2011年9月16日金曜日

20110915 なんか痛い。

術後経過。


今回、おでこの麻呂はバランスが悪く、人様にお見せしたくない感じだった。
でも、その気持ちを察してくれたのかどうだか、みょうに痕跡の自己主張が少なく、ほとんど目立たない。


前回は、リハビリで通っていた整形で、「コレどうされたんですか?」と指摘を受けたが、今回は、当方がその心配さえしていない。
なんで、こんなに目立たないのか?
むしろ、かえって不思議。


しかし、後頭部下部のフレームがネジ結合していた部分は、特に左のそれが痛んだ。


あれは、フレーム装着後、施術までの待機時間が長かったので。
麻酔で、フレーム装着部のネジが痛まないのを良い事に、そのフレームを装着したまま寝転んでiPadを眺めたり、寝転んだまま音楽を聞いたりという、後になってみればそれはおそろしい姿勢を何度も繰り返すという無謀としか言い様のない、その為体。


麻酔が効いていなければ、仰向けで横になると、キリキリとネジが食い込む痛みで、きっと叫びもしたろうに。
下手に麻酔があるばかりに、ネジは炎症を増大させ続けるばかりだった。
そのことが今の私を苦しめる。


痛いなあ。
じくじくする。
ネジって、骨まで届いているんだろうね?




いやいや、それもそうなんだが。
さすが、二回目はうんぬんですよ。
前回も、左っ側に多く転移巣があり。
今回も、それ同様で。


左半球に集中的に施術がされるからなのか。
それとも、再治療は副作用がうんぬんとご指摘いただいた結果で、コレが起こっているのか。


前回は、全体的に痺れが延々と続いていたんですが、今回はなんと痛いんです。
何なんでしょうね、この感覚って。
痺れの先にある痛みなんでしょうか。


でも、痛みとしてはその下部にあるネジ切りがあるのを忘れてゴロゴロしていた報いと同じ痛み方なんです。
じゃあ、あんまり値打ちがないのかも。


でも、局所的な痛みじゃなくって、結構広範に痛んでます。
辛い、とまでは言わないんだけど、あまりNSAIDsが効かない痛みのようです。




一週間が過ぎて、前は痛まない。
後ろは左が少しジクジク。


んで、左頭頂部を中心に痛みがある。


そんな感じです。


これは、いつ迄続きますかね。
痺れなら我慢も容易いんですけど、痛みは嫌ですね。




しびれ、むくみ、いたみ。
 ですね。

2011年9月15日木曜日

( ゚Д゚)ウヒョー

ほんと( ゚Д゚)ウヒョーっていう背景があったので、
思わずこれに設定してみました。
三年くらい固定にしちゃいます。


あ、フライ2 デビッド・クローネンバーグ。

2011年9月8日木曜日

20110908 ガンマナイフ #2

長かった。
遅くなった。
忘れるといけないので、今日の出来事をまとめておきましょう。

午前中、9時前にルート確保のための点滴が始まる。
(術中、何かあった時の為のルート確保)
しばらくぼんやり。
もし子さん(仮称)登場。
そしてぼんやり。

10時半過ぎにお呼びだし。
だったと思う。
ぜんぶ、身ぐるみ剥がれて、メガネないとやっさんになって困るので、眼鏡だけは堪えてもらう。

独歩で検査室入り。

とりあえず、持参したバスタオルを敷いてストレッチャーの上に寝る。
右腕に血圧計巻かれる。
右足の親指にパルスオキシメーターが挟まれる。
左腕のルートから先にかけて、温められたおしぼりがあてがわれる。
たぶん、セデーションで「腕が痛くなるかも知れません」な注射を2回か、3回されたので、その血管痛の予防の為だったろう。
おでこのネジ切りの際に、血が目に入っちゃあいけないので、と、両目に目隠しがわりのガーゼがあてがわれる。

血圧が、安定しているのを確認した所で、ストレッチャーからお引っ越し。
よくある「イチ、ニ、サン、せーの」みたいな奴で移動。
ルートから、何やら鎮静剤と思われるモノが入ってくる。

フレームがあてがわれて、おデコからネジ切りが始まる。
痛いね。

んで、後頭部もやる。
やっぱり痛いよ。

たしかに私は「イテテテテ」と申しました。

実感として、前回より痛かった様な気がするんだけど、たぶん、変わらないんだと思う。


フレームで固定されたら、MRIを撮ってもらう。
薬が効いていて、気持ち良く過ごしていたけれど、腕が痺れたり、何やらかんやらあったはず。
造影剤は使ったはずだが、全く記憶にない。
気持ちよく小一時間を過ごして、病室には車椅子で帰還。
到着して ひと息つく前に、食事が配膳されてきた。

