2011年2月11日金曜日

20110211

薬剤師に異例の賠償責任 薬5倍投与で男性死亡


東京・虎の門病院で2005年、肺がんのため入院した大学教授の男性=当時(66)=が死亡したのは、正規量の5倍の薬を3日連続で投与されたのが原因だとして、遺族が計約1億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は10日、病院を運営する国家公務員共済組合連合会、担当した当時の研修医、薬剤師3人に計2365万円の支払いを命じた。
病院側は当時、記者会見を開き、投与ミスを認めていた。薬剤師3人のうち1人が実際に調剤。残る2人は用量などを確認する立場だった。原告側代理人によると、医療事故訴訟で調剤に関わった薬剤師にまで賠償責任が及ぶのは極めて異例。
浜秀樹裁判長は、劇薬に指定されている肺炎治療薬「ベナンバックス」の過剰投与と死亡との因果関係を認定。その上で「普段調剤しない不慣れな医薬品で、重大な副作用が生じる可能性もあり、用法、用量の内容を確認して、処方した研修医に疑問を呈する義務があった」として薬剤師の過失を認めた。
研修医についても、当時臨床経験3年目ではあったが、医薬品集を読み誤り、別の薬の投与回数や用量を薬剤師に指示する「通常起こり得ない単純な間違い」と指摘。「研修医と薬剤師による一連の行為が男性の死亡を招いた」と結論付けた。


2011/02/10 17:53   【共同通信】


お薬のプロが、三人揃って文殊の知恵。
これが揃いも揃って節穴さんたぁ。
どんどん、こうやって薬剤師の責任も追求して欲しいものです。
薬剤師はお薬のプロとして医療の一翼をになっている訳ですから、当然、そこにはそれ相応の責任がある訳です。
「異例の賠償責任」から「異例」が取れるように、普段からの存在意義と価値を高めて欲しいです。


処方がおかしいのは当然だが、調剤していて気がつけないのか。
流れ作業では緊張感も維持できないのか。
じゃ、チェックが2人が少ないのか。
調剤薬局じゃない。病院薬剤師なのに。
虎の門。
でも、調剤の時点で気が付いていれば。
期待された職能を発揮って言えると思うのですが。




取り違えの類は、ままある。
この間も、最後にフラッシュで入る生食を、よその患者さんに処方されているモノを取り違えて持ってきていた看護師さんがいた。
患者#を、バーコードでリストバンドに印刷してある のと、処方箋と、薬剤ごとにラベリングしてあるのと、あともう一箇所くらいかな? 患者氏名とコード#がバーコードで印刷してある。
看護師さんが持っているPDAで、各バーコードを順々にスキャンしてもOKが出ない。
はぁ、「なんででしょう」って見たら点滴にラベルしてある名前が違う。
生食100mlは同じだが。
エラーが出るのを、そのまま「おかしいねえ」と使ってしまえば、エラーの意味も、システム自体の意味も、全く無くなっちゃうんだが。


怠慢もある。
もともと、この病棟にいる看護師さんは、大概のコトはちゃんとしているんだが。
今年から、ギネから移って来ているひと。
タキソールを入れている最中は、ショックがあるかも知れないので、マメに血圧を測定するんですが。
・・そうそう、この間、隣のベッドでリツキサン入れててショックがあって、ちょっと、イヤかなり怖かった…。
リツキサンは、初モノで起きやすいみたいだが、タキソールも、これ迄、ショックが無かったからって、絶対に起きないって訳じゃないのよ。
如何いう勘定でタイミングを計ったのか、この看護師さんは点滴開始時と、10分後?の二回しか測らんかった。
五分間隔とかがあったりするから、次の血圧測定まで、しばらく雑談っていうコトがあるんだが。
このひとは、そういう時間を作らなかった。


ふーん。
舐められたもんやなあ って思った。
その人は、大概の仕事が雑。
こいつが、産科の病棟で新生児とか触っていたのかと思ったら、ま、まだこっちの方がマシだわい、だけど。
仕事、十分に出来ていない人は、じきにいなくなる。
出入りしていると、いらんコトがわかるようになる。
ま、早くいなくなって欲しいし、次の治療日に担当とかされたら、絶対に拒否するぞ。




予報では散々脅かされたものの、雪も降らんかったし、白いモノがどちらも少なめで。
さみしい幽閉の祝日ですが、いわゆる平日・金曜日なので、まだ気楽。
昨日と今日、GM-CSFの痛いのを注射してもらいましたので、明日あたりには人並みの白血球数になってるかな。
お天気は、まだ怪しいそうで、同様の経過を辿る?