2008年11月25日火曜日

生えてきている爪 (2008-11-25)

剥がされて、残っている爪はたくましく(・・? 伸びています。

一日に、一度。
お風呂をいただく前後に、ご機嫌を伺ってます。

本日、またまた出血大サービスをなさっていらっしゃいました。
なぜでしょうか?
特に大きな変化はないのですが、血が出てますね。
痛くないから、きっと大丈夫なハズです。

剥がした爪のあとを引き継いでいる、「ぺらーん」な爪は、一枚岩ではありません。
触っても遠慮のない程度のサイズになってきているので、様子を見てみると、
どうも厚みにバラつきがあるようです。
爪に向かって左側は、ほぼ剥がされた爪の厚みのそのままが、ホンの端を彩るように残っている感じ。
ほかは、さながらマーブル模様の様で、ほんとに「ぺらーん」だったり、「ぺらーん×2」くらいだったり、「×3」だったり。。。
おそらく、付け根の爪母細胞の生き残り具合で、生えてくる爪の厚みが違うのでしょう。

ぺらぺらの爪では、みかんの皮とか剥けないんでしょうねぇ。

先週の皮膚科の外来で、爪囲炎の陥入爪の痛み回避で、テーピングを使って、爪の周りの肉を引っ張ってめり込まなくさせることで、爪が陥入する痛みを解消する方法をレクチャーして貰いました。
エクセレントです。

知り得た範囲で、コットンも詰めてみたりしてましたが、今は、テーピングも併て行うと、とても具合が良いです。
なんで、こんな簡単な方法を知らずに、薬ばかりをべたべた塗りたくって、爪を失くしてしまったんでしょうね。
うーん。
今日は、まったく薬を塗ってません。
塗らないで済むなら、それに越したことはありません。
そういう指導をして貰えて、本当に良かったっす。

アストラのバンデダニブという成分が、フェイズ3でエルロチニブとの比較で非劣勢が示されたそうです。
(リンクをお示し出来ればよいのですが、不慣れなもので出来ません。ごめんなさい。)
日経メディカルにも載ってました。

知合いのDr.で、同じように闘病されている方がおらました。(少々病歴も何もかも先輩でしたが)
その方に、「私が同じ身の上になりました」とお話しする機会があったときに、
「治療は日進月歩なので、たとえどんなことを、どうやってでも、今をながらえられることが出来れば、新しい治療を受けられるチャンスは増えるんですよ。だからどんな事があっても諦めてはいけないんですよ。」という趣旨のお話をされたことがあります。

従来の治療でハズレを出して来て「いわゆる新薬」のお世話になって、ようやくに永らえているわが身にとっては、
本当に身につまされる話です。

おなじ分子標的薬でも、モノが違えば効果が現れることもあるそうですね。
その選択肢が少しでも増えるのは、ちょーっとでも長生きしたい身の上にとって、すんごく幸せなことです。