2010年12月3日金曜日

黄砂飛来、空気中のカビや細菌5倍に 金沢大調査
2010年12月2日 asahi.com(朝日新聞社):サイエンス・ニュース
 黄砂が飛んで来ている時には、空気に含まれるカビや細菌などの微生物が、黄砂がない時の5倍多いことが、金沢大グループの調査でわかった。種類も通常時とは異なっていて、黄砂とともに中国大陸から渡ってくるとみられている。黄砂は肺の病気やアレルギー発作などに影響する可能性が指摘されており、グループは採集条件を変えて詳しく調べる。
 グループは黄砂が来た2008年5月と、来ていなかった09年4月に、石川県珠洲市の上空約800メートルの空気中から微生物の破片を採集。遺伝子を手がかりに比べたら、黄砂時には約5倍の濃度で微生物がいた。確認できた種類は、黄砂時に20種余り。来ていない時に見つかった9種とはすべて別のものだった。
 黄砂の影響を巡っては、京都大などのグループが小児ぜんそくの発作の危険性が高くなると報告。筑波大などのグループは、黄砂に口蹄疫(こうていえき)ウイルスの遺伝子が含まれる可能性があると警告している。
 グループの岩坂泰信・金沢大特任教授(大気物理学)は「空気中の微生物の濃度が、生態系や健康への影響と関連しているか調べたい」と話している。
 気象庁によると、黄砂は東アジア内陸部の砂漠から飛来し、00~09年度の10年間の黄砂の観測日は平均31.7日。4月を中心に3~5月が多いが、今年は珍しく11月にも飛来している。(木村俊介)
http://www.asahi.com/science/update/1129/OSK201011290041.html


先月、11月にもハデに黄砂は飛んできた。
そして、12月に入っている今日でも黄砂が飛んでくる。
もはや、黄土高原には季節感も何もあったものではない。

すでに中国のテロといってもいいんじゃないかと思えるこの黄砂が舞う日には、いくら天気がポカポカで、窓辺に陽射しが降り注ぎ、そして室温がぐんぐん上がっているとしても、窓を開けたりなんかしちゃいけない。
免疫の落ちた輩がマスクをして蠢いているようなところで、カビや細菌をたんまり運んでくる黄砂を導入して自爆テロか。

カーテンが、ビュンビュンと風に舞っている部屋があるんだよな。
廊下でつながっているんだが、よその部屋ではいかんともしがたい。
看護師自体が、一所懸命働いてくれているから、本人は暑いんだよね。
それで率先して外気導入したりする。

ベッドの下って、なーんにもないから、風がビューって通るのよ。
寝たきりで布団被っている患者さんは平気かもしれないけど、勤めて起きて座っている状態だと、足元だけ寒いんだな。
それも、イヤ。
フィルター通っていない、外気が入ってくるのも、イヤ。
フィルターがカビだらけってオチは、あるかも知れないが。

そもそも、空調が快適でないことが問題なんだ。
ま、これは解決はしないな。
極端に寒いか、酷暑か、そんな時の方が一定で過ごしやすくて良いというのは、どうなんだろうなぁ。


今日も、G-CSFのお世話になりました。
増えてくれているといいんですけどね。
明日は、採血をして状況を確認。
見込みで、火曜日に治療の予定です。

按配がよかったら、外に出られるかな。
黄砂がもたらした、カビと細菌が蔓延する外界に。

しかし、口内炎が痛くて。
それでも我慢して食事を続けるんだが、もう痛くて痛くて。
涙のかわりに鼻水がダラダラ出るのが、妙に情けない。