フレームのバーが、ちょうど口の前を通っているので食事が摂取しづらい。
飲み物も、すんなり飲めない。
ストローも、まっすぐのまんまでは使えない。
うん、眼鏡も架けられない。

困った時間。

なので、介助が必要なのです。
しかし、昔取った杵柄ではないが、自転車の運転やマニュアル車の運転は身体が憶えて忘れない…の類いか、らくーに食事が摂れてしまった。
前回は、ぼろぼろこぼしたもんだが。

もし子さん(仮称)ありがとう。
用事もあるので、もし子さんは帰って行った。

そこからの待ち時間が結構、長かった。
紹介時の画像は参考なんだろうけど、当日のMRIによって施術は変わるんだろうから、当日になってみないと時間がわからんですたい。

ぽけーと過ごす時間。
iPadで暇をつぶすのも、フレーム装着状態での自由度の低さと、何より眼鏡がかけられない状態では不便極まりない。
施術中は、寝るくらいしか暇が潰れないのはわかっているので、ここで昼寝をしてはいけない。
時間を潰すことに手詰まり感を覚える頃、ようやく「そろそろです」の声がかかった。

結局、15:30頃から、ガンマナイフのお部屋に入れてもらいました。

再び、持参したバスタオルを敷いて寝転ぶ私。
部屋に持って行くのは、さっき敷いたバスタオル、施術中に流してもらうお好みのCD、フレームを外す前にロキソニンを内服するので、それを服む為のコップとストロー(フレームがあるから)

前回は何も持って来なかったことを後悔したので、今回は、ちゃんと持ってきた。
持参したCDは、「SENOR COCONUT」の「YELLOW FEVER!」 YMOのカバーをラテン系のノリノリでやってくれてます。
結構、好きです。
同じく「KRAFTWERK」のもあるんですが、人様と共有するにはもう一つの様な。
それはさておき、このCD、結構長いんですが、施術中でほぼ二巡しました。


この二月にも、MRIは撮像したのですが、そのときには何も写っていなかったのに。
ほんの半年あまりで、そんなにたくさん転移して増殖するんですなあ。

フレームで、固定して照射するので、場所によってはフレームの固定位置を変更しなくてはいけません。
一つの固定位置で、照射して、そこのサイズによって照射時間が変わります。
都合やったのは、覚えている範囲で、15分、15分、15分、18分、19分、15分、20分、15分。
最初15分が4回だった様な気もするんですが、前半はウトウトしていたので定かでないです。
それに、最初に「2時間半」って言われたので、恐らくそうなんでしょう。

初めて受けたときには、10分間隔でトータル50分だったと思うのに。
すごい勢いなんですよ。
つぎは、たぶん、全脳照射なのかな…悲しくなりますね。

時間もかかるし、申し訳ないのでぶっとおしでやって貰った。
喉が乾いたけど、ま、寝ているだけだし。
最後の15分のまえに、起こしてもらってロキソニンを服んだ。

終わって、寝台からおりて車椅子に移動。
車椅子の上で、犬猫が手術した時に傷口を舐めない様に巻かれる、恥ずかしいシャンプーハットの様なものを首に巻かれて、ネジ切りを外された。
ガーゼ?をあてて、伸びる肌色のテーピングの様な絆創膏で圧迫されている。
(ネジ切りを取った後で、恥ずかしいシャンプーハットは解除されるのですが)

車椅子で、ルートの点滴がちょっぴり残った状態で帰ってきた。
昼と同様に ひと息つく間も無く、食事が配膳されてきた。

ご飯を食べて、歯を磨いて、しょぼい缶コーヒーを飲んで、なんと無く落ち着いた様な気がするので、思い出しながら書いている。


特に変わりはない。
ひょっとしたら、フワフワ感があるのかもしれない。
でも、普通に階段を二階分上がって自販機でクソまずい缶コーヒーを買って来れたし、ふたたびお茶も買い、さらに家族に電話もかけてきたので、あら三往復できてるから大丈夫。

ただ、頭の表面が痺れてますね。
これは、半年ばっかし続くですよ。
ちょうどですね、抜歯する時の麻酔がうすーく、ずーっと続く感じです。
不思議な感覚です。
だんだん抜けてくれますけど。
あ、頭髪も抜けたりするでしょう。

前回は、三ヶ月毎にフォローしていてもとても安定していました。
今回は、未だ原発(福島のことぢゃないよ肺の原発巣の事だお)のコントロールが怪しいので、次のステップも「治療」てことが考えられるわけです。
とりあえず、三回目のアリムタが待っちょりますよ。

明日の午前中に退院の予定です。

なので、明日の昼食はいらないですし、その旨は貰ったレジュメなどにも書かれているのですが、なぜか看護師が入れ替わり立ち替わり、「明日の昼食は要りませんか?
」と聞きにくる。

食べさせたいのか?
そんなにご馳走の予定なのか?
大量に退院・転院があって、余るのか?
君たちの指示連絡系統は、いったいどうなってるんだ?
一人に伝えても、情報を共有できないほど人数が居るようには見えないんだけど。

しかし、あれですね。
ガンマナイフセンターの先生方も、看護師さん受付の方も、とても感じのよい素敵な方ばかりで居心地がよいのです。
たぶん、ガンマナイフセンターと病院はまったく別物で、この病院の程度が、まあ。

看護師にタメ口きかれるのって、嫌じゃありませんか?

