2010年12月31日金曜日

つきいちはいえん。

気がついたら、明日は大晦日です。
年越しの準備はいかがでしょう?

外は雪がチラチラです。
明日は、すこし移動をしたいのですが、この雪ではままならない事もありそうです。
今年は暑くて、そして寒い一年でございました。


12月10日に退院して、一週間程経った土曜の朝のことでした。

床の中で、どうも喉が痛いので、昼前までゆっくり過ごしたのです。
喉が痛いと言うよりは、喉から下の、下気道が主に腫れている様子でした。
ま、日中はそれで、喉の痛みと37度とちょいちょいの微熱で過ごしたのですが、夕方から夜にかけてが大変で。

高熱がでるときには、悪寒がして寒気がするのですなぁ。
ブルブルと。
手足から血の気が引くように、((((;゚Д゚))))サムーくなって。
寒くて寒くて。
年を経ると、熱にはずいぶんと弱くなるのです。

この日は、39度6分までは測りましたが、あとは以前に肺炎をやったときに貰っていたロキソニンで誤魔化しました。
このロキソニンを数錠、手元に持っていたお陰でずいぶんと安心感が違うものです。
熱も、喉の痛みもコントロールがある程度は付きますから。
こいつが手元にある間は、何とか誤魔化せるだろうと。

翌日も、昼の間は微熱程度で。
徐々に下がるような素振りを見せるものですから、騙されて。

そもそもは、がーっと勢いよく熱発があれば、すわっ インフルエンザかと、それなりの挙動もあるのですが。
そうでなければ、何とか成るような気がするものでありんす。
で、翌日曜日の夜も39度を超えてから、ロキソニンを入れました。

火曜日は退院後初の主治医の受診日だったので、そこまで頑張れたら予約外でぼけーっと待たされうこともなかろうと、頑張ってはみたのですが。
日曜の夜も、とてもとても辛かったので、頑張るのを諦めて予約外で病院を受診しました。

8時に受付機に診察カードを通してから、門前の薬局で投薬を受けたのは14時をゆうに回ってました。
病院滞在 6時間。
ながかったぁ。
椅子に座り続けて、おしりが痛くなった。

以前の同じケースでは、ここまで時間を使ったことがなかったので、とても驚いたのですが。
たしかに、いろいろ時間がかかるような手順があったりはした。
一番は、電子カルテへの入力がトロイ医者に当たってしまった ってことかと。

主治医は、副院長と云う役職からして大概のお年が想像されながらの若ハゲだったかもしれない感じでお送りしているものの、やっぱそれは歳なんだが、しかし、いい若いもんがキーボードが使えなくてどうするよ。
その上、下手なくせに早く打てるように見せたいもんだから、勢いよくカチャカチャカチャって、なーに打ってんの?ほとんどがやり直しだべ。
見えっ張りなんだな。(若い医者連れて、総回診もどきなんかやるくらいだし)
そりゃ時間がかかるはずだわ。
投薬や、そこいらの指示のたぐいはマウスのクリックで済むようには成っているけれど、カルテの所見はちゃんと丁寧に書かねばのう。
語彙も少なかったぞ。
ワタルちゃんは、他の医者が見てわかるカルテを書けって、小さい字でいーっぱい書いてたけど、短い単語しか書いてないカルテは、どうなんだろう。

とりあえず、ジェニナックっていうニューキノロンとムコソルバンのLを貰って、あ、この人はアステラスにぐるぐる巻きにされているのかなって思った。
(おいらは、この間の肺炎の時のクラビットが良かったさ)

この日は、白血球は4,000/ulはあったけど、CRPは10を超えていた。
胸写で、両肺の肺門から先あたり、割とはっきりと影があって、気管支炎から肺炎の間って言われたが、いや、レントゲンでそんなハッキリな影って、おいらの腫瘍でもそんなにわかんないのに。
そうなの?

翌日、主治医のもとで再びの採血と、予定していた「ねじ込み」造影CTを撮像した。
二度手間のような感じだが、ま、しょうがない。
あんまり好きではないんだが、やっぱりすでに数年付き合うというか、診てもらっているので、ちょっと落ち着く。
そおういう感触を持つことに嫌悪したりするけど、ま、おいらもほぼハゲだし。

先月、入院中に撮ったCT画像も肺炎像だった。
今回も、またモヤモヤした肺炎像を撮像することに成るのかと、なんか、もったいねーと思いながら。
マルチで2㍉で切って撮像してくれたらしい。
むだだったな。
どういう割り振りで、マルチと普通のヘリカルとに割り当てているのか良く解らんが、でっかいのは消えているとしてで薄いスライスで撮ってくれているのだろうか。

いや、何が無駄だったかというと。
今回はねぇ、もやもやの肺炎像どころか、もうブッツブツで。
当日の採血では腫瘍マーカーも見てもらっていて、それを外来で確認してからのCT撮像チェックだったので、これが順序が逆だったら、ドキドキしていただろうなと思います。

も、ブツブツが肺野にいっぱいあって。
とりあえず、あれは何が肺炎で、何が腫瘍かはかなり判りにくい。
腫瘍マーカーが、正常範囲にもう少し。前値からほぼ半分っていうのを知らないと、げー、このふた月の治療はなんだったのって感じでしょう。
あれが全て、肺炎だって言い切るのもどうかとは思うけど。

いや、ケモ明け毎に毎月肺炎を起こしているのは、体力低下ですか?

そういう心配もありますが、ま、CEAがほぼ正常範囲に近くなったのは喜ばしい。
着実に、今の治療が効果を示していることが確認されているのは、ありがたいです。

5日分を投薬してもらった、抗菌剤を1週間に延長してもらって、1週間後に受診し、さらに投薬を1週間分貰ってなんとか拗らせずに肺炎を治めることができたようです。

しんどかった。

熱がでるとか、痛いとか。
そういうわかりやすいのは。わかり易いほどにしんどい。

一年で、ぐるっと回ってなんとか元の鞘?
年が開けて、阪神淡路大震災記念日以降に5、6クールを頑張ってみる。
今のうちは、アバスチンとカルボ+タキソがあっているようなので、あっているうちに畳み掛けとこ。
繰り返せば、体はへばる。
へばる前に、押し込もう。

そうよ、いつか赤血球は、成人男子程度に戻るのかしらん、と思っていたけど戻らない。
最初の化学療法以降戻らない。
レバーいっぱい食べたのに。
ま、体に、楽な薬ではないのよね。

メンタルでは、このところ不安定で、自己収束が出来てない感じだけど、また一年切符を貰った感じでやってみますよ。

希望は。もうすこし豆に更新したいの。
でも。
自動筆記とか?

つぎは、1月下旬にほぼ毎日更新のハズ。