

腫瘍マーカーが、CEAは退院時からは微増、SLXも同様に微増。

これが、やっている間はイイけど ってことになるのか。
ま、やっている間に効果があるのは素晴らしい事だ。

たんびたんびに肺炎を患っているのは、なんだかなあ とは思うが、そんなに自覚症状的に耐えられない治療ではないから、あと二回はやっちゃうよーん。d(^_^o)


えー、昨夜までは、「入院したくない」「いやだ」「いやだいやだ」「たいぎい」
てな事で、ぐずぐずモードでしたが。
来てしまえば、それでまあまあ、機嫌良く過ごせるのにね。
今回も、二箇月程度の予定。
懸案は、免許の更新と確定申告。
どうやってこなそうか。

目論見としては、週明けからだと思っていたんだが。
担当医は「じゃ、明日から始めましょう。」って言ってたので、明日からです。
うーん、「腎機能が下がっている」と言われるのなら、造影剤を使って翌日に抗癌剤治療って 私の腎臓がかわいそう。
ま、しょうがないか。
週末の外泊を楽しみに過ごすってのは、今回に限っては稀有な事象になるのかも。

2011年1月15日土曜日

outside world  /  Propaganda    「OPEN MY EYES」

有名人が死んでても、これまでは、たいして感慨なんかなかったんだが。
最近は、流石に、知っているというか、「あ、死んだんだ」(え?)って思うことが増えてきた。
知っている人が死んでいる。(それでも、え?ってかんじでしょ)
ま、追いついたというか、年を取ったという実感を確認したってだけの話。

1月4日に、ミック・カーンがお亡くなりになったそうだ。


教授のツイートで知りましたが。
(いまツイートを追いかけて貼りつけようと思ったけど、見つけられんかった)
引用で、デイヴィッドのフェイスブックからの引用ツイートがあったり。
デイヴィッドはフェイスブックはやってるけど、ツイッターはやってないっていう理解でいいのかな?
って思った。
教授と、仲が悪いんではなくって、公的に使っているツールが違うのに違いない。ということにする。
(私も、フェイスブックはアカをもってるが、ファエイスブックには嫌悪感。茂木さんもなんかいってたな。)

ミック・カーン
彼は当然ながら、たいしてわたしとは親しくはなかったが、JAPANというグループのとても特徴のあるベーシストではあった。

スタイルも、そうだったし。
(あのころ眉毛のない人はしらなかったよ。こどもだったから)
あの、うごうごと生きてるようなベースは、好きですよ。
ああいうのは、なかなか。
うん、ああ、だいすき。

ガンで、かなりの闘病なさっておられたそうです。
以前、ミックの話を聞いたときには、もちょっとややこしい病気のように記憶していたんだが。
記憶違いなのか、4日に知ったのは肺癌で という話だった。

人ごとではない?
いやいや、大概の事は間違いなく完全に人ごとだわ。


高校の頃の友達で、JAPANが好きってのが居て。
で、ミック・カーンのファーストアルバムを持ってきたよな。
ああ、そうだった。


いつの間にかCDが主流になっていて。
昔から持っていたLPを録音したカセットや、雑多にエアチェックしたモノを、あるときに、それこそ一度に廃棄してしまって、今でも、それをとてつもなく後悔して思い返すことが多い。
ああ、転勤と引越しさえなければ、ゴミだらけの生活が送られるのに。

若い頃は、LPは何とか買えても、CDプレイヤーはなかなか買えなかったんだよな。
今後はCDなのよねん って思いつつもなかなか手は出ないよね。
先輩に、勇気を出して買ったCDをカセットにダビングしてもらったり。
地道に、ソフトから増やしていってたな。

今の若い人達は、これで満足しているのかどうなのか知らないんだけど。
私が若かった頃(嘲笑)には、自分の聞きたい音楽はTVにもFMにもあんまりのっかってこなかった。
話が変わるけど、ボカロって(わら)
や、うちの娘のことなんだが。
ボカロって、アーティストを好きってのとはきっと違うって、なんか思うんだが、そう思うのが違うんだろか。
ま、どでもいいんだが。

あのころは、自分の持っているソフト(なーんて言葉は知らなかった)がとても大事だったと思う。

シーケンシャルに大事にしている、好きな楽曲が多くあるとね、コレクション対象になるんだけど。
それも数が増えてくると、何を持っていて、何を持っていないのかが判らなくなってくる。
無駄に時間を過ごすと、センシティブではなくなるのよ、たぶん。

ミック・カーンのファーストアルバムを探しに密林さんをのぞいてみた。
在庫なし。
諭吉さんの半身で売ってくれるところが、 あった。

欲しいけど、あんまり親族にバックのない付加価値は、このタイミングでは意味が無い。
どうせ、アマゾンは手配したけど、なかったんだからしょうがない、頼んだおめぇが悪いんだべってキャンセルしてくるのは分かっているんだが、通常のものを発注してみた。
手に入るといいな。

そんな、懐古調にスイッチが入って、密林を探索してZTT関連の持ってないのを物色。
今日は、PropagandaとThe art of noiseの聞いたことないのが届いていて、ゴキゲンさん。

思い返せば、私の耳は子供さんなので、初めて坂本龍一がサンストかなんかでThe art of noiseを紹介したときに、どう聞いていいかわからなかった記憶がある。
あゝ、あとは戸川 純な。
あのころ、パンクに近いのは無理だったな。