2011年9月7日水曜日

20110907 ガンマナイフを受けにきた。

明日、ガンマナイフを受けるために入院した。

ちょうど、予定時刻の11時に到着。
受付を済ませて、脳神経外科の受付に移動。
先客あって、ガンマナイフってこんなんするんですよっていうビデオを見ておられた。

書類を出したり、服用している薬を確認してもらったり。
んで、外来で主治医に「何か、質問ありますか?」と問われるが、いまさら聞くこともなし。
明日のMRI用の同意書をいただいてサイン。

看護師に連れられて、検査に移動。
先客は、胸部単純に心電図。
私は以前に写真はとっているからと、心電図だけだった。
ふむ。写真を撮るのに、すごい寒かったのを思い出した。

心電図をとって出てくると、先客は居なくなっていた。
しばらくポツネン。
5分あまりは放置されていたが、先の看護師がやって来て病室に連れていかれる。
その前に、いまさら「以前受けておられますが、ビデオみられますか?」と聞かれた。

前回は個室だったのだが、今回は4人部屋だった。
2人先客。
6人部屋を4人仕様で使っている。
何とも殺風景。
カーテンの仕切りを変更しただけなので、無駄なスペースがより一層の殺伐感。

あるのは、ベッドと使いにくそうなテレビ台のようなもの。
フランスベッドとは書いてあるが、コクヨの事務用引き出しの方が丈夫で使いでが良さそう。

ベッドは、異常に床面が高くなっている。
じいちゃんとか、よっこいしょな事をするのに腰を曲げるより、じいちゃん自体が高い位置にあった方が腰に優しいからか?
レンチ?いずれにしても道具があったので座りやすい高さに下げてやった。
策もなかったので、自分で何とかした。
寝返り打って床に落ちるのが目に見えているから。

いつもの入院先のベッドは、もっと扱いやすいタイプだったので、少し移動させるだけでも大仕事だった。
そんな事は、まあいい。
気がついたら、お昼を随分回っている。
入り口のじいさんは、付き添いと一緒に食事をしている。
向かいにもう一人いるんだが、このじいさんは絶食中の様で、輸液がぶら下がっている。

いや、しかし。
いつ配膳されたのかな?
私のご飯はまだかな?

それよりも、看護師に連れられて来たけれど、そのあとのオリエンテーションみたいなものは、何もないのかな?
おそるべし個人病院。

だいたい同室のじいさんたちは、何でこんな所に入院するという選択肢を選んだんだろう?
私には理解できない。
社会的入院?

さすがにお腹が空いたので、自力でナースステーションに出向いてみた。
廊下に、給食カートがある。
ひょっとして自分で配膳するセルサービス形式か?
個人病院ならありえるな。

でも、乗っかっているのは食後の御膳ばかりで、私の名前が入ったものはなかった。
やっぱり、ナースステーションに行くしかない。

「食事はどうすればいいんですか?」
「御膳を下げるんですか?」
「いえ、食事が来ていないんですが」
「え? 探して持っていきます」

探すのか。

食事は届いたが、入院して来た患者に対する扱いは当分されなかった。
何だか、不思議な病院だ。
前に来た時も、結構な違和感を覚えたのを記憶している。

食後の洗面所で歯を磨いたら、掃除道具や、ゴム手袋が普通に洗面に並んでいるのが、どうにもこうにも。
スペースがないのはわかるんだが、もう少しなんとかするべきだろうなあ。

14:00 検温らしい。
そのちょい前に、ざーっと体温計を配給されて測る。
そのまま、また放置。
体温は、気になった時に測るものでは無くて、決まった時間にしか測る事のできない仕様になっている。
今まで枕元に必ずテルモの体温計があったのは、実は奇跡だったのだ。

