2009年4月3日金曜日

傷病手当給付金給付期間満了 (2009-04-03)

ざーっというと、二年前に右の上葉を切りました。
それから二年がたったところです。

この一月で、傷病手当が切れちゃいました。
収入なくなるなぁ。。

自分的には、たぶん手当の期限が切れるなぁ、、、と思っていたのですが、あれは申請してから給付までに時間がかかるので。
その給付までの期間中、まだ私は幸いなことに会社に所属しているのですが、
その会社の人事の方が、現在の休職状況に関してお話がしたいと、面談に来られました。

私は、体調は本当のところ、ぼちぼち。でも、現職の上司と仕事をしたくないのが相当の理由に、復職を勝手に延長しています。

何、言われるんだろう。

いやいや、このご時世。
ふつう、この状態で身分が保障されること自体奇跡的。

ともあれ、人事担当者は、顔が見られてよかった。。。へ?
本来なら一年の休職期間を超えると復帰はないけど、本部長の決裁で一年延期になったよ~
よかったね~みたいな感じで。。。
なんでだろう、本部長、たいして仲良くないのに。。。

うん、でもよかった。
期間のことは失念してた。

そのついでで、
まだ傷病手当が8月まで出るからね~
って、資料を残して帰って行った。

それは、おかしいなぁ。
たぶん、そろそろ終わりだと思っていたのに。
でも、書類をそろえて送ってくれるのは会社なので、
私の勘違いで、会社の言うことのほうが、たぶん正しいさって、思いますよね。

次の週に、保険組合から届いたのは、
1月中旬以降の傷病手当は期間満了につき切り捨て御免。の通知だった。

同じ傷病では、1年と6か月の給付期間。

復職したら、停止と聞いていたな。。。
半年ほど復職して、再度、休職した時に給付がもらえたから、、、おかしいのかな?
別物なのかな?とか勘違いした。

人事の担当者も、対応には色々と困ったらしい。
結局、審査がケースバイケースの個別対応だからだ。
基準があいまい。基準があって、無い。
いや、なくて後付けで、ぐにゃぐにゃ言うらしい。

私は、切除後に、モノはないが再発予防で化学療法を受け、その後はモノに対する治療はないが、経過観察を半年で、鉱脈を掘り当てた。

逆に、モノがあっても、1年とか1年半とか治療を続けながらでも勤務実績があれば、再度入院して休職しても、傷病手当の対象になるそうだ。

うーん。そうか。何が基準?
こっちは無治療なのに。

私は、半年では短いので、再発ではなく、治癒していなかったと言われた。
逆に、治ってなくても、仕事ができていれば対象だという。
私は、月々の血液検査を先延ばして、さらに1年先で手遅れになって(笑)いればさらに1年半か、生きている間に、手当はもらえたらしい。
早期発見なんてしないほうがマシらしい。

病理検査して、モノが違うといわれない限りは、、、再発?
そもそも再発という言葉がおかしいのは、なんとなくわかる。

しかし、これの審査をしているのが、病名と病気の関連のわかってない事務官風情なのだから、少し納得がいかなかった。
「私は、医者じゃありませんからわかりません」っていう奴が窓口だと、余計に腹も立つ。

結局復職しても、ターミナルな方は治療に入る期間をコントロールするとか申請を工夫しないと、傷病手当はもらえないらしいです。
まぁ、それ取得を目標にやっているわけじゃないんですけどね。
でも、お伺いで、保険組合に電話したり、保険審査官に電話したり、
病気になったのが悪いみたいな対応ですもんね。
好きで、病人はやってないんですけど、世間様の、まぁ公務員とかの類は、ほんとうに他人の福祉を考えている人のする仕事じゃないのかも。


ともあれ、2年生存率をクリアしました。
エンハンスのCTを撮って、昨年年頭に転移があると言われていたリンパ節には、
しこりがあるけれど、サイズが小さくてなんとも言えなくなっていると。
なんとも中途半端な、コメント。
これをもってPETを考えていたのですが、あんまりメリットないよ~って。
小さくても、映らないし。。。

でも、肺野に広がっていたものは、今はないのだし、落ち着いてます。

私に、5年生存は20%です。
取り残したかも知れないので、と教えてくれた執刀医は、最寄りのがん治療の拠点に異動になって、顔を見ることもなくなってよかったです。
そんな拠点で、何をするんでしょう?
不幸な患者を増やすことのないように、下っ端でいて欲しいものです。

まぁ、なんにせよ順調なのが不思議です。

傷病手当が無くなったので、仕事をしないといけないの、よね。
保険をかけている補償金の給付額。
それで正味、生活可能か?


節約、節制。
すべてはそれにかかっているのでした。