玉姫様も、レーダーマンも、ヤプーズの曲も欲しいんだ。
思い出した。
好きだった子が、ピストルズとか好きだったな。
懐かしいな。

たぶん、思春期に聞いてたのが一番なのね。


てなこと言っても。
に続くのは、
リキんでも、だ。 
あ、いなかっぺ大将 大嫌いだった。
何が、にゃんぱらりんだ。


若い頃にレンタルで借りたLP版の「Talking Heads」の「Stop making sense」と、暗黒の大量廃棄後に入手したCDの「Stop making sense」では楽曲のテイクが違う。
小さな劇場でタイミングよく「Stop making sense」が上映されたのを観に行くことができたけど。
うん、たしかにあの大きなスーツは、どうもこうもって感じではあった。

いやいや、そうではない。
たとえば、坂本龍一がツアーで各地での公演が終わった。そのすぐ後には、iTunesにアップして販売している。
各公演でテイクが違うのは当然だけど、そこに出かけた人は嬉しいんだろうけど、なんかなぁ。

私は、レンタルのLPで聴いた「Burning down the house」が好きだったし、「Girl Friend is Better」に流れていく感じもだ。
「Psycho Killer」も、気がついたら、あれこれ聴いて、どれがどのテイクか分からなくなった。

数を打ってはいけない。 と、思うことはある。

今は技術が、ですね、価値に追いついていないのか追いぬいてしまっているのかわかりませんが、イコールにはなってないんでしょうね。
やりたいことは、多分なんでも出来るんだけど、価値のつけ方がおかしいいというか、手に入れる方も、そもそもの価値を見出していなくて、送り手だけがやりたい放題なんではないかと思われ。
え、それはグルーポンのお節のことではありません。
あれには、価値そのものがなかったからね。

昔、LPで12inchiアルバムなんてのがあった頃は、子供が繋ぎあわせたみたいなツマラナイミックスがいっぱいありましたよね。
それからすると、今日の「outside world/Propaganda」は聞いていて気持ちいい。
既知のものを繋ぎあわせても、時間つぶしにしかならないから、12inchi Mixって無くなったんだろうね。
一枚のアルバムには、こんなにテイクがあったんだって思わせる。
この、トレヴァー・ホーンがやってますって感じがいいです。

密林で、海外に発注しているのが「Propaganda」のファーストアルバムのスペシャルなんです。
こやつも、LPとCDでテイクが違っていたのが悲しかったのです。
このえれい違うテイクを一枚にまとめるという、それは快挙なのか暴挙なのか。

そのような商品がある聞いて、頼んではみました。
「A Secret Wish: 25th Anniversary Deluxe Edition」
そりゃデラックスな。
え、まだUKから届いてません。
はは、あれから25年も経ってますか。


今年は、寒いです。
昨年の夏は暑かったものの、私は病棟でノホホン(?)でした。
同じように、くそくそ寒い中を恐縮ですが、病棟で過ごすことになっちゃう感じでお送りいたします。
検査値のページ、更新しました。
半月で、またCEAは、すると上がってます。
ひと月すると、さらに元に戻るや知らん。
だめよね。

もともと、癌持ちの免疫はズタボロで、そうそう思うように成るわけがない。
はなから免疫がシャンとしているなら、癌は発症しなかったろう。
そこを勘違いするから、イレッサ使って訴訟して。
死ぬ順番なのに。

読んでるブログで書いてはるのもあったけど、がん患者は大概が年寄りで、知識もない患者に輪をかけて馬鹿な医者(確かに専門外の医者は馬鹿に等しい)が発する患者の理解に届かないムンテラを聞かされて、さあさあ、正しい判断なんて、そもそも、その段でさせるほうが間違っていると私は思う。人は強欲で馬鹿だから、その段で判断しても、顔無しが腹一杯になっているモードだ。
人のことは言えないが、生産性のない社会保障だ。
ドブに小銭を落としても
茶ポーン(  Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ
て言いよるって塩野義のおっさんがよく言ってた。
こいつに札束使っても響かんってのが枕だけどね。
いや、まして、訴訟をしているのは患者本人じゃないしな。


でぷでぷなのか ?
ではないんだよなぁ。
とか、思いもって。
でも、夜、寝られないんです。
なんか、お薬イパーイで朝来たりするアルヨ。

「おとうさん、さいきん、眠れていないんでしょう?」
って、どんな娘や。
もうちょっとまともなCM作れたらよかったのに。

死ぬ人は何しても死ぬように世の中なってる。
順番やし。
そでないことを、それを証明するには、要潤くんにたのまな な。
あとはタイミングだけや。


朝が来るから、おやすみなさい。

2011年1月6日木曜日

アバスチン治療乳癌患者は

アバスチン治療乳癌患者はおよそ5倍心不全をきたしやすい

メタ解析の結果、アバスチン (Avastin;bevacizumab、ベバシズマブ) 
治療乳癌患者のうっ血性心不全(CHF)リスクはプラセボ治療群より
およそ5倍(4.74倍)高いという結果が得られました。
BioToday

怖いねぇ。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
きおつけます。
しかし、終わってからひと月は過ぎるが、相変わらずの

鼻血モードです。
今回、アバスチンの余韻が長いです。