2011年9月7日水曜日

20110907 ガンマナイフを受けにきた。

明日、ガンマナイフを受けるために入院した。

ちょうど、予定時刻の11時に到着。
受付を済ませて、脳神経外科の受付に移動。
先客あって、ガンマナイフってこんなんするんですよっていうビデオを見ておられた。

書類を出したり、服用している薬を確認してもらったり。
んで、外来で主治医に「何か、質問ありますか?」と問われるが、いまさら聞くこともなし。
明日のMRI用の同意書をいただいてサイン。

看護師に連れられて、検査に移動。
先客は、胸部単純に心電図。
私は以前に写真はとっているからと、心電図だけだった。
ふむ。写真を撮るのに、すごい寒かったのを思い出した。

心電図をとって出てくると、先客は居なくなっていた。
しばらくポツネン。
5分あまりは放置されていたが、先の看護師がやって来て病室に連れていかれる。
その前に、いまさら「以前受けておられますが、ビデオみられますか?」と聞かれた。

前回は個室だったのだが、今回は4人部屋だった。
2人先客。
6人部屋を4人仕様で使っている。
何とも殺風景。
カーテンの仕切りを変更しただけなので、無駄なスペースがより一層の殺伐感。

あるのは、ベッドと使いにくそうなテレビ台のようなもの。
フランスベッドとは書いてあるが、コクヨの事務用引き出しの方が丈夫で使いでが良さそう。

ベッドは、異常に床面が高くなっている。
じいちゃんとか、よっこいしょな事をするのに腰を曲げるより、じいちゃん自体が高い位置にあった方が腰に優しいからか?
レンチ?いずれにしても道具があったので座りやすい高さに下げてやった。
策もなかったので、自分で何とかした。
寝返り打って床に落ちるのが目に見えているから。

いつもの入院先のベッドは、もっと扱いやすいタイプだったので、少し移動させるだけでも大仕事だった。
そんな事は、まあいい。
気がついたら、お昼を随分回っている。
入り口のじいさんは、付き添いと一緒に食事をしている。
向かいにもう一人いるんだが、このじいさんは絶食中の様で、輸液がぶら下がっている。

いや、しかし。
いつ配膳されたのかな?
私のご飯はまだかな?

それよりも、看護師に連れられて来たけれど、そのあとのオリエンテーションみたいなものは、何もないのかな?
おそるべし個人病院。

だいたい同室のじいさんたちは、何でこんな所に入院するという選択肢を選んだんだろう?
私には理解できない。
社会的入院?

さすがにお腹が空いたので、自力でナースステーションに出向いてみた。
廊下に、給食カートがある。
ひょっとして自分で配膳するセルサービス形式か?
個人病院ならありえるな。

でも、乗っかっているのは食後の御膳ばかりで、私の名前が入ったものはなかった。
やっぱり、ナースステーションに行くしかない。

「食事はどうすればいいんですか?」
「御膳を下げるんですか?」
「いえ、食事が来ていないんですが」
「え? 探して持っていきます」

探すのか。

食事は届いたが、入院して来た患者に対する扱いは当分されなかった。
何だか、不思議な病院だ。
前に来た時も、結構な違和感を覚えたのを記憶している。

食後の洗面所で歯を磨いたら、掃除道具や、ゴム手袋が普通に洗面に並んでいるのが、どうにもこうにも。
スペースがないのはわかるんだが、もう少しなんとかするべきだろうなあ。

14:00 検温らしい。
そのちょい前に、ざーっと体温計を配給されて測る。
そのまま、また放置。
体温は、気になった時に測るものでは無くて、決まった時間にしか測る事のできない仕様になっている。
今まで枕元に必ずテルモの体温計があったのは、実は奇跡だったのだ。

ようやく、検温を確認しに看護師が来たときに、勝手に病院に入り込んだ状態から、入院した患者扱いをされた。

明日以降の流れ、以前にも貰った様式のレジュメ。
それに、クリニカルパス様式のスケジュール表みたいなの。

「明日は、お風呂なしなので、今日中に入って頭を洗う様に」の指示。
明日は、頭にネジ切りなのでお風呂には入れない。
ネジ切るのに、キレイでないとばい菌が入る。

ここは、お風呂は順番とって勝手に入れ、らしい。
男の子の日とか、女の子の日とかないのね。
それはありがたい。
30分間隔なのも、ゆっくり出来て助かる。

おふろは、まあ普通だった。
お湯は張ってなかったよ。
手の届きにくげな窓が開放されていて、ちょい寒かった。
台風が過ぎて、涼しくなったものですから。
湯冷めしない様に、しっかりシャワーを浴びました。

都度都度、お湯を張っているとは思えないので、これもこういう仕様なのでしょう。

17:00になると、お茶が出てきます。
ちょうど病棟の廊下の真ん中あたりに、やかんがいくつか出てまして、それにはお茶が入っておるので飲みたい人は勝手に憑いでいきなさいっという事だそうです。
給湯室はありません。
売店もありません。
自販機が、一番上の階にちょっとあるのかな。


そろそろ、晩御飯。
お昼は、あんまり美味しくなかったので、もう期待してない。

21:00から、明日の治療に備えて絶飲食になります。
今日は、早く寝る事です。

明日の予定は、10:00には輸液が始まって、11:00にはネジ切りされて、フレームのついた変な人になっている。

フレーム憑いて、MRI受けるときは安静にしなくちゃいけないので、鎮静剤が入る。
その状態で、お昼ご飯を食べるので、いや、フレームに取り憑かれているとご飯食べにくい。
それで、食べさせる介助のひとが必要になるのだが、うちのもし子さん(仮称)が、どうも都合が怪しくなった今日の午前。
あれはあれで、慣れるとなんとも無く食べれるんだが、心配なのでウィダーインゼリーをたくさん持って来た。
もし子さん(仮称)が来れなくても、たぶん何とかなる。

そうそう、ゴミ箱がないの。
どうして?
不便極まりない。
ひょっとして、ゴミ箱あるのが奇跡なのかな。

しかし、大部屋で普通の病棟で、フレームに取り憑かれてるのって、かなりおかしいな。
どんな風にまわりから見られるのか、ちょっと楽しみ。