ようやく、検温を確認しに看護師が来たときに、勝手に病院に入り込んだ状態から、入院した患者扱いをされた。

明日以降の流れ、以前にも貰った様式のレジュメ。
それに、クリニカルパス様式のスケジュール表みたいなの。

「明日は、お風呂なしなので、今日中に入って頭を洗う様に」の指示。
明日は、頭にネジ切りなのでお風呂には入れない。
ネジ切るのに、キレイでないとばい菌が入る。

ここは、お風呂は順番とって勝手に入れ、らしい。
男の子の日とか、女の子の日とかないのね。
それはありがたい。
30分間隔なのも、ゆっくり出来て助かる。

おふろは、まあ普通だった。
お湯は張ってなかったよ。
手の届きにくげな窓が開放されていて、ちょい寒かった。
台風が過ぎて、涼しくなったものですから。
湯冷めしない様に、しっかりシャワーを浴びました。

都度都度、お湯を張っているとは思えないので、これもこういう仕様なのでしょう。

17:00になると、お茶が出てきます。
ちょうど病棟の廊下の真ん中あたりに、やかんがいくつか出てまして、それにはお茶が入っておるので飲みたい人は勝手に憑いでいきなさいっという事だそうです。
給湯室はありません。
売店もありません。
自販機が、一番上の階にちょっとあるのかな。


そろそろ、晩御飯。
お昼は、あんまり美味しくなかったので、もう期待してない。

21:00から、明日の治療に備えて絶飲食になります。
今日は、早く寝る事です。

明日の予定は、10:00には輸液が始まって、11:00にはネジ切りされて、フレームのついた変な人になっている。

フレーム憑いて、MRI受けるときは安静にしなくちゃいけないので、鎮静剤が入る。
その状態で、お昼ご飯を食べるので、いや、フレームに取り憑かれているとご飯食べにくい。
それで、食べさせる介助のひとが必要になるのだが、うちのもし子さん(仮称)が、どうも都合が怪しくなった今日の午前。
あれはあれで、慣れるとなんとも無く食べれるんだが、心配なのでウィダーインゼリーをたくさん持って来た。
もし子さん(仮称)が来れなくても、たぶん何とかなる。

そうそう、ゴミ箱がないの。
どうして?
不便極まりない。
ひょっとして、ゴミ箱あるのが奇跡なのかな。

しかし、大部屋で普通の病棟で、フレームに取り憑かれてるのって、かなりおかしいな。
どんな風にまわりから見られるのか、ちょっと楽しみ。

2011年9月5日月曜日


精神安定剤不正入手「偽造、見抜くのは困難」


2011年9月3日   提供:読売新聞
薬剤師会 詐欺容疑で被害届提出へ


 静岡市内の薬局に偽造された処方箋が提出され、精神安定剤が不正に処方されていた問題で、同市薬剤師会は2日、今月中にも県警に詐欺容疑で被害届を提出する方針を明らかにした。偽造の手口はカラーコピーという至って簡単なものだが、薬局関係者は「精巧で見抜くのは難しかった」と口をそろえる。


 市薬剤師会などによると、処方箋に名前が書かれていたのは静岡市に住む40歳代の女性。2008年から約3年間にわたり、同市内の薬局約30軒で約400枚の処方箋が提出され、精神安定剤約7万錠が処方された。処方箋のうち12枚がカラーコピーだったという。カラーコピーを見た薬剤師の1人は「判子の部分も本当に押してあるように見える精巧なものだった」と話す。


 県薬事課によると、女性は複数の医療機関で受診し、多数の処方箋を得ていたという。


 静岡市内で2日、記者会見を開いた市薬剤師会は病院や薬局が、患者が複数の医療機関で受診する「多重受診」をして、大量の薬の処方を受けることを見抜く方法がないことに触れ、「法的には問題ないが、1人の患者に必要量の10倍の薬が処方されており、悪用されている可能性がある」と指摘した。


 不正に処方されたのは、精神安定剤「エチゾラム」で、神経症による不安や抑うつ、睡眠障害などに効果があるという。


 問題発覚を受け、同会は市内約200の薬局に対し、偽造処方箋が相次いで見つかった問題の報告と、注意喚起の文書を一斉ファクスした。また、市薬剤師会は6、7月、同市内の医師会と保健所などと緊急に対策会議を行っていたという。


 静岡市葵区西草深町の薬局に勤める薬剤師宮永文則さん(43)は「処方箋の押印部分を印刷で済ませてしまう医療機関もあり、複写と見分けられない」と指摘する。実際、有効な処方箋か医療機関に電話で確認したこともあるという。再発防止策については、「コピーすると『複写』という文字が浮かびあがる処方箋にするなど、医療機関側の対応が必要だ」と提言する。


 県警は、県などからの報告を受けてすでに捜査を始めており、有印私文書偽造の疑いもあると見て、慎重に調べを進めている。


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薬剤師、要らなくね。
カラーコピーくらい見分けられるでしょ。
節穴ですね。
節穴約60個。