2010年6月19日土曜日

タルセバで2年

そう、ぼちぼちタルセバを飲みはじめて二年になる。

あの状態から、二年の間、自覚症状なく過ごせたのは幸せでしたな。
ありがとうございました。
タルセバは、導入時に合う合わないが有るし、皮膚症状なんかはしんどい事もあるけれど、骨髄抑制が無いから日常生活が本当に普通におくられる、よいクスリだと思う。
これは、恐らく大体の分子標的治療薬や、他のEGFR-TKIであるイレッサなんかもそうなんだろうなと、思う。

でも、やっぱり効果がなくなるのは避けられなかった訳だ。
いつまで飲み続けられるかと思ったが、そろそろお暇の頃合らしい。
おおよその無増悪期間は、十五ヵ月ほど。
標準的な効果が一年ちょいちょいって感じだったと思うから、奇跡も何にもおこっちゃいないのね。

先月のCEAは40ばかり。
昨日、緊急で採血したのは、60あたり。
だいたい、ひと月に20づつ上昇しているらしい。w
これはこれは。

CTを撮影してもらって、前回の二月のものと比較すると、外来のディスプレイでもちゃんと確認出来るサイズに育っていました。
2,3ミリから、大きいもので18ミリ。
四ヵ月ほどでよくまぁ育ったものです。

主治医は、緊急にどうにかしなきゃって事でも無いが、タルセバの効果が無くなっている訳ではないだろうが、次の治療を検討する事も、考えてみる機会でも有る。と。
ルーティンの四週間処方を二週間にして貰い、二週間後にどうするかCTの読影結果と共に検討しましょうって事になった。

ま、早い話が、二週間の間に覚悟を決めてこいってこと。
入院、タイギイ~って気持ちを飼い慣らすってことだ。

次は?って聞いてみたら、アバスチンの名前が出てきた。
点滴なんだね。三週間で一クール。
普通は、カルボプラチンとゲムシタビンの併用。
最近は、エルロチニブ:タルセバとの併用での効果も報告されている。
プラチナといっしょかぁ。
また、毛が抜け散らかるのね。

禿げてもいいけど、
きくかな?

さて、長女がPCを占領して居るので、iPadで書いている。
辞書が違うので顔文字とかは使いにくい。
でも、タッチパネルのキーボードはなかなかの感触。

多分、こうやって病院で使うことを想定して、iPadを導入したので、あっという間に実戦配備となりそうだ。

リストラで仕事がどうのとか、心配しているバヤイじゃなかったデスわ。
仕事に復帰しない方が、ストレスかかんなくって結果はよかったのかもしれないなぁ。
って、思ってもあとの祭り。

仕事もおしまい、だし、自分で動けるのもあと二週間。
お世話になった皆さんにご挨拶してこ。
退院しても、戻るところは無いだろうし、けっきょく、所得保障保険のお世話になって一生が終わるのね。
あとは、宝クジ頼みだ。